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来週10月31日の火曜日の分数講座step1に向けて、準備をしているとこです。
今回の分数講座step1では、
基本的な分数の計算を押さえ、
特に力を入れてお伝えする内容は小学5、6年生の「分数÷△」です。
小学5年では「分数÷整数」を習い、小学6年では「分数÷分数」を習います。
その中でもっと取り扱い注意なのが「分数÷分数」です。
このときに、『ひっくり返してかける。』という言葉を使わずに教えていくことが要点であり、このことが将来、高校数学での計算をスムーズにするポイントにもなります。
だって、高校では
⇐(この分数はブログの中で何度も紹介してきました。)
を扱うのですから、これを「ひっくり返してかける」という概念では、分数の棒が3本ありますよ。ということは ひくっり返して、ひっくり返して、…と考えると頭の中がぐちゃぐちゃになり、分数の棒が4本でてくると…さらに。これでは限界があります。「ひっくり返してかける」の言葉は避けた方がいいです。
高校の授業で初めてこの分数の分数(繁分数)を習いますが、これを授業で教える時間は20分ぐらいかな。高校の授業のスピードは半端ではなく早いです、ゆっくり取り扱う時間はありません。だから、この繁分数は多くの生徒を幻滅させることになるのですが、この繁分数が苦労なくできる子は高校数学で出てくる途中の計算が楽になりいろんなことが自由になります。
そのはじめの一歩が小学5、6年の「分数÷△」となります。
そして、小さいときに身に付けたものはよーく見についていて、いざっという時に小さい時の癖が出てしまいます。そこで「ひっくり返してかける」の言葉がこびり付いてしまうと、それがネックで上手く受け入れられない生徒も多くいました。
そこで、私がやってた作戦はこの繁分数は高校2年生(数学Ⅱ)で習うものなのですが、高校1年の4月(入学してきてすぐ)~6月の2か月間、朝学(授業前の勉強)を使い分数計算を特訓し、繁分数までこの時期に仕込んでいました。そうすると、いろんな計算が楽になりちょっとだけ数学に希望がみえるようになります。計算ができるだけで、随分違いますよ。
今回の講座は主な対象が小学4年~6年ですが、小学3年生が分数を習い始めたっとう情報をいただきました。あらっ!小学3年の分数は12月頃かなっと思っていましたが、使う教科書や各学校の方針で進度が大きくちがいますね。是非、私の方にお子さんのやっている内容の情報をお知らせください。ブログの下方のコメントやメール等で。いいタイミングでいい教え方しないと、やはり効果は上がりません。
ということで、小学3年で分数を初めて習うお子さんには、学校や教科書にもあるとおもいますが、まず目で見ながら分数を理解するのがいいですね。
と分数習い始めの3年生では1を何等分する方法で教科書は進めているようです。だから、上のように図を書きながら授業で習った復習をお子さんと一緒におさらいするといいですね。
1を何等分の考えでは
〇1個のケーキを3人で分けると一人分は1/3は小学3年はいいですが、
2個のケーキを3人で分けると一人分は2/3はいきなりはダメですね。
⇒1個のケーキを3人で分けると二人分は2/3と、ここでは教えるのがいいですね。
でも、「2個のケーキを3人で分けると一人分は2/3である」
つまり「2÷3=2/3」はどうしても必要な考えです。
小学4年ぐらいでは教えるのでしょうか??????小学3年でもいいのか??
この2÷3=2/3ができると、分数÷分数をするときも「ひっくり返してかける」の言葉を正しい言葉で言いなおすことができます。
小学校のうちに分数をしっかりと身に付けておくと、中学、高校での数学が随分と楽になり、それは必ず自信になります。是非、お子さんの学習にゆっくり丁寧に付き合ってあげて下さい
それと、
今すでにお子さんの算数、数学で大変な状況になっている方、一歩先にいった学習をさせたい方、個人でしっかりと講義を受講したい方は個別相談講座(プライベート講座)も用意しています。ホームページよりお申込みください。