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計算のじゅんじょ、きまり(小学2、4年)これは因数分解の始まりだ。

2017-11-05 14:39:53 | 算数の教え方 7

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 この3連休いい勉強できましか?今週テストがあるなら、その対策は上手くいってますか?

 もし既にテストが終わっているご家庭でしたら、日曜日はワンランク上の学習習慣をつけるうってつけの曜日です。以前から言っている、ワンランク上の学習習慣は「予習の習慣」ですよね。月曜日の授業の内容の問題を、お子さん自身の力でやらせるだけですよ。是非、テストがすでに終わっているお子さんには進めてみてください。

 また、今日は4年生の『計算のきまり』について、以前もこの内容のお話はブログでしましたが。ここの内容は、非常に頭を柔軟に使ういい訓練になります。私のこの単元を結構重要視してます。ここで、扱われている問題を見てみると、この問題達は数学の因数分解につながっていくものばかりです。

 因数分解は中学と高校1年で扱われる単元です。因数分解とはカッコを作り出すものです。

中学レベルの因数分解はさほど難しくないのですが、高校1年の因数分解となると戸惑う生徒も出てきます。実は因数分解には順番っというものがあり、その順番を守れば誰だってできるのですが、順番を守らない生徒には解けません。きちんと順番は守ろう

 まあ、因数分解自体は先の話ですが、小学2の「計算のじゅんじょ」、4年生の「計算のきまり」での「くうふして計算しましょう」の問題は因数分解と同じ頭の使い方を要求しています。だから、この分野もちょっと力を入れておいた方がいいですね。では少しやってみましょう。


小学4年生問題


ここで、数学の因数分解についてちょとだけ、

因数分解とはカッコを作り出すことです。

そして、因数分解には順番があります。その順番は基本的には5つです。

その順番の1番目【つまり1番強い規則】共通なものでくくる。

 を意識して、小学生の問題を見ていきます。


まず、(1)(2)このまま左から計算すると大きな数字になります。楽に計算したいです。(数学はいかに楽に正確に答えにたどり着くかが重要です)

そして、数学の因数分解のことを意識してカッコの式をきちんと書かせてくださいね

次に(3)、(4)。ここは、因数分解の順番の1番目です。

共通なものに気づいてもらわないといけません。

お子さんに、「共通なものはないかな?」と尋ねて、その数字に印をつけてあげると見やすくなると思います。

さて、(5)、(6)この問題は高校数学の二項定理や大きな数字の余りの問題を解くときにつかう方法です。(二項定理は多くの高校生が苦手であり、避けてしまいます。)小学生のうちから、少しだけ慣れておくと高校でも違和感なく付きあえると思うのですが。そんなに難しいのもありません。見てみましょう。

見て分かりますか?これは(3)、(4)の共通なものでくくるっということの逆をしています。そして104=100+4、99=100-1と気づいて解いていくわけですが、

いきなり104=100+4、99=100-1とは気づけませんよ。こういうタイプの問題に何度かやって、「10△=100+△」てかけるかも、「9☐=100-〇」と表せるかもって知るしかないですね。でも大丈夫、お子さん達の頭はすごく吸収力がいいので、この簡単は仕組みはすぐに身に付けてしまいます。だから、何度かはやらせてください。

今回(1)~(6)を扱いましたが、タイプとしては3タイプです。

タイプ1 (1)(2):計算の順番を工夫するだけで楽になるタイプ。

 お子さんへ声かけ「何か楽に計算する方法ないかな?」


タイプ2 (3)(4):共通なものでくくるタイプ

将来の因数分解に向けての第一歩です。ここは是非とも強く印象付けさせてください。

 お子さんへの声かけ:「共通なものを探してごらん。」


タイプ3 (4) (5):「10△=100+△」、「9☐=100-〇」

ここは、お子さんと一緒に発見しながら、やさしく

 「へー 104=100+4 or 99=100-1と考えることもできるんだね!」と声をかけてあげるとお子さん楽しみながら気づけるようになると思います。


そして、そっと「(小学生には)この3タイプしかないよー」とささやいてあげると気が楽になります

ぜひ、しっかりと「計算のじゅんじょ」「計算のきまり」を身に付けさせてあげてください。カッコを使った途中式を絶対に書かせてくださいね!!!!!!!!

数年後の高校数学での因数分解、二項定理の出来が楽しみです



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