目指せ!ツール・ド・モンブラン。

フランス・イタリア・スイスを巡る旅「ウルトラトレイル・ド・モンブラン」UTMB他大会やハワイトレイル、国内のラン旅など。

温泉文化と癒やしの力美容パワー 講演会

2008-11-18 | エイドステイション
I LOVE 温泉!17(月)、市ヶ谷で行なわれた「温泉文化と癒やしの力 美容パワー」に行ってきました。この講演会、内容が「ヤバイ」くらいに面白かった。僕のトレラン後の温泉入浴に多大な影響を及ぼしそうだ~。

講演は温泉関連の著書も多い温泉学者の松田忠徳氏温泉ビューティ研究家の石井宏子氏によるものでした。僕はトレイルランニングと同じくらい温泉が好きで、最近特にその傾向が強くなっています。俗にそれは年をくったという事らしい(笑)。
そんな愛しき温泉をもっと知りたくて講演会に参加。そして、講演会は期待を裏切るくらいオモロい内容でした。

「病院の臭いがする温泉」
最近の温泉は病院の臭いがするところも!そう・それは塩素です。病院の塩素消毒で雑菌を殺すあれです。温泉の成分が死んだ風呂に浸かり「あ~気持ちいい」はありえませんとのこと。とほほ。

「医者ほど温泉好きな人種はいない」
普段患者さんに薬治療を進めているお医者さんが実は、温泉好きでホンモノの温泉(ニセモノの温泉もあり)に頻繁に通っているという事実。これは微妙に問題提起だ(笑)。

「天然温泉?」
よく街の温泉施設に天然温泉と書いてありますが、もともと温泉は天然で当たり前。それなのにわざわざ天然って記載してあるとはどういったことでしょう??「天然草津温泉」なんてものは世の中に存在しません、とのことです。確かに~。

「温度よりも湯量」
温泉が地下から地表に湧出した瞬間に酸化が始まり、その泉質が弱くなっていくそうです。湯量が多ければそれだけ空気に触れることが少なくなり、結果的によい泉質の温泉となります。湧きたての源泉に入ろう!

「湯口より湯尻」
温泉の効果を最大限得るために、まずはかけ湯をして自身の汚れを落とす、と同時に湯温と体温の同化を図ります。そういった意味で湯温の一番低い湯尻(湯口=源泉が流れる口)から入って序々に湯口に近づき、最後は思いっきり源泉の恵みを全身に浴びるのがよいそうです。
・・ただ単に湯尻の方が入りやすいからではなくって(笑)です。

上記はまだまだ話のプロローグ。デーブ・スペクターに声も発音も似ている松田先生のトークは怖いもの知らずで講演内容もデーブのようにシニカル☆トーク全開です。それだけ日本にはツッこみたくなる温泉(または名ばかり温泉)があるのでは。
ご関心ある方は上記先生方の本をお読みになってみては。僕はまず松田先生の「温泉教授の温泉ゼミナール」から読んでみようと思います。

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