【ジャンプ会場にて】
Salpausselän Kisat:2005年3月撮影
Salpausselän Kisat:2005年3月撮影
この大会に出掛けて最初に感じたことは、フィンランド人が自国の国旗に熱烈な愛情と誇りを持っているということである。世界を相手にしたこの試合に、老若男女が誇らしく自国の旗を持参し、自国の選手を応援している。
では、日本人が「日の丸」に対してこのような気持ちを持っているかと言えば、彼らほどの気持ちは持っていないだろう。
それは、両国がそれぞれ辿った過程に起因している。
フィンランドにとっては、他国支配から民族独立を果たした時の成果であり、その後の他国の侵略から自国の存亡をかけた戦いに国民を奮い立たせた民族の象徴でもある。
一方、日本において現時点では、過去にあった他国に対する侵略のシンボルという見方から、自国の旗を愛せない人もいるし、この国の旗を嫌う他国の人もいる。
この問題が完全に解決していないことを残念に思う。
しかし、スポーツという局面において、どんな日本人でも五輪などで日章旗が揚がるのを見て感動し、自分がやはり日本人であることを再認識し、誇りを持つのではないだろうか。日章旗が始終誇らしく思えるような日本の姿になって欲しい。
海外に我が身を置いた時、普段以上に日本のことを考えてしまう。
【自国の選手が出ると大騒ぎ】
Salpausselän Kisat:2005年3月撮影
【力走・マンニネン!(右の選手)】
Salpausselän Kisat:2005年3月撮影
私達日本人にはない大きなエネルギーを感じます。
私だって日本人ですから日本が大好き。
でも「愛してる」という言葉を使うくらいのパワーがあるかというと
ちょっと自信がないなぁ・・・
そういえば、私はフィンランドの国旗は2つも持ってるけど
日の丸は1つも持っていません
国を愛する気持ちを彼らから学びたいです。
今日はどうされましたか?
ご意見ありがとうございます。
私は、フィンランドに行く時は、とりあえず国旗は中小二つは持って出かけています。(スキー大会が必ず絡むので...)
それは、日本と遠い国だから持って行けるのかもしれません。これが、韓国や中国だったら持って行かないと思います。
とかく、隣同士は関係が微妙ですよね。
日常生活に置いても。
そこから、隣人との関係を考え直す手もあると考えています。
話題は変わりますが、再来週の企画楽しみにしておいて下さい。