このシリーズをいつも見ていただきありがとうございます。
前回は挫折と勘違いを味わいながら、更なる成長を目指すことを決めた私。
社会人生活にも慣れたが、様々な人がいることも痛感する。
某銀行ドラマに似たような経験を味わっていた。
「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」
これがあり、自分の志す道と家族に支障が出ると悟り、転職した。
幸いにもこの転職が更なるステップアップになることとなった。
転職し、これまでの経験では考えられないような
大規模プロジェクトに多く参画するようになった。
苦労することが多かったが、今までのスタンス通り努力し続けた。
SEとして必要となる各種技術の習得と底上げ、ヒューマンスキル、
プロジェクト管理スキル、営業スキル、経営スキル、
情報戦略スキルなどかなり多くのことが身につき成長できた。
ここでも活用し続けたのは「情報処理技術者試験」である。
この試験は本当に私を救ってくれた。
そして、よくできた国家資格である。
この国家資格は13区分存在する。
仕事の幅を広げるための準備としては最高の教材になる。
それは体系的な知識の習得だけでなく、午後問題を中心とした
事例解析によりよくある失敗談や対策が学べるからだ。
ただ、私の場合はストレート合格には程遠く、
多くの不合格と合格に向けての努力にかなりの時間を要した。
もし、同じ境遇(なかなか合格できない)の方が読んでいただけているのであれば、
どうしても伝えたいことがある。
それは、
「たとえ不合格だったとしても諦めずに次に向かって前に進むこと」
である。
合格するに越したことはない。
ただ、忘れないで欲しいことは努力しつづけたプロセスの方が重要ということ。
このプロセスにはいろいろなものが詰まっている。
例えば、
・なぜ不合格になったのか原因分析して次に向けての計画を立てることができるようになった
・長期間の勉強が習慣化した
・1回あたりの勉強で集中できる時間が長くなった
・わからなかったことが分かるようになった
・わかることが増えるとそれを応用するとどうなるかを考えられるようになる
・経験と努力が初見の試験問題にも対応できるようになり得点できるようになった
・様々な面で業務にも活かせるようになった
・業務で何気なくやっていたことが深く理解できるようになった
など挙げればきりがない。
つまり、確実に成長しているということ。
その瞬間に一喜一憂するのではなく、やってきたことを大切にすること。
合格であれば基準を満たせたと大喜びすればよい。
不合格はまだ合格基準には達していないかもしれないが、
過去の自分と比較しても成長していると胸を張ればいい。
周囲の声が気になるかもしれない。
だが、そんなのは気にしなくていい。
見ている人は見てるし、なによりも自分に誇りを持てばいい。
努力しようとする
不合格でも次頑張ろうとすぐに行動に移す
これだけで既に一歩先を行っているのである。
これを私が出会った師匠から教わった。
そんなこんなで現在も自分に足りないことを資格試験を通じて学んでいる。
そして、仕事で経験したことと掛け合わせることで相乗効果を得ている。
だから、資格試験を目指すのである。
学びを辞めたら成長も止まる。
いや、後退するとさえ思っている。
だから小さな積み重ねを続けながらいつか大きな夢を掴むために前に進む。
これからもこのスタンスを貫き通したいと思う。
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