偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●デマの生まれた瞬間

2007年08月20日 22時46分39秒 | ◎ツッコミ思案0
「ごきげんよう」でデマの生まれる瞬間を見た。
 金子貴俊が飛行機に乗るに際して体臭だか汗臭だかをごまかすために香水をつけようと思って免税店で1本ゲットしたら同行の日本人に
「これはトイレ用だよ」と指摘されたという。
よくみると確かにトイレ用と書いてある←と金子貴俊
 で、家に帰って確かめてみたら半分くらいトイレ用だったのでショックをうけたと。

途中、浦嶋りんこが
「それってオードトワレぢゃないの?」と突っ込みをいれた。
そうしたら
「いえ違うんです、本当にあるんです。ちゃんとトイレットって書いてあるんですよ」

 これがまさにデマの生まれた瞬間。

浦嶋りんこはバラエティ番組の進行を考えて「ハナシのコシを折っちゃいけない」と考えたのかもしれないが、金子がキッパリと「オードトワレぢゃない」と言い切ったので本当にそういうものもあるんだと思いこんでしまったかもしれない。

 とにかく番組の進行の上ではショップにおいてある瓶の約半数はトイレの芳香剤ということになってしまった。
小堺一機は信じきっていた。
フツーに考えたら自宅にある香水の瓶をチェックしたら…って時点でありえないと思うんだけどな。


オードトワレ(Eau de Toilette)

たしかに「トワレ」の綴りは英語のトイレットより「t」が1つ少ないだけだ。
ちなみにToiletteは化粧とか衣装とかいう意味。
ほら日本語でも「化粧室」っていうでしょ。
つまりは身繕いをする部屋って意味だ。

オーデコロン(Eau de Cologne)=「ケルンの水」

というのはもはやクイズ番組の常連という感があるけどEauは「水」だけでなく「化粧水」という意味まで含んでいるらしい。
でも向こうには日本のような保湿用化粧水というのはないらしいのでハナシはややこしい。
ちなみにTiolet waterでも化粧水になるらしいぞ。
だとすると英語のTioletもあまりばっちぃイメージはないと思いきや、Tioletは下品な響きがあるのであまり使わずRest roomとか言ったりするのだそうだ。
 チリ紙交換の「高級化粧紙」といった位置づけだろうか?

ちなみにCologneってのは植民地(Colony)と同源。
そーいえば最近「猿の惑星」だの「戦場にかける橋」だの立て続けにピエール・ブール原作の映画が放映されたけど「猿の惑星」の猿って日本人のことらしいぜ。

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2日後の放送で訂正するトークがあったようだが2日後ぢゃ毎日見てなきゃわかんないよね。
まぁ、今回のは広まる可能性はないと思うけど、教訓ではある。

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