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晴耕雨読?それとも晴耕雨打?

仕事・家庭菜園・囲碁・アンネのバラ・そして旅行。結構忙しい。

旅行記(7)~出雲大社

2013年05月10日 22時53分44秒 | 旅行記

いよいよ、最終日。最終目的地の出雲大社へ。
その途中、川の中に大きな岩の塊と祠を見つけたので、土地の人に尋ねてみると、明神岩だと教えてくれた。帰宅後祠について調べてみると、厳島神社の分祀との記事があった。

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明神岩           厳島神社の分祀

さらに進むと、景色のよいところがあちこちにあった。時間があればゆっくり散策をしたいのだが、今日中には帰宅しなければいけないので、写真だけ。

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                湖陵総合公園の庭園

そして昼前に出雲大社に到着した。駐車場のわきにはサツキが開花を始めていた。今頃は満開かな。

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まずは名物出雲蕎麦で腹ごしらえ。普段食べる蕎麦と比べると、蕎麦の1本1本がしっかりとしていて、すごく食べやすかった。

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大鳥居と長い長い参道

今、大国主命が安置されている仮殿の前には、大国主命と因幡の素兎(と書くらしい)と大国主命と幸塊・奇塊の像があった。

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本殿の裏には、 野見宿禰の像と須佐之男尊を祀る小さな祠があった。

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野見宿禰像        須佐之男尊を祀る社(八岐大蛇退治のいわれが書かれていた)

そして今日5月10日は、大国主命が仮殿からきれいに葺きかえられた本殿に戻る平成の大遷宮。広い出雲大社といえども、きっと大混雑をしたことだろう。

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息子の土産に出雲蕎麦を買い帰路についた。
中国道から見た大山がきれいだった。

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旅行記(6)~石見銀山

2013年05月08日 19時23分35秒 | 旅行記

一夜明けて、広島を発ち石見銀山へ。
石見銀山での目的地「大久保間歩」へ行ったが、残念ながらそこには入場施設がなく、仕方なく引き返して、石見銀山世界遺産センターへ行った。

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センターで大久保間歩の見学について尋ねたところ、大久保間歩の見学はセンターから専用ツアーバスが出ているとのこと、これを利用しないと大久保間歩の内部見学はできないらしい。結局、展示資料の見学をした。
そこには昔の採掘や銀精錬の様子を分かりやすく展示してあった。
昔の鉱山人夫の健康状態特が特に気になっていたので、近くの職員さんに尋ねたところ、30歳で長寿の祝いをしたとのこと、「やはり」という思いだった。
ただ、人夫が働けなくなっても、一生の食い扶持は支給されていたということだった。

次は、羅漢寺の五百羅漢を見た。岩山を削り、500体の羅漢が安置されていたが、その洞窟内部では、ガイドテープがずっと流されていて、そのいわれなど、分かりやすく説明されていた。

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五百羅漢が安置されている洞窟と八代将軍吉宗の御三卿田安家からの建立された大宝筐印塔。

まだ時間があったので、モーター付きレンタサイクルを使って、銀山の一部(龍源寺間歩など)を見て回ることにした。

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龍源寺間歩への途中に咲いていたサツキ

龍源寺間歩は、その入り口で入場券を買うことができ、すぐに内部見学ができた。

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龍源寺間歩の入り口と出口

龍源寺間歩を出たところの案内所前に銀鉱石が無造作に置かれていた。それを眺めていると案内所の窓が開き、中からおじさんが、「もっといいものを見せてあげよう」と質の良い銀鉱石などを見せてもらった。

地質好きの私には、間歩の内部も鉱石や鉱脈の話など、楽しいひとときだった。

駐車場に戻る途中、面白いものを見つけた。それが下の写真である。

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渓流沿いの岩に、なぜかキュウリがぶら下がっており、それを遠くから河童が眺めていた。
のどかだなあ。

ここで、感心したことだが、私にとって石見銀山は非常に興味深い世界遺産なのだが、なぜ世界遺産なのかは良く分かっていなかった。もちろん、センターにはそういう資料も展示されているが、日曜日とはいえここを訪れる人がとても多く、バスツアー経営が成り立っているということだ。

当地にも、観光資源はあるが、とてもバスツアーが成立する状態ではない。あまり目立たない(失礼)観光地経営を考える視点から、石見銀山に関わる人たちの活動を学習してみたいと思った。


旅行記(5)~大和ミュージアム

2013年05月06日 12時12分36秒 | 旅行記

昼前に広島散策を終え、車で呉市の大和ミュージアムへ。向かいのデパートの横には大きな潜水艦。

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大和ミュージアムには、1/10の戦艦大和の模型(それでも30m近くある)、本物の、ゼロ戦や人間魚雷回天など、第二次世界大戦中の貴重な展示物が多々あった。

20130420027_r 20130420022_r ←大和とゼロ戦、後ろの潜水艦は回天。

回天の横には、搭乗員の家族あての肉声テープがあった。
館内には、シルバー世代の人たちによるガイド(無料)があった。丁寧なガイドだったが、テンポが速すぎて、ゆっくり展示物を見る時間がなかった。一通りガイドを聞き、その後でもう一度ゆっくり見て回るくらいでちょうど良かった。

夕方まで見学をした後、日の入りを待って夜景スポット(灰ヶ峰)に車で登った。小一時間かけて気象観測施設があるところまで登ったが、あいにくの雨で山は雲の中。何一つ町の明かりは見えなかった。(^^ゞ


旅行記(4)~広島市内散策

2013年05月04日 13時14分30秒 | 旅行記

3日目は、呉市の大和ミュージアムに行く予定なので、ホテルを少し早く出て平和公園を散策した。

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原爆ドームと資料館の間に、バラ園がつくられていて、その中には私も育てている「アンネのバラ」「ピース」も植えられていた。開花にはまだ少し早かったが、それでもいくつか開花しかけていた。

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原爆ドームと資料館のほぼ中央にある。5月中旬にはきれいに咲いているだろう。

原爆ドームの写真を写したのだが、帰ってから見ると、自動露出のデジカメなのに下のような写真が撮れていた。

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そのまま、ひろしま美術館を探して歩いていると、写真のような記念碑が目についた。読んでみると、1948年に広島を訪れたイギリスの詩人Edmund Charles Blunden の記念碑だった。

その碑には次のように刻まれていた。

HIROSHIMA
A Song for August 6th,1949

Out of the night that covered her
The striken town began to stir,
Out of bewilderment extreme,
The fierce vexation of a dream,
She raised herself in parching pain;
And no man heard her once complain.

it seemed, fo what was gone forever,
Speedily woke a new endeavour;
Out of darkness, out of fire,
Sprang new radiance, new desire;
The striken city rose to see
Not what has been but what will be

Hiroshima! no finer pride
Did ever earthly city guide
Thank yours, ----to be the happy nest
Where the glad dove of peace may rest,
Where all may come from all the earth
To glory on mankind's rebirth!


「HIROSHIMA」(ヒロシマ) 
1949年8月6日によせて

エドマンド・ブランデン

かの永劫の夜をしのぎ
はやもいきづくまちびとの
うちひしがれて うつつとも
夢ともわかね ひとことの
うらみさてしも 颯爽と
立ちあがりたる心意気
とわに亡びし もののあと
たちまち動く 力あり
劫火の灰を かきわけて
ねがひ さやかにあれいでぬ
身をおこしたる このまちは
明日をめざしてひとすじに

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私には、英文の詩を訳す英語力はないが、読んでいると英文の末尾が韻を踏んでいるのに気付いた。英語の詩などこれまで読む機会がなかったが、これがプロの詩かと、改めて英語の詩を読んだ思いがした。

このあと、ひろしま美術館で、「昭和・メモリアル」と題した与勇輝展を見た。終戦前後の子どもの様子を題材にした人形展だった。子どもの頃の情景が思い出された。

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これは眼鏡拭きクロスだが、写真のような人形がたくさん展示されていた。


旅行記(3)~空の旅

2013年05月02日 14時30分30秒 | 旅行記

本因坊秀策のふるさと因島を後にして、広島空港へ立ち寄った後、広島西空港へ。
ここでは、広島市内と厳島を上空から眺めた。当初はセスナを予定していたが、現在はヘリしか配備されていないとのことだったので、ヘリによる空中散歩だった。

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空から見た厳島神社と弥山頂上

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広島球場と平和公園
当日は少し風があり時折揺れたが、40年ぶりの小型機に乗り、楽しい20分間だった。3人で¥66000。今回の旅行の一番の贅沢になってしまった。(^^♪

次回広島へ行った時は、宮島弥山頂上に歩いて登り、原爆資料館をゆっくりと見学したい。