話の種

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ChatGPTについて

2023-08-21 18:59:55 | 話の種

「ChatGPTについて」

ChatGPTについて、仕組みや回答方法についてChatGPTに質問してみた。
その回答だが、分かったのは当方にはさっぱり分からない事ばかりということ。
(この回答は最後のところで記載するが、ついでに何故無料なのかも聞いてみた。)
以前、CD(DVD)についても、その仕組みについて知人に聞いてみたことがあるがよく分からず、最近半導体についての本も買ったが、ややこしいので読むのは後回しになっている。
そして今度はChatGPTだが、これはもう理科系の人たちに任せて、文科系は無駄な詮索はしないことにした。(レコードの原理は分かる。磁気テープも何となく分かる。しかしそれ以降となるともうついて行けない。アナログ人間の限界だろう。)

ChatGPTが出始めのころ、「間違っていることでも断言口調で答える」と言われていたが、これは仕方がない(人間でも間違えることはある)。要は使い方、利用の仕方の問題で、例えば答えに少しでも疑問な点があれば、私などはそれらの点について別のネット検索や辞書・辞典などで再確認することにしている。
ともかくChatGPTで何よりも便利なのは、何か物事を書き纏めたりする場合、ChatGPTの回答をコピペし、それに修正や追加をするだけで済むということで、大いに時間と労力の節約になる。

生成AIが人の仕事を奪うようになるとも言われていたが、当初私はこの点については疑問に思っていたが、これだけ賢いとなると、それはあり得ると思うようになった。
本日(8/21)の朝日新聞に、「ChatGPTを使うから報酬を半額にして欲しい」と取引先から言われたというフリーライターの女性の話が出ていた。この女性は医療機関のウェブサイトに掲載する文章の執筆を請け負っていたようだが(但し、女性が依頼された仕事の内容は、事前のリサーチから記事の構成、執筆後の見出しの作成まで変わらないようだが)、世の中がこのようになってくると、仕事の仕方とか内容を見直す必要が出てきたと思う。つまりAIに出来る部分はAIに任せて、それを如何に加工し創造性を加えていくかと言うこと。(AIがまだ出来ない部分を仕事にしていくということ。)

AIの活用、AIとの共存というのはこういうことかなと思った。

 

(以下、冒頭に掲げたChatGPTへの質問とその回答)

User
「ChatGPTはどのような仕組み、方法で回答を出しているのですか?」
ChatGPT
「ChatGPTは、OpenAIによって開発された自然言語処理の技術です。GPT(Generative Pre-trained Transformer)という名前の通り、その基盤となるアーキテクチャはTransformerと呼ばれるものです。以下に、ChatGPTが回答を生成する仕組みと方法の概要を説明します。

事前学習(Pre-training):
ChatGPTは、巨大なテキストコーパス(ウェブページ、記事、本などのテキストデータ)を用いて、事前学習されます。この学習は、大量の文章をモデルに与え、次の単語を予測するタスクを通じて行われます。具体的には、「文脈(コンテキスト)」内の単語を生成するために、その前の単語や文脈を考慮して予測を行う訓練が行われます。

転移学習(Fine-tuning):
一度事前学習が完了すると、特定のタスクに適した振る舞いを学習するために、限られた量のタスク固有のデータでモデルを微調整します。ChatGPTでは、特に対話生成タスクに関心があり、対話データを用いてモデルを調整します。

デコーディング(Decoding):
ユーザーがテキストを入力すると、モデルは入力文脈を受け取り、それに基づいて次の単語を生成します。生成は、デコーダと呼ばれる部分で行われます。デコーダは、学習済みの重みパラメータと文脈情報を利用して、単語ごとに最も適切な次の単語を選択します。

ビームサーチ(Beam Search):
デコーディングの段階では、モデルが複数の次の単語の候補を生成し、その中から最適なものを選ぶ必要があります。ビームサーチは、複数の生成候補を保持しつつ、それぞれの生成列の尤もらしさを評価し、最終的な出力文を決定します。

ChatGPTの強みは、大規模なデータセットで訓練されたことによる幅広い知識と文脈の理解力です。ユーザーの入力に対して、適切な応答を生成するために、その背後には多くの数学的な処理と統計的モデリングが行われています。」


User
「ChatGPTの開発には膨大な費用がかかっていると思いますが、なぜ無料で使用できるのですか?」
ChatGPT
「確かに、ChatGPTの開発には膨大な費用がかかりました。しかし、OpenAIは無料でChatGPTを提供する一方で、いくつかの有料プランも提供しています。その背後には、いくつかの理由があります。

コミュニティへの貢献:
OpenAIは、AI技術を広く一般の人々に利用してもらい、実際の応用に貢献することを目指しています。無料のアクセスを提供することで、研究者、開発者、一般の人々がAIを試し、活用する機会を提供しています。

データ収集と学習: 
ChatGPTは巨大なデータセットで事前学習されています。そのため、ユーザーが提供する対話データやフィードバックも、モデルの改善に役立てられることがあります。ユーザーの対話から得られる情報は、モデルの学習や精度向上に寄与することがあります。

有料プラン: 
OpenAIは、企業やプロのユーザー向けに有料のプランも提供しています。これにより、サポートや追加の機能を提供しつつ、無料アクセスの提供を継続するための収益を得ています。

研究と展開の両立: 
OpenAIは、AI技術の研究と実用の両面で成果を上げることを目指しています。無料アクセスによって、さまざまな人々がAIの可能性を探求し、新しいアイディアや用途を発見することができます。

以上の理由から、OpenAIは無料でのアクセスを提供しつつ、有料プランやパートナーシップなどの手段を活用して、持続的な運用と研究を行っています。」

 


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