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路上演劇…ロードショウ

2019-05-27 07:46:15 | 公演打とうぜ
路上演劇観てきました。色々と考えてしまう。

何より衝撃だったのは、人は演劇を観るという事でした。面白いつまらない、そういう事ではなく、始まりから観れる人って限られてて、途中から観始める方も居ると思うんです。

途中から観始めたら、話わからないだろう!と。思ったわけですが、観るものですね。難解な言い回し、よく分からない設定でも、小学生が足を止めて大笑いしながら食いついていました。

音も、結構衝撃でした。

スピーカーの音の範囲って狭いのね。

前回の内田演劇で気付かれたかどうか分かりませんが、実はあの演劇、スピーカーのバランスを上手寄りに振っていました。

上手のスピーカーは舞台の奥に、下手のスピーカーはむき出して客席近く。スピーカー前のお客様には感じられなかったかも知れませんが、センターに音が出る様頑張っていたのです(効いたかどうか知らんけど)。

スピーカーの背面に回ると、音は全く聞こえません。真横でも数メートル離れると音が聞こえません。ホント驚き。風吹くと音が流されるし。

ああ、音に文字をいっぱい使ってしもた。

兎に角人は観るのです、演劇を。
ショウでもなく、ダンスでも歌でもなく演劇を!

ほんと衝撃っすよねー。
キチンと聞くんですね、台詞を。詩的な難解な台詞を。

野外演劇は演劇の基本であり、そこに帰るべきであり。

僕は常日頃から感じているのです、立派な演劇がある一方で、人と触れ合う演劇がもっともっと大事にされるべきなんじゃないかなー、と。

キチンとご予約を確認して、席までご案内して。
役者はそれまで控えていて…そういうのも良いんだけど。

…とはいえ暑さ寒さ、雨風、時間制限(日照時間問題)があります。これは…映画撮影に似たものがあるかも。

屋根を付けると人は集まらない。これも学び。
テントの支柱が舞台を区切って狭くしてしまう。

支柱から外はフレーム外でお客様の脳に映らない。

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