落語を観て。

俺の好きなジャンルだなあ、と思った。

テレビで観たのは三遊亭円楽氏。

冷静に観れば、こんなひっちゃかめっちゃかなものはない。

噺家は、個人として普通に話し始める。「先日こんなことがありまして。」

そこからシームレスに、落語につなげる。登場人物A に成る。
状況説明をするナレーターに成る。登場人物Aに戻る。Bになる。

途中で落語の見方を教える。「落語は画がありませんから、一軒のお茶屋がありまして、と言ったら頭の中でこれこれこう言うお茶屋を想像してくださいね。」

独白する。聞こえてはいけない内緒ごとを聞かれてはいけない人のそばで話してしまう。

要するにヒッチャカメッチャカで、ありえないことが連続するんだけど、
とても面白い。

ここで思うんだ。演劇のリアリズムだの、なんだのという制限になんの意味があるのだろうと。
こんな面白いものはないだろうと。

生きる。

以前同じ職場だった方が、カンボジアのために命を捧げた日本人のようになりたい、とフェイスブックに書いていた。

この方は、震災の際に真っ先にボランティアに行き、世間が忘れかけた…いや、飽きてきたあたりでもボランティアを続けていた、本当に素晴らし方だ。

僕にはなぜ、そうしたいのか全くわからない。だけど素晴らしい夢だ、と思う。

いろいろな現実問題があって、できないこともあるだろう、でも頑張って実現して欲しいなあ、と思っている。
そして。自分自身が望んだ方向に進めていないことにも苦しんでいる。

やればいいだけなんだけど。一歩が踏み出せない。やり方がわからないんだ。

俺は何をやってるんだろう。苦しい。辛い。

京急の品川の駅そば

うまいー。

俺の中でベストな卵そば。

温かいやつで、たまごとネギしか入ってなくて、しょっぱさも甘さもベストで、たまご潰してもきちんと味がして、もう最高ー。

真田十勇士！

岩のセットがグリグリ動く。色んな形に様変わりするのはすげーなーなんて観てましたが。

止まらん。

ズリズリズリズリ。

すげえなあ。

ズリズリズリズリ。

え？ 止まらないの？

ズリズリズリズリ。

分かった、分かったから！もうね、大丈夫ですから。

ズリズリズリズリ

いやいやいやいや！

ズリズリズリズリ

ズリズリズリズリ

ズリズリズリズリー！

観客みんなでわあわあ言いましたよ。言いますよ。なんつーことすんだ（笑）。

面白いとは。

お友達の高橋氏の演劇を観た。

笑うところはしっかり笑って楽しかったのだが、ちょっと真面目なシーンを観て、面白いな（インタレスティーング）を感じた。

困るの、こういうの。

そういう方向に頑張りたくなるじゃない。

何も考えず笑える、そういう物にも需要がある、とワシは思う。考えさせられることなんか山程あるじゃない。開放されたい人も多いと思うのね。

「最近泣いてないな」じゃないのよ。最近ぶっ通しで笑ったっけか？

じっくり観ながら悩む。

13 日は真田十勇士だ。ここでもきっと‥悩む。