古代エジプトの幻獣。顔はワニ、たてがみと上半身はライオン、下半身はカバ。
人間が死ぬと、死者の魂は裁判にかけられ、その心臓をマアトの天秤にかけられる。そしてその心臓が「真実の羽根」よりも重かった場合、アメミットはその心臓を貪り食うという。
偽りを言ったり、馬鹿なことをしたりして 人を苦しめると、人は罪に穢れる。まだやり直しがきく間はよいが、それがゆきすぎると、馬鹿になる。
神の天秤は実在する。それは法則の天秤である。あなたがた人類は、遠い過去から苦い罪を犯し続け、神の天秤の棒が折れるほどの罪を犯している。
人間世界を、どこまでも馬鹿にしていくと、とうとうアメミットが現れる。
アメミットに心臓を食われた霊魂は二度と生まれ変わることができない。馬鹿なことをし続けていると、必ず取り返しのつかない破滅が来るのである。
破滅の象徴である。
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