月の裏側

世界はキラキラおもちゃ箱・読者の広場。まずは規則をごらん下さい。

愛玩動物

2017-11-02 05:17:13 | 動物図鑑


人間は時に、愛するためだけに生き物を飼う。

食用とするわけでも、毛皮や乳や卵をとるわけでも、使役するわけでもない。

彼らを養うために餌をとって来ることもいとわない。糞尿の始末や、環境の世話もするなど、様々な苦労をすること、そのものを目的として飼うのである。

愛するためだけに、他の生き物を利用するようになったのは人間だけである。

愛することが、よいことなのだと、人間にはわかったからなのである。だが、まだ人間にとって人間は、安心して愛せる存在ではない。

だからそれを、まだ無力な存在である動物に求めるのであるが、それゆえに、飽きたら平気で捨てるなどのむごい仕打ちもできるのだ。

金魚や鯉などの魚類、昆虫類、犬猫やウサギ、ネズミ、鳥類、爬虫類などの生き物を、ファッションとして飼うものも多い。また近年ではハムスターのブームや、フェレットの登場などもあった。

ペット産業と言って、中には醜い商売をするものもいる。それはまるでセックスを売るようでもある。

愛を必要としているのなら、それなりの美しい態度を学ばねばならない。人間の愛欲のために、動物を苦しめたり、馬鹿にするようなことをしてはならない。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月2日

2017-11-02 04:25:14 | 今日の記事

本館:交渉⑬



別館:テッラ・12



第3館:月のかえる⑪



写真館:しぶき実





ご自由にお書き下さい。



         *良寛の誕生日、書道の日、ジョジ・バーナード・ショーの忌日。誕生花はフウセントウワタ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする