相撲太郎

“相撲好き”の相撲マニアック日記

澤井が出羽一門関取衆の申し合いに参加

2006-01-03 20:00:54 | 相撲部屋探訪
 出羽連合けいこが今日、三保ヶ関部屋でおこなわれた。休場明けの大関栃東は15番取って本来の下からの攻めを見せ、順調な仕上がり。今場所新たに顔が合いそうな栃乃花や春日錦を連続して指名するなど、対策に余念がない様子。あとは岩木山、露鵬、白露山、出島、雅山、新十両の里山も含め、関取衆総勢15名の申し合い。その輪の中に関取以外で唯一最後まで参加していたのが、澤井だ。なかなか、けいこ相手に買ってもらえず、同じ境川部屋の岩木山に指名され、1番取ったのみ。右の腕を返しながらの怒涛の寄りに、上がり座敷まで吹っ飛ばされた。
 幕下同士の申し合いでは、得意の右差し速攻が冴え、芽を出していた澤井は今場所幕下2枚目。今日と総見のけいこを見た限りでは5番はいくのではないか。ということで、リーチ1発で関取昇進を決める可能性は十分と見た。
 ライバルの影山もツボにはまれば、馬力で一気に持ってく力がある。今日も澤井を一気に押し出した相撲があったが、本場所ではそうそう自分の立ち合いをさせてくれないだろう。12枚目で勝ち越せれば上出来といった感じ。
 以上、勝手ながら今年最大のホープ2人を予想するとこうなる。
<写真は関取衆の申し合いに参加している澤井(一番手前)>