大相撲

大相撲についての想い

九州場所二日目

2006-11-14 01:35:52 | Weblog
旭鷲山は近い将来ビジネスかモンゴル政治かどちらかにいくのだろうと思っていたが政治ということらしい。タイミングについてはもう少し現役を続けるのかと思っていた(例えば早稲田を卒業するまで)が、心臓病となってしまってはいたしかたない。一時期、軟弱相撲から正攻法への脱皮を図りつつあるように見えた頃もあったが、最近はまた相手をかわすような相撲が中心になっていた。もし病気がなかったら正攻法の力士への変身をすることができたのだろうか。政治の世界に行くということで早稲田はどうするのだろうなんて余計なお世話もあるけれど、出馬したらきっと当選するのではないか。いわば、野茂が帰国して立候補するようなものだから(いや成績的には伊良部くらいか...伊良部だとそこまで支持されないか)。

日本の大相撲界としては、もし旭鷲山がモンゴルの要人になれば、絶対に活用すべきだ。まず、モンゴルに下部組織を創設して、その理事長に旭鷲山を奉る。ここで海外での基点作りのノウハウを学んだ上で標準パッケージ化し、各国に展開するのだ。当然各国のチャンピオンは幕下七枚目格付け出しくらいで厚遇して来日する権利も与える。

大相撲出身者がこのような形で国家・国籍を問わず社会にとっての影響力ある存在になっていけば、大相撲のDNAは全世界に拡がるはず。

それから、もう一つ言えることは大島部屋はまた外国人を取れるということ。旭天鵬も旭天山も帰化したのでいつでも大丈夫である。旭鷲山の人脈を生かして、ムンフバトさんの現役時代に匹敵するような、モンゴルの横綱なんか連れてきちゃったら、面白いのだが。

今日も朝青龍は相手十分の体勢にしてしまった。果たして立て直せるか。