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転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

津田沼SDB25レポート(その6: 石像は何処へ行った編)

2008-03-26 02:33:35 | 大会
昨日は夕方から川崎入り。
ウェアハウスに行ってみたところ、
どうやら27日に悠久の車輪が入るとのこと。
果たしてアヴァロンは撤去を免れるおとが出来るのか注目です。

そして悠久の車輪ですが、
計6回やってゴブリンもタコも出ないという「予想外」の展開。
それどころかレアまで引いてしまい、
これはもう風向きが変わったとしか言い様がありません。
もっともCPUが理不尽に強すぎて、
別の意味でモチベーションが下がっている訳ですが。

という訳でSDB25のレポートに入ります。
今回お送りするのは予選1回戦の第4試合、
前回ファイナリスト2名が激突したこの試合は、
予想外の展開となりました。

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予選1回戦第4試合 (bukabuka《ブカブカ》、おのっち、時雨、ルイーゼ《霧沢》)

前回のSDB24のファイナリスト2人が参戦するこのブロック。
霧沢にとっては優勝奪回が、
そしてブカブカにとっては大会初優勝がかかっている重要な一戦だ。

前回エース杯では初参加にして予選通過を果たした時雨、
そしてSDB初優勝を目指す「本八幡のレジェンド」おのっちの動向にも注目したい。

<<<試合開始>>>

マップは博物館(夕方)、南東スタート。
天女の羽衣の詠唱は無く、
霧沢と時雨が移動で鍵取りに。
その間にブカブカは次の祠横に付け、
そしてアサシン+手札緑で祠待ちしているのは、
意外にもおのっちであった。

両者譲らずという雰囲気の鍵取りを制したのは、
エース杯での雪辱に燃える時雨。
まずは祠を目指したいところだが手札に白が固まっては祠どころではなく、
レイクーン+赤1白2で立ち往生してしまう。

これで命拾いをしたのは、
鍵取りに敗れて吹き飛ばされてしまっていた霧沢。
鬼ブル+死の鷲掴みで支援が心眼だった時雨から鍵を奪い、
出遅れを挽回するチャンスを得る。

その間におのっちは手札を青緑としていたが、
ここは霧沢が一枚上手だった――霧沢の侵略、ケンタウルスヘル+心眼。
ヤドカリンでは、先制避けを貫けないのだ。

霧沢が手札に白を残したまま、
祠1つを獲得して迎えたチェイサーターン。
これに攻め込んだのは、
祠横で待ち構えていたブカブカのみ。
アサシン+支援背水の陣という侵略に対し、
霧沢は支援を使わず、
鍵はブカブカの手に。
しかしその間におのっちは、
今度は現世の歩兵+手札緑白で待ち構えていたのだった。
彼のトレードマークというべき石像の姿は、未だに見えないままだ。

「決勝進出とはいわず優勝を目指す」と大会前からモチベーションの高かったブカブカは、
おのっちのいる祠にダゴナイトで侵略。
おのっちはハコリスで抵抗を試みるが、
そこに無情にもブカブカの支援、モグタンが突き刺さる。

おのっちがライフアウトし、
ブカブカが祠1つを獲得して迎えたチェイサーターン。
手札は無いので戦闘1番を取ったプレイヤーに鍵が渡るのは確実なのだが、
1番を取った時雨の侵略モンスターはシータンク、
そして支援は――無し。
ダゴナイトの能力を見落とすという致命的なミスのせいで時雨はライフアウト、
優勝戦線から大きく後退してしまった。

ともあれ幸運にもホルダーを維持できたブカブカだが、
次の祠に待ち構えているのは、
またしてもおのっち。
シータンク配置+手札赤1白2という布陣に対し、
ブカブカはチャリオ+支援ヤドカリンで攻め込む。
対するおのっちの支援は死の鷲掴みで勝負は確率に委ねられ、
その結果――確率即死は発動せず。

3回目の祠待ちで漸く鍵を手に入れたおのっちは、
残り5分を切ったところで手札を黄2赤1白2として祠1つ目を獲得。
ここから「おのっちタイム」は発動するのか。

マップは夕方のままで迎えたチェイサーターン。
先程敗れたブカブカが攻め込むが、
1番を取ったのは前ターンのうちに祠横に付けていた霧沢。
魔法剣客+心眼でおのっちの支援フェレットをしっかり受け止め、
再度鍵を手に入れることに成功。

試合時間も残り3分を切り、
恐らく最後であろうホルダーターンを得た霧沢は、
長考の末にガルダ配置+手札白として2つ目の祠を獲得。
決勝進出への切符を一気に引き寄せる。

時間的に最終ターンとなるであろうチェイサーターン。
全員が攻め込むが1番を取ったのは先回りしていた時雨。
その時雨の侵略は、リンリン。
両者無支援で迎えた戦闘は、
デッキが1周して捨て山が空になった霧沢がオーバーキルされる、
という結果に。
しかし漸く鍵を手に入れた時雨の為のホルダーターンは、
遂に訪れることは無かったのだった。

<<<試合終了>>>

試合はノーミスで祠を2つ周った霧沢が1位、
ノーミスで祠1つのブカブカが2位という結果となった。
時雨は祠を周ることが出来ずに4位に終わり、
雪辱を果たすのは難しい状況となってしまった。

審判の石像による「おのっちタイム」に期待がかかったおのっちは、
祠を1つ周るもライフアウト1回を喫して3位。
石像を置くどころか終始祠でガチ守り、
というのは予想外のプレイングであった。
今回は石像無しのデッキなのか、
使うタイミングが無かったのか、
それとも対戦相手を混乱させる為の作戦なのかはこの時点では不明だが、
ともあれ決勝進出にはやや不利な状況となってしまったのは確かだ。
果たして2回戦で挽回できるのか注目したいところだ。