MORE 2013年4月号－2013/2/28発売

▼二宮和也の一途　[ It ]
第52回オリジナル



・2013年初めての仕事は、名古屋でのコンサート。夜は、Jr.がニノの部屋へ来た。
・オレは、相葉くんみたいにドラマで疲れているにもかかわらず後輩の面倒を見たり、
潤くんや翔ちゃんみたいな兄貴っぽさがない。教えてくださいって言われても、やだ！って言う。
・この仕事には正解がないし、誰かに教えてもらって身につくものじゃない。
オレは先輩に教えてくださいと言ったことはないし、なにかを学ぶつもりで現場へ行ったこともない。
・初めてのドラマ天城越えでは、誰にもなにも教えてもらわないまま現場に入って毎日怒鳴られてた。
叱られても意味が分からないし、すごく怖かった。
・硫黄島からの手紙も、慣れない英語でのやり取りだったから難しかったが、現場や監督がなにをやりたいかは、経験上ニュアンスで理解できるようになっていた。
・バラエティ番組がわかるようになってきたのはつい最近。もちろん、それまでも嵐は一生懸命頑張ったよ。でも、よくわからなかったからこそ、とにかく一生懸命だったのかも。
・自分の出演した番組は、ときどきチェックしている。バラエティだったら、自分のトークのどこが使われているか知りたいから。
・数年前に自分のドキュメンタリー番組（※情熱大陸　2007/5/6）を作ってもらった時は、そのスタッフと一緒にご飯を食べながらオンエアを見た。最後にスタッフからどうでした？と聞かれて、いいと思います、ってひとことだけ返した。
・情熱大陸を作ると聞いたとき、オレのドキュメンタリーなんて、派手なことは起こらないし、面白くないですよ。ドラフトで1位指名が集まる花形選手じゃない、どっちかっていうと、2番手タイプだから。それでもいいですか？って確認したくらいだから、ホント職人気質なんだと思う。
・尊敬している人はたくさんいるけど、他人のコピーになっても意味がない。
・お正月は、友達（※小栗旬くんの結婚式）にハワイに誘われて、行くつもりでいたんだけど、紅白の司会のお仕事をいただいた時点で断っちゃった。