MORE 2018年2月号ー2017/12/28発売

▼二宮和也の一途[It]
第110回ワンテイク


・朝6時半に現場へ入り、テレビでラストレシピの生宣伝をしたあとの取材。
・バラエティは収録のほうがうれしいけど、映画やドラマの撮影は、最初の一発、テイクワンで決めたい。
・スチール写真は載るのはワンカットなのに、何十枚も撮影するのが普通だけれど、逆に新鮮味や面白い写真になる可能性が減っているかも。
・その人らしさ、その人の頭の中が見える写真こそがいい写真。
・カメラマンは、理想の二宮和也、みんなの理想や妄想に近づけた写真を撮るために指示するんだろうな。
・ニノがカメラマンとして嵐を撮るなら、”好きな椅子を使ってフレームの中に納まる”というお題だけ出して、あとは自由に。五種五様の頭の中や人間性が覗けそう。
・ニノは人の名前を呼び間違えない。間違えるくらいなら呼ばない。自分が間違えられるのはいい、かずやさんと。オレと相手の間で通じていれば全然いい。


▼松本潤スぺシャル人生相談
マツモト先生、教えてください！！

・いい仕事をする最大の秘訣は、人と向き合うこと。
・チームでの仕事は、チームに求められていること、自分に与えられた役割や責任を全うすることが先決。
・嵐は、みんながどう動いているのかよく観察して、自分のためより誰かのために動いている人たち。
・人間関係の悩みは、自分を変えることでしか解決できない。
・オレは、後輩に対して注意をするときは、あまり気を使わず思ったときに思ったままを言う。それをどう消化するかは、後輩次第。愛情やエネルギーがないと、指導なんてできない。
・嵐をやめようと思ったことはなくはない。この仕事が”有限のもの”だと思っているから、いつかは次のステージに向かって動かなきゃならない。準備と蓄えも必要。
・ミスは取り消せるものでも挽回できるものでもない。芝居でもコンサートでもNGは消せないことを実感してきた。一緒にやっている仲間に「なにか返そう」と思うほうに気持ちをシフトして仕事をしてみる。
・新しい作品に取り組み始めるときは、プライベートとのバランスなんて全然考えない。エネルギーも時間も全部仕事に費やす。
・自分のしたい気持ちを放置せず、早めにかなえてあげる。