静岡県沼津市の駿河湾
広い海原で眩しいほどの
光が輝いていました。
何回も描き直して、
雲と太陽の感じを追い求めていました。
奥多摩の雪の石尾根は、ここが東京都…
とは思えない世界があります。
眩い光に輝く枯れ草木や常緑樹、
それほどの積雪はない中での生命力を感じます。
一直線に続く踏み跡のない稜線。
透明感のある空と雪の間に浮遊している感覚が
なんとも言えません。
山梨県韮崎市 穂坂町あたりから
眺めた茅ヶ岳と金ガ岳（左奥）
八ヶ岳に似ているので「ニセ八ツ」とか
俗称があるが、100名山で有名な
作家 深田久弥の終焉の山でもある。
山は本来の自分に還れる場所、
そんな方も多いと思う。
登るたびに体中の感覚が
研ぎ澄まされていくことが心地よい。
そして山の氣に心が癒されていく。
それは生きていく活力にもなる…。
感謝しかない。
もう12月って、なんだか現実味がなくて…。
「方丈記」をイメージして、
川面を見つめ、
この一年の記憶を走馬灯のように
思い浮かべる師走。
