秋めいてきた奥多摩の山々。
下山後、駅に近い氷川橋から日原川の眺めです。
心地良い風が谷を吹き抜けます。
この下流で多摩川と合流します。
今の季節、このオレンジ色のキバナコスモスを
あちこちで見ます。
この色が好きで、よく見とれています。
一般的なコスモスも色とりどりで
美しいのですが、なぜかこの花に惹かれます。
花言葉は何かなと調べたら、
「野性的な美しさ」。
なるほど、一般のコスモスに
比べると、少したくましさを感じるのは
私の気のせいでしょうか。
ちなみに一般のコスモス全般の花言葉は
「乙女の真心」「調和」「謙虚」…
確かにそんな美しさがありますね。
就職が決まった大学生の娘と奥多摩・雲取山登山。
登頂の帰りの石尾根、マルバダケブキの群落も終焉を
迎えていました。午前中は富士山もくっきりでしたが、
下山の時は雲に隠れ始めました。
これから社会に出ていく娘の後姿に、
心の中でエールをおくりました。
奥多摩、雲取山への鴨沢ルートの途中に
石垣と古い鍋がある場所があります。
確か20年以上前に、ここに建物があったと記憶しています。
鍋はその頃のものでしょう。
朝日が差し込み、その光に
一瞬、過去の時間が脳裏に
蘇ったような気がしました。