私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

意識の焦点を「私」に絞り込む

2015年01月21日 22時51分41秒 | 自覚ワーク等の紹介
◇意識の焦点を「私」に絞り込む◇

自覚とは、シンプルに言うと「私」に意識を向けることです。
私に意識を向けただけで、十分に自覚になるんです。

より正確には、自覚には、私に意識を向けることだでなく、起こってきた現象や、感情や思考を観るという要素も含まれているのですが、意識が私にしっかりと向けられていれば、観ることも自ずと伴ってきます。
どういうことかと言いますと、私にしっかりと意識が向けられていれば、起こってくる現象や、感情や思考に巻き込まれる割合が減りますので、自ずとそれらを冷静かつ客観的に観られるようになるのです。

そうやって、起こってきた現象や感情や思考を冷静に観られるようになれば、私という自我が握り締めた考え(囚われ)に自ずと気づいていきます。
また、高い集中度で「私」に意識が向けられれば、それだけで私という自我が握り締めた考えが解放されていきます(あるいは溶けていきます)。

ですから、自覚をされる方は、これ以上は無理だという程の強い集中度で、ご自分の意識の焦点を「私」に当てて頂きたいのです。
そして、気が向いたときにときどきされるというのではなく、できるだけ常に、高い集中度で意識を「私」に向け続けて頂きたいのです。
その状態を常に維持していただきたいのです。

どのくらい深い悟りを得られるかは、その「私」に当てられる意識の焦点の絞りの強さによって決まると言っても過言ではありません。
特に、大悟や解脱の悟りと言った深い悟りを得る際には、極限まで絞り込んで意識を「私」に当てる必要があります。
解脱の悟りを得る際は、針の先のような意識の集中度が必要になります。
最終的な局面では、私の意識の迷いがとても微細なものになっていきますので、そのような極めて高い意識の集中がないと、私の意識の迷いに気づけないのです。

具体的なやり方としては、例えば、まずは、身体の中心を通る直径10cmくらいの中心軸をイメージして、その中心軸に意識を集中してください。
なお、中心軸に意識を向ける際の上下方向の範囲については、例えばハートから頭の範囲や、丹田付近から頭の範囲など、ご自分で意識を集中しやすい範囲を決めて集中してください。
直径10cmの中心軸がイメージできるようになったら、さらにシャープに、例えば直径1cmかそれ以下のサイズの中心軸をイメージして、その中心軸に意識を集中してください。
あるいは、ハートの中心(コア)の位置が分かる方は、そのコアに向けて意識を集中されてもいいです。


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読んで頂いてありがとうございました。

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