鈴田牢跡
大村市 鈴田
キリシタン大名 大村純忠の死後
信仰が厳しく禁止され
竹で作った小鳥小屋のような 8畳の牢に
宣教師や信者たち35人を 5年間にわたって投獄
その後 長崎の西坂と 大村の放虎原(ホウコバル) で 殉教
他にも 大村市内各地で処刑が行われていたようで
獄門所跡 妻子別れの石 首塚跡 胴塚跡 などがある
黒崎教会
長崎市郊外 外海(ソトメ)地区
キリスト教禁止令が 解除された後
信徒の奉仕と 犠牲で積み上げた レンガ造り
出津(シツ)教会
江戸幕府の 禁教政策により
大村藩は厳しく取り締まったが
この外海 (ソトメ) は
大村城下から遠いこともあり
多くの隠れキリシタンが 存在していた
解禁後 ド・ロ神父により 建築された
信徒会館
ド・ロ神父
フランス人宣教師
神学以外にも 福祉 医学 薬学などを学んで 赴任
布教活動だけでなく救護院などを作り
女性の自立を促したり
麦を作って マカロニ パン ソーメン などに加工するなど
産業 や 社会福祉などにも貢献
遠藤周作記念館
カトリック教徒でもある 遠藤周作の
小説 沈黙 の舞台 となったことで
大海原を背にして 造られている
沈黙の碑
「人間がこんなに哀しいのに 主よ
海があまりに碧いのです」
と 刻まれている