つれずれに

気ままな散歩で 季節を感じながら 
カメラにも収めたいと思っています

キリシタン弾圧の地と教会

2016-03-21 | お出かけ

       鈴田牢跡     

        

              大村市 鈴田

         キリシタン大名 大村純忠の死後

         信仰が厳しく禁止され

         竹で作った小鳥小屋のような 8畳の牢に 

         宣教師や信者たち35人を 5年間にわたって投獄

 

     その後 長崎の西坂と 大村の放虎原(ホウコバル) で 殉教

     他にも 大村市内各地で処刑が行われていたようで

     獄門所跡 妻子別れの石 首塚跡 胴塚跡 などがある

 

     黒崎教会

      

            長崎市郊外 外海(ソトメ)地区

         キリスト教禁止令が 解除された後

         信徒の奉仕と 犠牲で積み上げた レンガ造り

 

       

       

       

 

     出津(シツ)教会

            

       

               江戸幕府の 禁教政策により

            大村藩は厳しく取り締まったが

            この外海 (ソトメ) は 

            大村城下から遠いこともあり

          多くの隠れキリシタンが 存在していた

 

         解禁後 ド・ロ神父により 建築された

 

      信徒会館

       

 

      ド・ロ神父

                   

                フランス人宣教師

       神学以外にも 福祉 医学 薬学などを学んで 赴任

       布教活動だけでなく救護院などを作り

       女性の自立を促したり

       麦を作って マカロニ パン ソーメン などに加工するなど

       産業 や 社会福祉などにも貢献

 

     遠藤周作記念館

        

            

               カトリック教徒でもある 遠藤周作の

            小説 沈黙 の舞台 となったことで

            大海原を背にして 造られている

 

     沈黙の碑

      

         「人間がこんなに哀しいのに 主よ

          海があまりに碧いのです」

                 と 刻まれている