飯島 治蝶/水煙同人

飯島治蝶の俳句ブログ(第一章)

日焼け (7月26日 木曜日)

2007年07月26日 | Weblog
         出迎えや林間学園終えし子を

                 母親の出迎え多き夏の夕

                 出迎えや林間の子ら日焼けして

                 林間の学園の土産話聞く

                 林間の子ら遠富士を見たと言う

                 夏空に人口衛星子ら見たと

                 林間の子ら夜に蛍火見たと聞く

                 満天の夏の星空子ら見たと

         日焼け顔校庭並び帰校式

         夏の夕親は土産持つ子と家路

         たくさんの土産をもらう夏休み

         夏の夜に幼き孫の誕生会

         夏の夜に誕生祝いのケーキ切る
         
         三歳の孫の祝や夏の星

         喧騒の心地よき祝い夏の夜に

3 コメント

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好きな句  (大給圭泉)
2007-07-26 07:56:24
夏空に人口衛星子ら見たと
いかに澄み切ってる空かと思います。
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好きな句 (河野渓太)
2007-07-26 18:22:23
三歳の孫の祝や夏の星
ごく自然にしかも格調高く、めでたさを詠んでおられると感じます。わが家の昔を思い出して大いに共感を覚えました。
どうもおめでとうございます。
         


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お礼 (飯島治蝶)
2007-07-27 06:30:42
大給圭泉様、「夏空に人口衛星子ら見たと」の句にコメントを頂き、うれしく存じます。学校の子ども達は、信州の白樺高原で二泊三日の林間学園を体験して帰って来ました。よく晴れ上がり、星のなかに動いてゆく人工衛星を多くの児が見たそうです。ちょっとした夏のロマンを経験できたようです。
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