秋の雨早朝静かな街濡らす
しとしとと降る秋雨に道濡れて
直売所農夫積み置く梨袋
新涼の朝に来校係の子
秋曇校舎の廊下の電気点け
帰り道不意に降り出す秋の雨
虫の音の暮ゆくほどに高くして
田舎より便りとともに秋野菜
しとしとと降る秋雨に道濡れて
直売所農夫積み置く梨袋
新涼の朝に来校係の子
秋曇校舎の廊下の電気点け
帰り道不意に降り出す秋の雨
虫の音の暮ゆくほどに高くして
田舎より便りとともに秋野菜
新涼をこの身に纏い出勤す
一週間切りて二学期の準備かな
新涼の朝に子ら来て部活動
新涼や吹奏楽の音響く
新涼や静かな校舎にブラスの音
新涼や教師ら動く校舎内
散歩道栃の実ひとつぽとり落つ
目の前を栃の実ひとつぽとり落ち
音立てて落ちし栃の実転げをり
早や過ぎとつぶやき栃の実拾いけり
栃の実や我が手のひらに重くあり
栃の実の手のひらにある存在感
栃の実の三つの割れ目くっきりと
橡の実の割れて漆黒艶やかに
栃の葉が色付き始める錆の色
一週間切りて二学期の準備かな
新涼の朝に子ら来て部活動
新涼や吹奏楽の音響く
新涼や静かな校舎にブラスの音
新涼や教師ら動く校舎内
散歩道栃の実ひとつぽとり落つ
目の前を栃の実ひとつぽとり落ち
音立てて落ちし栃の実転げをり
早や過ぎとつぶやき栃の実拾いけり
栃の実や我が手のひらに重くあり
栃の実の手のひらにある存在感
栃の実の三つの割れ目くっきりと
橡の実の割れて漆黒艶やかに
栃の葉が色付き始める錆の色
都会の夜丸く大きな盆の月
盆の月夜更けに黄色く丸々と
真正面夜更けに丸き盆の月
雲ひとつなき夜に見ている盆の月
歌にあるお盆のような丸き月
盆の月スマイルマークの顔をして
夜更けて風に吹かれて盆の月
風の中夜更けに見上ぐ盆の月
街眠る真夜に見ている盆の月
秋暑し改札口に白流れ
夏休み栽培委員ら水を撒き
当番の栽培委員の日焼して
虹掛かる散水機に来る蜻蛉かな
草叢に蜻蛉の二三飛び交えり
八月の皆既月食パソコンで
曇天のなかに一点満ちる月
盆の月夜更けに黄色く丸々と
真正面夜更けに丸き盆の月
雲ひとつなき夜に見ている盆の月
歌にあるお盆のような丸き月
盆の月スマイルマークの顔をして
夜更けて風に吹かれて盆の月
風の中夜更けに見上ぐ盆の月
街眠る真夜に見ている盆の月
秋暑し改札口に白流れ
夏休み栽培委員ら水を撒き
当番の栽培委員の日焼して
虹掛かる散水機に来る蜻蛉かな
草叢に蜻蛉の二三飛び交えり
八月の皆既月食パソコンで
曇天のなかに一点満ちる月
学び舎の石榴幾つも色付いて
晴天に赤く色付く石榴かな
石榴の実赤みを帯びて膨らめり
八月に仲間ら集い研修会
八月に教育課題の研修会
秋の日に大スクリーンに青の色
スクリーンの画面の青さ秋の空
提案の発表秋の研修会
休憩や話題豊富な秋の午後
八月に初孫できたと仲間言い
仲間らと定例会議秋の午後
八月に一ヵ月振りの会議して
八月に次の月への会議かな
二学期の近付き定例会議かな
二学期の準備よろしくと教育長
川見えて不意に出会いし秋の風
秋の夕鵜と鴨川の岩の上
秋風や鵜と鴨川の岩上に
晴天に赤く色付く石榴かな
石榴の実赤みを帯びて膨らめり
八月に仲間ら集い研修会
八月に教育課題の研修会
秋の日に大スクリーンに青の色
スクリーンの画面の青さ秋の空
提案の発表秋の研修会
休憩や話題豊富な秋の午後
八月に初孫できたと仲間言い
仲間らと定例会議秋の午後
八月に一ヵ月振りの会議して
八月に次の月への会議かな
二学期の近付き定例会議かな
二学期の準備よろしくと教育長
川見えて不意に出会いし秋の風
秋の夕鵜と鴨川の岩の上
秋風や鵜と鴨川の岩上に
朝風呂に浸かりし我に秋の風
孫友と遊ぶ約束夏休み
孫友に会いに出かける夏休み
ピンポンと音立て届く桃の箱
日曜の朝に届きし桃の箱
宅配や信州の桃ずっしりと
宅配やずっしり重き桃の箱
今年また親戚からの桃届く
信州の香りを込めし桃の箱
箱開けてパッと眼に入る桃の色
桃の箱開けて広がる色香かな
褐色の交じりし桃の香り立つ
桃熟れて手のひら隠れる大きさに
香立つ桃の実我が手に重くあり
皮剥いてナイフ持つ手に桃の汁
皮剥きて手のひら滴る桃の汁
桃の実の薄き皮剥き老い母に
大き桃小さく刻み老い母に
老い母に信州の桃と告げ渡す
幾人も顔の重なり桃を食む
仏前に信濃の国の桃供え
桃の実の甘き香りを仏前に
親戚に桃のお礼の電話かな
孫友と遊ぶ約束夏休み
孫友に会いに出かける夏休み
ピンポンと音立て届く桃の箱
日曜の朝に届きし桃の箱
宅配や信州の桃ずっしりと
宅配やずっしり重き桃の箱
今年また親戚からの桃届く
信州の香りを込めし桃の箱
箱開けてパッと眼に入る桃の色
桃の箱開けて広がる色香かな
褐色の交じりし桃の香り立つ
桃熟れて手のひら隠れる大きさに
香立つ桃の実我が手に重くあり
皮剥いてナイフ持つ手に桃の汁
皮剥きて手のひら滴る桃の汁
桃の実の薄き皮剥き老い母に
大き桃小さく刻み老い母に
老い母に信州の桃と告げ渡す
幾人も顔の重なり桃を食む
仏前に信濃の国の桃供え
桃の実の甘き香りを仏前に
親戚に桃のお礼の電話かな
秋の朝郵便局員訪ね来し
局員の秋に年金話かな
局員と民営話する初秋
線香と花持ち向かう施餓鬼寺
国道の渋滞するなか施餓鬼会に
空青し寺恒例の施餓鬼会に
施餓鬼寺人次々と集い来る
仏縁に結ばれ集う施餓鬼寺
施餓鬼会の始まる前に墓掃除
施餓鬼会や縁者の墓に線香をも
客殿の斎食供養の施餓鬼かな
施餓鬼会や馴染の顔と斎食し
施餓鬼会や「おい、元気か。」と恩師来て
施餓鬼会に恩師も交じる供養かな
餓鬼会の中に交じりし同級生
施餓鬼会の席に亡父の教え子も
遠き日の話題の多き施餓鬼会に
施餓鬼会に思い出話尽きぬ昼
秋風に灯明明るく揺れ動く
須弥壇に旬の供物や施餓鬼寺
施餓鬼寺大き蓮の葉に供物置き
施餓鬼会に上人語る法話かな
本堂の法話に重ねて秋の蝉
本山のベテラン布教師施餓鬼会に
喪服着る新盆数多な施餓鬼会に
新盆の喪服の多き施餓鬼寺
施餓鬼会のなかに恩師も喪服着て
施餓鬼寺喪服のなかに幼き子
新盆の数多な卒塔婆施餓鬼寺
総代の開会あいさつ施餓鬼会に
本堂の施餓鬼法要厳かに
施餓鬼会に祈念の住職低頭す
本堂に鉦の音澄みし施餓鬼かな
施餓鬼会の鉦と読経にあるリズム
本堂の読経とともに秋の蝉
本堂に読経境内に秋の蝉
施餓鬼会の僧等の読経響きゆく
金色の花筥の中の散華かな
花筥を手にし僧侶ら散華して
本堂に舞いゆく散華施餓鬼寺
施餓鬼会や衆生へひらひら舞う散華
施餓鬼寺胡蝶の如く舞う散華
施餓鬼寺僧侶ら散華一斉に
施餓鬼寺散華のなかに金と銀
施餓鬼寺煌めき舞い散る散華かな
施餓鬼寺この世のものかと舞う散華
施餓鬼会や散華を胸のポケットに
施餓鬼会に檀家の先祖供養して
施餓鬼会に背筋伸ばして回向かな
施餓鬼会に先祖の御霊安らけく
数珠を手に先祖の回向施餓鬼寺
秋空に僧侶の足袋の白さかな
施餓鬼会や墓に卒塔婆供養して
施餓鬼かな先祖供養の墓参り
風に乗り墓所に舞う秋の黒揚羽
施餓鬼かな墓に紫煙の幾筋も
秋の午後寺の散華を仏前に
茜さす夕空に月ぽっかりと
局員の秋に年金話かな
局員と民営話する初秋
線香と花持ち向かう施餓鬼寺
国道の渋滞するなか施餓鬼会に
空青し寺恒例の施餓鬼会に
施餓鬼寺人次々と集い来る
仏縁に結ばれ集う施餓鬼寺
施餓鬼会の始まる前に墓掃除
施餓鬼会や縁者の墓に線香をも
客殿の斎食供養の施餓鬼かな
施餓鬼会や馴染の顔と斎食し
施餓鬼会や「おい、元気か。」と恩師来て
施餓鬼会に恩師も交じる供養かな
餓鬼会の中に交じりし同級生
施餓鬼会の席に亡父の教え子も
遠き日の話題の多き施餓鬼会に
施餓鬼会に思い出話尽きぬ昼
秋風に灯明明るく揺れ動く
須弥壇に旬の供物や施餓鬼寺
施餓鬼寺大き蓮の葉に供物置き
施餓鬼会に上人語る法話かな
本堂の法話に重ねて秋の蝉
本山のベテラン布教師施餓鬼会に
喪服着る新盆数多な施餓鬼会に
新盆の喪服の多き施餓鬼寺
施餓鬼会のなかに恩師も喪服着て
施餓鬼寺喪服のなかに幼き子
新盆の数多な卒塔婆施餓鬼寺
総代の開会あいさつ施餓鬼会に
本堂の施餓鬼法要厳かに
施餓鬼会に祈念の住職低頭す
本堂に鉦の音澄みし施餓鬼かな
施餓鬼会の鉦と読経にあるリズム
本堂の読経とともに秋の蝉
本堂に読経境内に秋の蝉
施餓鬼会の僧等の読経響きゆく
金色の花筥の中の散華かな
花筥を手にし僧侶ら散華して
本堂に舞いゆく散華施餓鬼寺
施餓鬼会や衆生へひらひら舞う散華
施餓鬼寺胡蝶の如く舞う散華
施餓鬼寺僧侶ら散華一斉に
施餓鬼寺散華のなかに金と銀
施餓鬼寺煌めき舞い散る散華かな
施餓鬼寺この世のものかと舞う散華
施餓鬼会や散華を胸のポケットに
施餓鬼会に檀家の先祖供養して
施餓鬼会に背筋伸ばして回向かな
施餓鬼会に先祖の御霊安らけく
数珠を手に先祖の回向施餓鬼寺
秋空に僧侶の足袋の白さかな
施餓鬼会や墓に卒塔婆供養して
施餓鬼かな先祖供養の墓参り
風に乗り墓所に舞う秋の黒揚羽
施餓鬼かな墓に紫煙の幾筋も
秋の午後寺の散華を仏前に
茜さす夕空に月ぽっかりと
ドッグ後の精密検査受ける秋
秋の夜食後に下剤を服用し
秋の日に半日絶食して検査
大腸の精密検査受ける秋
潜血の精密検査受ける秋
秋の朝絶食をして検査かな
秋の朝街医者に行き検査受く
秋曇り潜血如何にと診る検査
秋の朝洗浄液を服飲す
秋の日に洗浄を終え内視鏡
大腸の秋の検診内視鏡
八月に画面の大腸見る検査
八月にカラフルな腸診る検査
八月に大腸見ながら検査受く
秋の午後「異状はない」と医師告げし
秋に医師きれいな腸と写真見せ
秋の午後きれいな腸と主治医ほめ
秋の日に半日かけて検査受け
安堵して家路につきし秋の午後
八月においしく頂く遅き昼
孫娘林間学園終え帰宅
リュック背の孫より秋の旅土産
秋の夕信州銘菓の旅土産
秋の旅「白樺の風」の土産菓子
秋の夜に頬張る孫の土産菓子
秋の夜に頬張る菓子のサクサクと
秋の夜食後に下剤を服用し
秋の日に半日絶食して検査
大腸の精密検査受ける秋
潜血の精密検査受ける秋
秋の朝絶食をして検査かな
秋の朝街医者に行き検査受く
秋曇り潜血如何にと診る検査
秋の朝洗浄液を服飲す
秋の日に洗浄を終え内視鏡
大腸の秋の検診内視鏡
八月に画面の大腸見る検査
八月にカラフルな腸診る検査
八月に大腸見ながら検査受く
秋の午後「異状はない」と医師告げし
秋に医師きれいな腸と写真見せ
秋の午後きれいな腸と主治医ほめ
秋の日に半日かけて検査受け
安堵して家路につきし秋の午後
八月においしく頂く遅き昼
孫娘林間学園終え帰宅
リュック背の孫より秋の旅土産
秋の夕信州銘菓の旅土産
秋の旅「白樺の風」の土産菓子
秋の夜に頬張る孫の土産菓子
秋の夜に頬張る菓子のサクサクと
ジョギングの青年駆け行く処暑の朝
講師来て夏休み中の研修会
雲とれて暑さ増しゆく処暑の午後
処暑の午後スクールガードと打ち合わせ
秋の空ビルの高みに大クレーン
自転車の籠に小犬や昏早き
処暑の日や十二時間の勤め終ふ
勤め終え帰る夜道に虫の声
講師来て夏休み中の研修会
雲とれて暑さ増しゆく処暑の午後
処暑の午後スクールガードと打ち合わせ
秋の空ビルの高みに大クレーン
自転車の籠に小犬や昏早き
処暑の日や十二時間の勤め終ふ
勤め終え帰る夜道に虫の声
秋の朝小五の孫は林間に
秋暑し職員室に鳴る電話
残暑かな畑の土の白さ増し
県道に梨直売の立看板
北からの寒冷前線処暑となる
処暑となる街を覆いし雲厚し
南下せし寒冷前線処暑となる
早朝に雨の降り出す処暑となる
処暑となり書斎の窓を開け放つ
窓からの処暑の雨音心地よく
処暑の雨止みて涼しき街の朝
秋暑し職員室に鳴る電話
残暑かな畑の土の白さ増し
県道に梨直売の立看板
北からの寒冷前線処暑となる
処暑となる街を覆いし雲厚し
南下せし寒冷前線処暑となる
早朝に雨の降り出す処暑となる
処暑となり書斎の窓を開け放つ
窓からの処暑の雨音心地よく
処暑の雨止みて涼しき街の朝
ベル鳴らし過ぎ行く自転車秋暑し
秋の晴節電依頼の通知来る
秋暑し節電依頼学校へ
窓開けてほお教室にある残暑
秋暑し冷房のなき教室で
同僚と気温の話秋の昼
秋空に馬に似し雲流れ行く
桔梗咲く孫林間の準備して
秋の晴節電依頼の通知来る
秋暑し節電依頼学校へ
窓開けてほお教室にある残暑
秋暑し冷房のなき教室で
同僚と気温の話秋の昼
秋空に馬に似し雲流れ行く
桔梗咲く孫林間の準備して
残暑かな人っ子一人なき校庭
猫ぢやらし茂りし庭に群れ雀
秋暑し子らの自転車過ぎ行けり
曇りてもなほ日傘差す残暑かな
いくつもの仕事こなして秋の暮
猫ぢやらし茂りし庭に群れ雀
秋暑し子らの自転車過ぎ行けり
曇りてもなほ日傘差す残暑かな
いくつもの仕事こなして秋の暮
新涼や書斎の窓を開け放つ
新涼に窓開け入りし朝の風呂
新涼に妻と年金相談会
銀行の年金相談新涼に
新涼や快速電車柏へと
新涼に銀行年金相談会
銀行の年金相談秋の日に
八月や年金相談室に入る
労務士の年金説明八月に
年金の個別相談秋の日に
生涯の設計画面に映す秋
秋の日に描く生涯設計図
退職後現実味帯びる秋の日に
秋の日のスカイラウンジ昼餉時
秋の日に妻との昼食展望台
秋の日のスカイラウンジゆっくりと
一時間回転して見る秋の景
市街地の向かふに見ゆる秋の沼
秋の日に手賀沼臨む展望台
手賀沼の大橋臨む秋の午後
秋の沼アーチの大橋まっすぐに
展望台大河の如くに秋の沼
手賀沼の秋空のもと長くして
手賀沼や秋空のもと横たわり
秋の沼越して広がる緑地かな
秋空の下に地平の広がれり
秋空に地平広がる展望台
秋の街越して広がる緑地かな
窓際のスカイラウンジ秋の蝶
秋の空眼下に朱塗りの鳥居かな
秋の日に遥かに臨む副都心
秋陽射す線路上下に交差して
展望台眼下に人行く秋の駅
秋の空眼下にデパート屋上も
一時間掛けて回りし展望台
秋の日にスカイラウンジ一回り
柏での買い物楽しむ秋の午後
新涼に窓開け入りし朝の風呂
新涼に妻と年金相談会
銀行の年金相談新涼に
新涼や快速電車柏へと
新涼に銀行年金相談会
銀行の年金相談秋の日に
八月や年金相談室に入る
労務士の年金説明八月に
年金の個別相談秋の日に
生涯の設計画面に映す秋
秋の日に描く生涯設計図
退職後現実味帯びる秋の日に
秋の日のスカイラウンジ昼餉時
秋の日に妻との昼食展望台
秋の日のスカイラウンジゆっくりと
一時間回転して見る秋の景
市街地の向かふに見ゆる秋の沼
秋の日に手賀沼臨む展望台
手賀沼の大橋臨む秋の午後
秋の沼アーチの大橋まっすぐに
展望台大河の如くに秋の沼
手賀沼の秋空のもと長くして
手賀沼や秋空のもと横たわり
秋の沼越して広がる緑地かな
秋空の下に地平の広がれり
秋空に地平広がる展望台
秋の街越して広がる緑地かな
窓際のスカイラウンジ秋の蝶
秋の空眼下に朱塗りの鳥居かな
秋の日に遥かに臨む副都心
秋陽射す線路上下に交差して
展望台眼下に人行く秋の駅
秋の空眼下にデパート屋上も
一時間掛けて回りし展望台
秋の日にスカイラウンジ一回り
柏での買い物楽しむ秋の午後
新涼や朝のあいさつ声弾み
早朝の地震の余震や秋の午後
新涼の夕べや風吹く縁台に
新涼や膝に遊べる幼孫
夕暮れて盆踊の音聞こえ来る
盆踊り人ぞろぞろと会場へ
盆踊り老若男女会場へ
薄暗きなかであいさつ盆踊り
急ぎ行く自転車の子ら盆踊
盆踊り屋台とテントに囲まれて
十一の町会合同盆踊り
テント満つ町会合同盆踊り
今年また高校跡地の盆踊
会場は広き野原や盆踊
いくつもの屋台並びし盆踊
夜七時始まる学区の盆踊
盆踊の開会宣言夜七時
会長の開会あいさつ盆踊り
盆踊り地元議員と懇談し
盆踊り昔話を役員と
盆踊り話の弾む本部席
盆踊り笑顔こぼれる本部席
本部席話しつつ見る盆踊り
盆踊り民生委員と子らのこと
櫓より太鼓の音して盆踊
盆踊り広がり行きし踊りの輪
学校の親と子参加の盆踊
盆踊り輪投げの屋台に子ら群れて
学校の子らの手を振る盆踊り
盆踊り祭の半被の車椅子
盆踊り笛の音響く中休み
盆踊り休みのなかに笛太鼓
盆踊り地元の音頭も踊られて
子ら屋台大人輪に入る盆踊り
盆踊り人増すごとに深む闇
早朝の地震の余震や秋の午後
新涼の夕べや風吹く縁台に
新涼や膝に遊べる幼孫
夕暮れて盆踊の音聞こえ来る
盆踊り人ぞろぞろと会場へ
盆踊り老若男女会場へ
薄暗きなかであいさつ盆踊り
急ぎ行く自転車の子ら盆踊
盆踊り屋台とテントに囲まれて
十一の町会合同盆踊り
テント満つ町会合同盆踊り
今年また高校跡地の盆踊
会場は広き野原や盆踊
いくつもの屋台並びし盆踊
夜七時始まる学区の盆踊
盆踊の開会宣言夜七時
会長の開会あいさつ盆踊り
盆踊り地元議員と懇談し
盆踊り昔話を役員と
盆踊り話の弾む本部席
盆踊り笑顔こぼれる本部席
本部席話しつつ見る盆踊り
盆踊り民生委員と子らのこと
櫓より太鼓の音して盆踊
盆踊り広がり行きし踊りの輪
学校の親と子参加の盆踊
盆踊り輪投げの屋台に子ら群れて
学校の子らの手を振る盆踊り
盆踊り祭の半被の車椅子
盆踊り笛の音響く中休み
盆踊り休みのなかに笛太鼓
盆踊り地元の音頭も踊られて
子ら屋台大人輪に入る盆踊り
盆踊り人増すごとに深む闇
外に出て思わずつぶやく秋暑し
秋暑かな「暑いですね」と電話でも
妻からのロッキングチェアー八月に
八月に学区の巡回パトロール
捕まえた学び舎の樹のすいっちょん
八月の誕生せし日に姉ら来て
八月の還暦祝に姉ら来て
還暦や八月姉らに祝われて
八月に姉らに祝われ誕生会
秋暑し祝いの品のアロハシャツ
八月に還暦祝の乾杯し
八月に還暦祝の酒宴かな
八月に姉らと語る孫自慢
八月に姉らと話す家のこと
八月の還暦祝に四世代
八月にぐるり囲まれ誕生会
八月の誕生ケーキの炎揺る
八月のケーキの飾りに「じーじ」の字
八月や闇に明るき「じーじ」の字
八月やケーキのローソクふうと消し
八月に孫の手作りケーキ食む
八月やケーキ食む孫に白き髭
八月に老母曾孫のケーキ食む
八月やとうとう我も還暦に
八月の還暦祝に赤子抱き
八月に大き節目の誕生日
八月の別のケーキの火は孫と
八月の還暦祝のにぎやかに
還暦に孫の名間違う秋暑かな
八月にロッキングチェアー揺れ動く
宴会中夜に戸を開け秋暑し
八月に第二の青春始まれり
八月に静けさ求め床に就く
秋暑かな「暑いですね」と電話でも
妻からのロッキングチェアー八月に
八月に学区の巡回パトロール
捕まえた学び舎の樹のすいっちょん
八月の誕生せし日に姉ら来て
八月の還暦祝に姉ら来て
還暦や八月姉らに祝われて
八月に姉らに祝われ誕生会
秋暑し祝いの品のアロハシャツ
八月に還暦祝の乾杯し
八月に還暦祝の酒宴かな
八月に姉らと語る孫自慢
八月に姉らと話す家のこと
八月の還暦祝に四世代
八月にぐるり囲まれ誕生会
八月の誕生ケーキの炎揺る
八月のケーキの飾りに「じーじ」の字
八月や闇に明るき「じーじ」の字
八月やケーキのローソクふうと消し
八月に孫の手作りケーキ食む
八月やケーキ食む孫に白き髭
八月に老母曾孫のケーキ食む
八月やとうとう我も還暦に
八月の還暦祝に赤子抱き
八月に大き節目の誕生日
八月の別のケーキの火は孫と
八月の還暦祝のにぎやかに
還暦に孫の名間違う秋暑かな
八月にロッキングチェアー揺れ動く
宴会中夜に戸を開け秋暑し
八月に第二の青春始まれり
八月に静けさ求め床に就く
玄関前苧殻を焚いて提灯へ
送火や十六日の朝にして
とんぼ来る朝日に羽を煌めかせ
送火の手提げ提灯古めきて
精霊を墓へと送る火手に提げて
送火に仏花の水を新しく
秋暑し墓誌に遣る水たっぷりと
送火やまた来年と手を合わす
人込みし駅のホームや秋暑し
秋日射し走る電車の席の背に
秋暑し施設開放の体育館
外作業タオル離せぬ秋暑かな
残暑かな水分補給絶やさずに
玄関に入りてほつとす残暑かな
八月に出でし光化学注意報
更新や四十度九分八月に
八月に年金案内次々と
八月に年金のこと社保庁へ
八月に年金相談メール打つ
年金の手続き多き八月や
送火や十六日の朝にして
とんぼ来る朝日に羽を煌めかせ
送火の手提げ提灯古めきて
精霊を墓へと送る火手に提げて
送火に仏花の水を新しく
秋暑し墓誌に遣る水たっぷりと
送火やまた来年と手を合わす
人込みし駅のホームや秋暑し
秋日射し走る電車の席の背に
秋暑し施設開放の体育館
外作業タオル離せぬ秋暑かな
残暑かな水分補給絶やさずに
玄関に入りてほつとす残暑かな
八月に出でし光化学注意報
更新や四十度九分八月に
八月に年金案内次々と
八月に年金のこと社保庁へ
八月に年金相談メール打つ
年金の手続き多き八月や