飯島 治蝶/水煙同人

飯島治蝶の俳句ブログ(第一章)

掻き氷 (6月24日 日曜日)

2007年06月24日 | Weblog
        梅雨晴れや各町の人集い来る

        あいさつに暑さの言葉付け足して

        梅雨晴れの休みに行事の打ち合わせ

        界の代表集う梅雨の晴れ

        窓開けし会場動く扇風機

        休日のプールに飛沫部活動

        陶器市並ぶテントに掻き氷

        幼孫ソフトクリーム頬につけ

        欄干に腰掛け眺む花菖蒲

        ステージに菖蒲祭の幕張られ

        菖蒲田に演歌流れる祭かな

        老いの夏十八番はこれからと

        ステージで青春の歌老いの夏

        茜照る祭提灯風に揺れ

        街なかの祭囃子や夕茜


1 コメント

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好きな句 (かつらたろう)
2007-06-24 15:31:44
☆陶器市並ぶテントに掻き氷
昔から、陶器市はいつも夏に開催され、絶妙なる口上にうっとりするほど聞き惚れ、いつまでも立ち去ることが出来ない程でした。そしてそんな市には、必ず掻き氷屋さんも出ていましたね。懐かしの風情あふれる好きな句です。
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