飯島 治蝶/水煙同人

飯島治蝶の俳句ブログ(第一章)

寒 (1月24日 水曜日)

2007年01月24日 | Weblog

      神宮の回廊ぐるり書初展

 

      寒の池真鯉のなかに緋のひとつ

 

      神宮の池にゆるりと寒の鯉

 

      春近し頭上に大き北斗星


3 コメント

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好きな句 (おおにし ひろし)
2007-01-24 19:33:37
春近し頭上に大き北斗星

壮大な夜の星空も、空気の澄んだ現在は、よく星も見えます。北極星も杓子型なので特に見やすいですが、今は夏等に比べ光度もぐんと良くなっています。冷たい夜気の中の作者の姿が浮かびます。
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寒の鯉 (池田多津子)
2007-01-24 22:17:21
神宮の池にゆるりと寒の鯉
 このごろの鯉はゆっくりと泳いでいます。大きな鯉がゆるりと泳ぐのを見るのはいいものです。ゆったりした気分になります。
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  好きな句 (古田けいじ)
2007-01-24 23:08:58
春近し頭上に大き北斗星

名古屋の空でも見えるし、知っている数少ない星座。
春の星座へと少しずつ移っている。
春を待つ気持ちを感じる。
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