バイクは125CCが一番

維持費も安くて取り回しもよく、パワーもそこそこある。バイクは125CCが一番!

新型アドレスV125Sについて

2010年08月25日 | アドレスV125G

先月ついに新型アドレスが発売されました。
昨年?でしたか平成19年排ガス規制対応型のアドレスが発売されましたが,これは排ガス規制対応を主眼にしたもので,多少の追加装備を施したものの,本格的なモデルチェンジはこのV125Sだと思います。

さて,スズキのHPを見るとV125Gも未だ健在です。そうするとSの方はアドレスの正当な後継機種ではないのでしょうか?まあ細かいことは抜きにして,SにはGにはない様々な機能があります。
まず,Sの一番の売りというか,多機能メーターがいいですね。スピードメーターが特にかっこいいです。
しかもデジタル時計が標準で装備されているところはさすがユーザーの気持ちをしっかり理解している。
そもそもアドレスは宣伝文句に「通勤特急」と言っていたくらいですから,私も含めて通勤や通学などに利用しているユーザーが大半だと思います。
そういう時間に追われているユーザーにとって時計は必要不可欠なもの。かくいう自分もアドレス購入後,通勤や長距離ツーリング途上で時計がなくて不便をきたしたことが多く,早速外付けの時計を購入しメーター周りに取りつけました。

他に特筆すべき装備と言えばかばんホルダーですかね。
排ガス規制前のアドレスのコンビニフックは非常に使いづらいです。アドレスの前に乗っていたレッツⅡスタンダードのコンビニフックの使いやすさに感動していたので,アドレスに乗り換えたときの唯一のガッカリ感はこのコンビニフックでしたが,Sではそのへんが向上されてかばんまでしっかり掛けられて,まさに通勤通学買い物と言った生活に密着した原二スクーターのポイントをしっかり押さえています。

と,称賛するのはここまでで・・・
最高出力はGと変わっていませんね。規制により大幅ダウンした出力は技術革新で向上できなかったのでしょうか?
まあ,私自身規制後のアドレスに乗ったことがないので体感的にどの程度違いがあるのかは分かりませんが,身近な人の話では発進~60㎞/hまでの加速感はさして変わらないらしいです。田舎の登坂車線や峠道のようなある程度パワーが必要な場面では規制前と規制後で違いが出てくるのでしょうが,街乗りのような実用的な場面では通勤特急の面目は保たれているのでしょうか?規制後のアドレスの方が燃費がいいという話も聞きますから,カタログ値だけで云々することは早計かもしれません。

あと,タイヤサイズが相変わらず前後10インチだということで,ネット上で否定的な意見を見ましたが,私は軽量・コンパクトを売りにしているアドレスですから,これ以上サイズアップする必要はないと思います。まあ,確かに10インチタイヤであれだけ加速が出ていると轍や窪みにはまると怖いですけどね。12インチのスクーターが欲しければシグナス辺りもあるわけですから,アドレスには今後も軽量コンパクトを貫いて欲しい。

排ガス規制で出力ダウンし,アドレスの売りだった通勤特急のイメージを大幅にダウンさせたアドレスがメーターを充実させて起死回生を計ったと思いますが,強敵PCXに勝てるかどうかは微妙なところだと思います。自分だったらSよりPCXを選びまます。

今後,スズキが水冷12馬力のアドレスを出してくれたら即効で買い替えますが(笑)


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