バイクは125CCが一番

維持費も安くて取り回しもよく、パワーもそこそこある。バイクは125CCが一番!

PCXで伊那・木曽

2010年09月26日 | PCX

みなさんこんばんは。今週末はテレビでは尖閣問題で一色ですが,私的には寒くて電気ストーブを出したり掛布団を出したりと一気に季節が変わって生活スタイルも変わり始めました。ニュースを見てたら昨日は富士山が初冠雪だとか。山梨で富士山を見たときはそんな風には見えなかったんですけどね。今年は猛暑の反動で冬の訪れは早まりそう。ならば温かいうちに少しでもバイクで走っとこうと思い,今日もプチツーへと出かけてきました。

さて,まずいつも通り有賀峠を越えて伊那谷に入ります。伊那市に入って伊那市駅前にあるしなとらラーメンで昼食。それから権兵衛峠へ向かって行きました。

さて,もうちょっと遠出しようと思いましたが日差しも悪くなってきてだんだん肌寒くなってきました。左へ曲がろうと思っていましたが右へ曲がって早々に帰ろうかと一瞬思いましたがそれじゃあ単にラーメンを食べに来ただけになってしまうので少々遠回りして帰ることに決定。ということで直進し木曽方面へと向かう。

権兵衛トンネル手前に来ました。昨今の公共事業=悪の風潮の中,このトンネル建設は大成功だと思います。何しろそれまで伊那谷と木曽谷は同じ県内にあっても中央アルプスを挟んでほとんど交流がありませんでしたが,このトンネル開通で主に木曽北部と伊那谷北部が約20分で結ばれたのです。しかもこのトンネル効果は木曽谷と伊那谷の住人だけにとどまりません。R19を使って岐阜方面から木曽へ入ってくる交通の流れをそのまま伊那方面へ流すことによって塩尻方面への渋滞緩和,さらに中央道伊那ICと接続することで関東方面への時間短縮にもつながります。

さて,ウンチクはここまでにして早速トンネルに入る。スムーズな車の流れで気持ち良く走る。でも気温が下がってきているのでトンネル内でも肌寒い。そうこうしているうちにトンネルを出て木曽に入る。

木曽は県内でも飯田と同様東海志向の強い地域で,就職や進学,買い物等名古屋方面へ向かう人が多いところです。その反対に諏訪は思いっきり関東志向。四七都道府県中第4位の面積を誇る広大な長野県において,県の北端に位置する人口30万人程度(平成の大合併前)の長野市など中南信の人は眼中にありません。

さて,トンネルを下ってしばらく進むとループ型の道路が現われ,それを下っていくと別の道に接続して一気にR19まで向かいます。本来なら権兵衛トンネルから続く道路がさらに目前の山を貫いてR19へ接続するはずなのですが,もう何年も前から橋脚のみ完成していて工事が進んでいません。どうやら権兵衛トンネルとその周辺の道路は国の事業で行ったようですが,そこからR19へ接続するまでの間の道は県の管轄の模様。長野県は財政再建団体寸前の赤字財政でどうやら工事の目途が立っていない模様です。ですが,現在の道路もそれなりに走りやすく何ら不便は感じません。

そしてR19に入り塩尻方面へ向かって一気に加速。市街地付近に近付いてお決まりの渋滞を乗り越え,その流れのまま懐かしのR20に入り塩尻峠を一気に上って岡谷市に入る。このままR20を進めば再び渋滞にはまりそうなので湖南方面から帰ることに。R20を右折して岡谷市街地方面に向かい,釜口水門を渡って諏訪湖沿いの道をひたすら走る。ちょっと停まって記念撮影。

PCXって何というか電子制御が至るとこに施されていて未来のバイクって感じがします。アドレスもPCXもどちらもフューエルインジェクションシステムでエンジンが始動しますが,アドレスの場合確かにボタン一発で指導しますが,セルを押してから「キュルキュルキュル」とちょっと苦しそうな音がしてからエンジンがボボボッーと掛かるのですが,PCXの場合セルを押してすぐ,すごく静かに「ボッボッボ」とエンジンが掛かります。この点2005年発売のアドレスと2010年発売のPCXとの5年の技術差なのでしょうか?それともスズキとホンダの技術差なのでしょうか?いずれにしろアドレスに比べ至るところに技術の進歩を感じます。ただ,本当言うと,個人的にはENのようにキャブレター式で寒いときは思いっきりチョークを引いてしばらく暖気してたりとか,液晶の画面じゃなくて昔のアナログ式のメーターでグリグリ回してゼロに戻したりとか,電子制御のデの字もないようなバイクの方が何となく信頼できるのですがね(ENのことは後日書きます)。


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