バイクは125CCが一番

維持費も安くて取り回しもよく、パワーもそこそこある。バイクは125CCが一番!

アドレスの燃費

2009年05月12日 | アドレスV125G



昨日アドレスの給油をしました。前回(4月19日)に給油してから234km走って5.50リットル入りましたから単純計算してリッター42.5kmという驚異的な燃費!EN並みの燃費を記録しました

アドレスはフューエルインジェクションですが燃費はさほど良くは無く,特に冬場などはリッター22~23kmしか走りませんでした。それがほぼ倍の燃費を記録した背景には次のような理由があります。

1.春になって気候が温暖化した。
2.234kmの90%以上は長距離ノンストップ走行。

そう言えば4月19日は松本へ試験に向かう途中に給油しました。往復150kmはほぼノンストップで閑散とした国道を気持ちよく巡航しました。その後連休前に所要で佐久までアドレスで行きましたが,このときも往復150kmをほぼノンストップで巡航。さらにこの1か月間はダイエットも兼ねて徒歩通勤に心掛けたため毎日往復6kmの短距離渋滞走行はほとんどありませんでした。

その結果がこの高燃費だったのではと思います。アドレスも意外と燃費のいいバイクだったんですね。


EN125-2Aで秋山郷

2009年05月10日 | EN125-2A

今日は暑かったですね全国各地で30℃を超える真夏日となりました。こんないい日にバイクを乗らない手はないと思い,近場でまだバイクで行ったことのない秋山郷へ出発しました。

秋山郷とは長野県下水内郡栄村と新潟県中魚沼郡津南町にまたがる信濃川の支流中津川周辺に点在する集落の総称です。いわゆる秘境と呼ばれる地域で,越後秋山郷と信州秋山郷に分れます。

さて,R18を北上しながら途中右折してR117へ。スタンドで給油しながら飯山市方面へ向かいます。こないだバイクでちょっと遠出したときは肌寒かったので少々厚着してきたのですがこの好天では汗ばんできました。

写真のような道をひたすら北上すると千曲川と並走するようになります。野沢温泉村飯山市などを過ぎて栄村へ。自宅から64キロほど走ったところで県境へ。

昨年もここで写真を撮りました。目前の橋を渡ると新潟県津南町へ入ります。ちなみに「千曲川」も「信濃川」へと名称が変わります。

しばらく人家の無い道を走りますがやがて津南町の中心部へ。秋山郷の看板が出てきましたので大割野信号を右折してR405へ。

そしてしばらく平地を走りますがやがて山間部へと入っていきます。ついさっきまで田植えのための水引をしていたのどかな田園風景から一変。急に狭隘で急峻な山道へと変わっていきます。しかも断崖絶壁なクセにガードレールはないわ法面整備が遅れていて落石が道路に散乱しているわであまりの変化にびっくりこの状況を写真におさめたかったのですがそんな余裕はありませんでした。

そうこうしているうちに越後秋山郷の最初の集落へと到着。

Zカーブの角のほんのわずかな斜面のスペースに何とかバイクを止めて眼下の集落を撮影。写真だと分り辛いですが,すぐ目の前は崖っぷちで非常に恐かった!

そしてまた人気の無い道路をひたすら中津川の上流めがけて進むと越後秋山郷の最後の集落大赤沢へと到着。小学校の分校やら神社やら産物店などがあったりとちょっとした賑わいがありました。そこを過ぎるとほんの500メートルほどで県境へと。

目前の橋下を流れる沢が県境となっている模様。再び長野県へと入ってしばらくするむと信州秋山郷の最初の集落小赤沢へと到着。先程の大赤沢ほどの賑わいはありませんが,そこそこ民家や商店が立ち並んでいました。

再び人家の無い山中をしばらく進みついに信州秋山郷の中心部が見えてきました。

看板の向こう側に見えるのがそれです。その奥の山は霞がかって見えにくいですがまだ残雪真っ只中。スキー場のある志賀高原の付近の山らしい。

信州秋山郷の中心部といってもわずかな民家と小学校と温泉しかありません。小赤沢地区がいちばん栄えている感じです。

やはり秘境の入口にある越後秋山郷の方がそれなりに産業も栄えていて明るい雰囲気があります。信州側は何とも淋しい寒村といったイメージでしょうか?同じ川と道で繋がっている集落の集合体なのに,途中で県境(国堺)があることが原因かもしれません。越後秋山郷はふもとの津南町からR405という動脈で結ばれ,秘境ながらもふもととのパイプは強そうです。

それに比べて信州秋山郷は栄村の中心部から直接繋がる道は事実上ないに等しく,新潟県側から入らなければなりません。栄村からも長野県からも隔絶された秘境の最奥部の悲哀を感じます。

さて,この秋山郷,至るところに「平家の~」という看板が立っていましたが,ごたぶんに漏れず秘境の地にありがちな平家伝説があるようです。とかく信州は秘境が多いのですが,私の地元の南信州にも秋山郷に負けず劣らずの秘境があり,そこにも平家伝説があります。1000年近くも昔の,しかも2,30年しか続かなかった平氏政権の残党が現代の日本各地に連綿と生き続けているなんてニワカに信じがたいです。

よほど源氏の平氏討伐がすさまじかったのでしょうか?その源氏も頼朝からわずか三代で絶えて政権は北条氏へと移りやがて南北朝,足利,戦国動乱そして徳川の世と世の中は大きく変わるのに平家の落人は累代にわたりじっと山奥に潜んで時の来るのを待っていたのでしょうか?

そんなこんなを考えながら長旅を終えました(本日の走行距離201キロ)