昨日アドレスの給油をしました。前回(4月19日)に給油してから234km走って5.50リットル入りましたから単純計算してリッター42.5kmという驚異的な燃費!EN並みの燃費を記録しました
アドレスはフューエルインジェクションですが燃費はさほど良くは無く,特に冬場などはリッター22~23kmしか走りませんでした。それがほぼ倍の燃費を記録した背景には次のような理由があります。
1.春になって気候が温暖化した。
2.234kmの90%以上は長距離ノンストップ走行。
そう言えば4月19日は松本へ試験に向かう途中に給油しました。往復150kmはほぼノンストップで閑散とした国道を気持ちよく巡航しました。その後連休前に所要で佐久までアドレスで行きましたが,このときも往復150kmをほぼノンストップで巡航。さらにこの1か月間はダイエットも兼ねて徒歩通勤に心掛けたため毎日往復6kmの短距離渋滞走行はほとんどありませんでした。
その結果がこの高燃費だったのではと思います。アドレスも意外と燃費のいいバイクだったんですね。
本日は韓国語能力検定試験受検のため松本市にある信州大学へアドレスで行ってきました。この試験は韓国政府が主催する試験で上半期と下半期の年2回実施されます。
さて,長野県内では例年信州大学松本キャンパスで実施され,本日も好天であったためアドレスで行くことにしました。R19をひた走ること1時間半。集合時間の14時ギリギリに会場に到着。
う~んここへは前回の試験(9月)から7か月ぶりに来ました。以前この信大の近くに住んでいたのですが,そのときは歩いて試験に来ていたのですがね。そういえば,前回はちょうどアドレスを買ったころでアドレスで試験に行こうかどうか迷ってた記憶があります。写真正面の門へ進むと案内板を発見。
試験会場は2階にあります。試験は①語彙・文法②書き取り③聞き取り④読解の4目から出題されます。試験時間は14時~17時35分までと結構長時間で,途中休憩があるものの少々疲れます。おまけに出題数が多く終盤はいつも時間との勝負です(興味の無い方にはどうでもいい話ですね。スミマセン)
さて,休憩時間になって教室から出てちょっと一息。毎度のごとくお茶のセルフサービスがあるので一服。「自由にご利用しなさい」という日本語がまたステキですね。
韓国政府主催なだけに試験官も韓国人なら供与されるサインペンや修正液等みな現地製品です。ただ,実施に当たっては日本国内では民団等が深く関与しているので,全てが本国任せという訳ではないのでしょう(興味のない方本当にスミマセン)。
さて,長時間の試験もようやく終わりました。相変わらずデキの悪い結果でしたが,そんなことはすぐに忘れて信大を後に当時行きつけのカレー店へ。
タイカレー食べ放題の店ですが,当時1000円だったのに何と1260円に値上げしてた!2年ぶりに来たら26%も値上げしてるなんて,デフレスパイラルとは無縁の店ですね。
当時はタイカレーというものめずらしさから1000円は高いと感じながらもココイチよりましかと仕事帰りによく来ていましたが,さすがにこの値段ではわざわざ食べにこようとは思いません。味は悪くないのですが・・・
そしてひたすらR19を北上して帰宅。行きも帰りもそうですが,R19は長野市と名古屋を結ぶ大動脈のはずなのに,松本⇔長野間は交通量も非常に少ない寂しい山道となってしまいます。R19の物流も行楽も松本でほぼ止まってしまうのでしょうか?長野と松本は生活圏も経済圏も物流のルートも全然違います。鉄道でさえ単線1本で結ばれているだけです。ツーリングの方もほとんど訪れないような田舎道ですが,道幅も広くとても走りやすい道路です。犀川沿いにゆったり走るならぜひR19(松本以北)ですので,皆さんも是非訪れてみてください(本日の走行距離147キロ)
旭風防というメーカーのものです。純正よりも丈が長いらしいです。
グリップヒーターはデイトナ社のホットグリップショートというモノです。画像では見えませんがグリップの端が空洞になっていてちょっとみっともない。合いそうなグリップエンドを探しています。
さて,それぞれ装着した感想ですが,まずが風防。全然違います。全く前面から吹付ける風をガードしています。特に風防の頂上付近は軽く外側に反っているのですが,これが風をうまく上方に逃がしているので顔面に風が当たることはありません。
ミラー軸にしっかりと装着しているので高速で運転しても風防が不安定になることはありません。
これは値段以上の効果があるなと実感しましたが,人間は一つ何か達成するとその次へと欲が出るもの。今まで前方からの風しか気にならなかったのが今度は下から吹き上げてくる風が気になります。これをガードするオプション品があるらしいのですが,もうこれ以上お金を掛けるつもりはありません。厚着して乗り切ろうと思います。
次にグリップヒーターですが,ハンドルカバー&グローブで十分かと思いましたが,今年は遠乗りも考えて取り付けました。私が取り付けたのは安物でON/OFFのみで温度調節ができませんが,これもちょうどよい温度で手を温めてくれて非常に心地よいです。多分厳寒期に長距離運転すればたとえハンドルカバーをしていても手がかじかむと思いますが,これさえ付けていればそのようなことはありません。
ただ,いかんせん安物なのでグリップの見た目も安っぽければ素手で触った感触もイマイチ。貫通式でグリップの端が穴あきで内部の支柱菅が露出するなど安かろう悪かろうという感じがします。またエンジンを掛けてからグリップヒーターが温まるまで多少時間が掛かります。
風防も見た目は非常に悪いです。ただ風防もヒーターもハンドルカバーも見れれば慣れますし,愛着も沸いてきます。これでアドレス冬支度は完了しましたが,せっかく大出費して装着したので今季は寒さに負けず充実したバイクライフを送りたいと思います
アドレスの購入店で買いました。初回はタイヤ代だけで工賃無料とのことですが,次回ノーマル履き替え時には工賃がかかります。この工賃が結構いい値段するんですよねー作業工程を横から眺めてましたが,到底素人の自分では出来るものではありませんでした。
ところで,スパイクタイヤを買うのも使うのも,私はこれが初めてです。本来使用禁止のはずのスパイクタイヤも125CC以下のバイクには特例で使用を許可している模様で,主に郵便と新聞配達の仕事をしている人のためにそうしたらしいのですが,私もそのおこぼれにあずかったといえます。
私は18才で車の免許を取得して19才のころからバンバン乗っていましたが,当時ちょうど法律でスパイクタイヤが禁止されたころで,免許取りたての自分の技能を棚に上げてスタッドレスタイヤなどという耳慣れない新種のタイヤの信頼性を疑いながら買った記憶があります。
スタッドレスにしろスパイクにしろ,ここ長野ではスノータイヤは必需品です。しかし,山間部や新潟県境の豪雪地域を除き,県内の都市部では冬場は連日積雪という訳ではありません。中途半端に雪が降ったり降らなかったりするし,降雪後の道路も部分的にアイスバーン化していたりと,冬場を通じて結構ムラがあるのです。
長野県は全体が高地高冷でどこへ行っても標高が高く冷え込むのですが,内陸のため基本的には乾燥していて雪はそれほど降らないし,アルプス等の山に遮られて海風などの強風に吹き付けられるということもありません。私は昔真冬の札幌と小樽に行きましたが,街中道路も歩道も分厚い氷で覆いつくされているわ夜は猛烈なブリザードが街中を襲うわで本当に冬の恐ろしさを感じました。
長野県では一部地域を除いてこのようなことはありません。冷え込むため一度降った雪が凍り付いていつまでも道路の隅っこや日陰に残ったり,氷点下まで下がる朝晩は湿気で路面が凍結するという一番イヤらしい後味の悪い季節を迎えます。
つまり,スパイクタイヤやスタッドレスタイヤにとっては(イコール道路にとっては)最悪の環境で,たまに降る雪や朝晩の凍結路面のために常にスノータイヤを履いていなければならないため,タイヤの消耗も激しければアスファルトの消耗も激しいのです。
かつてスパイクタイヤ使用可の時代は春先になると道路は粉塵が舞い上がってものすごい状況になっていました。路面に引かれた白線はどこも消えてなくなり,毎年白線を引きなおす作業が行われていました。
そういった環境面,健康面からもスパイクタイヤ使用禁止は当然の流れですが,全面禁止にしないで一部事業者のために使用の余地を残したことは政治的配慮が行き届いていてるなと感じます。
さて,それでもここ長野市は日本海に近く標高も割合低いため,県内では比較的積雪の多い地域です。せっかく購入したスパイクタイヤが少しでも長持ちするよう,大寒波の到来を期待して止みません(笑)
なお,今日はタイヤ交換とあわせて今月8日にスズキから発表されたリコール情報http://www.suzuki.co.jp/about/recall/2008/1208/index.htmlにより該当部品を交換してもらいました。なんと自分のアドレスがリコール対象車両だったのです今まで特に不具合もなく快調に走っていましたが,リコール情報のような症状が出たら恐いので案内状が来る前に早速直してもらいました。
アドレスの公式HP(http://www1.suzuki.co.jp/motor/addressv125/index.html)を見たらついに新型アドレスが発売されました。
これは本年9月1日から完全実施された新排気ガス規制に対応するためのもので,私がアドレスを購入した夏頃からすでに噂されていました。
HPを見ると,やはりというか,トップページから以前の勢いが感じられません。「通勤特急」というアドレスのパワーと加速力を象徴するような文字とそれをイメージするスピード感あふれる画像も消え,全体的に落ち着いた感じの普通のスクーターという印象を感じます。新型といっても新基準の排ガス規制に対応するためだけのものと言ってよく,メーカーとしては消極的姿勢が見え見えです。
さて,HP内をツラツラ見ていると新型と旧型とでは外観上特に変わった点は見受けられません。新カラーが追加されたわけでもないし,メーターのデザインが若干変わった点以外は旧型の追従といった感じでしょうか。
肝心の性能面についてですが,新旧の主だった変更点をピックアップしてみると
・最高出力 8.4kW(11.4PS)/7,500rpm→7.3kW(9.9PS)/7,500rpm
・最大トルク 12N・m/6,000rpm→10N・m/6,000rpm
・燃料消費率 56.0km/L(60km/h)→52.0km/L(60km/h)
・車両重量 94kg→98kg
・メーカー希望小売価格 229,950円→257,250円
馬力も燃費も落ちた上に値段は跳ね上がっています。新型のクセに何一つ魅力がありませんね。多くの規制対応車にみられる,重くパワーのない,それでていてバカ高いバイクに一歩ずつ近づいています。生産終了前のカワサキエリミネーター125を思い出してしまいました。
私は決してスズキを非難している訳ではありません。過酷な規制の荒らしの中でこの程度の性能低下で抑えてくれたスズキ社には敬意を評します。
しかし,アドレスの最大の売りである「加速力とパワー」が落ちてしまったためにHP上でもその点は全く強調されておらず,30キロ制限から60キロまで出せるだとか,二段階右折が不要だとか,保険はファミバイ特約で済むだとかいったありきたりの原付2種の利点ばかり強調しています。これは原2の利点であってアドレスの利点ではありません。125CCスクーターの王者アドレスもついに50CC原付と比較しなければ売り出せないほど落ちぶれてしまいました。
それにしてもAT小型限定二輪免許が教習所で最短4日間で取れるとは,スズキさんもちょっと言い過ぎではないでしょうか(笑)私はMTの小型二輪免許を取りましたが,ヒマな主婦でもATとはいえそんなに短期間で簡単に取れるもんじゃぁありません。
一本橋はMTよりATの方が難しいと言われるし,卒検は教習とは別の日に受けなければなりません。その後免許センターで視力検査等を経て晴れて免許交付な訳で,諸々の都合を考慮しても入校から免許交付まで最低2週間は見たほうがいいでしょう(私は1か月近くかかりました)
一発試験でさえ今は教習所で予約して1時間の受講を経なければならなくなった訳で,こんなところで小型二輪免許を甘くみたような態度で消費者をめくらましして誘導するスズキの姿勢は残念で仕方ありません。
バイクメーカーなら何度落ちてでも時間を掛けてしっかり技術を習得してから免許を取って安全運転を心掛けるよう消費者に訴えかける姿勢でいて欲しいです。
新型発表で唯一魅力的なのはオプション品が増えたことです。特に生活防水付きのバイクミニクロックは値段もお手ごろで気になります。ENで長距離ツーリングをしたとき一番困ったのは時間が分らなかったことです。これは早速購入店で聞いてみようと思います。
まず手始めにハンドルカバーを装着しました。
近くのホームセンターで買ったものですが,昨年はレッツⅡスタンダードに装着していました。本当はミラーを外してカバーの穴にミラーを差し込むのですが,アドレスのミラーの付け根は太めの樹脂で覆われているので穴に入りません。工夫すれば穴に入るのかもしれませんが,ミラーを外すとはめるときに向きの調節が面倒なのでヒモでミラーに縛り付けました。
う~ん,ダサいですねぇ(笑)近所のじいさんばあさんがカブやスクーターにくくりつけて走っているのをよく見掛けます。セルやウインカースイッチ,ホーン等が押し辛くなる上,手元の自由が利かなくなるなど安全性が格段に落ちますがここ長野では必需品です。
さて,このハンドルカバー,1000円弱で買える安物なのですが防寒面では結構スグレモノなのです。防風効果は抜群で薄手のバイク用グローブ(私は安全上通年はめてますが)と兼用すれば冬期間十分越せれます。しかし,昨年はせいぜい朝夕の通勤程度にしかバイクに乗っていませんでしたが,今年は足の長いアドレス。もしかしたら長距離走行もするかもしれません。そのときにどれだけ効果があるのか心配です。
もちろんグリップヒーターも検討しましたがアドレスには純正品が無く,汎用品はアドレスのグリップサイズと若干異なりネット情報ではグリップの一部を削ったり無理矢理はめ込んだり等々あまりよろしくないらしいのです。
それに結構いい値段しますしねぇ・・・自分で装着するだけの知識も技能もないからスズキの販売店に聞いてみようかとも思いますが,できることならハンドルカバーで乗り切りたいと思います。
それともう一つ,防寒用品を購入しました。
スクーター用膝掛け。アドレスが写っていたので思わず買ってしまいました。これは超ダサい。郵便配達員がよく膝掛けを掛けて配達に来たのを思い出しましたがまさか自分も着用するとは夢にも思いませんでした。
しかしコンパクトボディーのアドレスは足元にも風が直撃します。特に通勤では上着は何着も着込むことができますが下はスーツ1着のみ。昨年も腰から下の寒さに耐えながら通勤していましたが,これでいくらかはしのげそうです。
余計な出費がかさみ辛いです・・・連休中はおとなしくしてようと思います。
昨日はENも我が身も酷使し過ぎたので本日は骨休め。
と言っても買い物がてらアドレスで近所を散策することに。何気なく神社の前で降りて境内をぶらぶらしてると記念塔を見つけたので思わず記念撮影。
塔の裏に回ってみるとなにやら文字が刻まれていました。
詳しく読んでみると「昭和十二年五箇條御誓文發布七十年記念」と刻まれています。
五箇条の御誓文とは慶応4年(1868年)に明治天皇が公卿や諸侯に示した政府の基本方針のことです。
それから70年後の昭和12年に地元の有志がこの記念碑を建立したのでしょう。
我々現代人は戦後教育によって明治~昭和20年までの時代を何となく否定的な目で見がちですが,当時の一般的な市民は明治維新を肯定的な視点で捉えていたのがよく分かります。信州が生んだかの文豪島崎藤村も「夜明け前」という小説の中で山奥の木曽路を舞台に幕末明治の激動期を鮮やかに描いています。
先人の苦労の上に現代の繁栄があるとしたら,過去を特定の視点のみで白黒つけるのはいかがなものでしょうか?我々日本人はもっと歴史に誇りを持ってもよいと思います。
という訳で,私も先人の偉業を称えることにしました。
五傍掲示百四十年記念
ブログを開設してからENのことばかりしか書いてませんでした。これでは我がアドレス君もすねてしまいます。という訳で,今日は毎日大活躍のアドレスV125G(http://www1.suzuki.co.jp/motor/addressv125/)を紹介します。
そもそも私が小型二輪の免許を取ろうとしたきっかけはこのアドレスを買うためだったのです。それまではスズキのレッツⅡスタンダードという50CCの2ストスクーターに乗っていました。このレッツⅡも馬力もあって出だしもよく,通勤にも便利で非常に気に入っていました。
しかし,50CCだと何かと制約も多く,もう少し気兼ねなく車の流れに沿って走りたいという思いを持っていたところ,職場の先輩に強く進められたのがこのアドレス。早速ネットで調べると性能・スタイルともに気に入ってしまいました。
その後教習所通いをして何とか小型二輪免許に合格し,残暑真っ只中の8月下旬に納車されました。
さて,実際に乗ってみるとさすが125CCは50CCと違ってパワーも加速力もあります。2ストのレッツⅡでさえ60キロ出すのはやっとだったのに,アドレスはアクセルをちょっとひねっただけで軽く60キロまで出ます。ほっとけば80キロまで行ってしまうので慣らし運転中はスピード調節に苦労しました。
レッツⅡでは遠出しようという気にはなれませんでしたが,アドレスはほっとけばどこまでも行ってしまうほど爽快感のある走りをしてくれるので,EN並みにアッという間に1000キロ走ってしまいました。
アドレスの宣伝文句に「通勤特急」という言葉がありますが,コンパクトな車体と加速性の良さで,渋滞のすり抜けもスイスイできますし,信号待ちでのダッシュも125CC以下ならどんなバイクにも負けません。おまけにサービスで付けてもらったリアボックスも含めて荷物もそこそこ積めるので,ちょっとした買い物には非常に便利。街中に住んでいる自分にはもはや無くてはならない存在となっています。
そんなスグレモノのアドレス君ですが,ENと比較して性能はどう違うのでしょうか?
まず,使い勝手は格段にアドレスの方が勝ってます。原付並みのコンパクトな車体と85kg.という軽い重量で取り回しは非常に楽です。おまけにフューエルインジェクションでエンジンも一発始動。ENよりも安定感のあるアイドリングで安心感があります。積載性も抜群。MTバイクとATスクーターを比較することじたい野暮な話ですが,生活の足とするなら断然アドレスです。
次に燃費ですが,直近の計算でアドレスはリッター41.5km.,ENはリッター54.7km走りました。アドレスの燃料タンクの容量は6リットル,ENは14リットルです。アドレスの方が燃費も悪く,給油頻度も高くなって不便です。しかし,リッター24km.しか走らなかったレッツⅡスタンダードに比べればどちらも驚異的な燃費なので大変満足しています。
加速性は圧倒的にアドレスが勝ってます。ENはギアチェンをしながら60キロまで到達するのに少々時間が掛かります。ただ,カタログスペックで見ると馬力はENの方が若干勝ってます(アドレス11.4ps/EN12.5ps)。この2車に乗ってみてさほどパワーに差があるとは思えません。巡航速度はほぼ同じと見ていいでしょう。
安定感についてですが,アドレスは大胆な軽量化を図っているためか,エンジンはかなり良いものの,車体がそれについていけない感じがします。その気になれば100キロ以上はゆうに出ますが,80キロを超えたあたりから全体に振動が激しくなって不安定になってきます。タイヤも10インチと50CC並みなのも影響していると思います。
ENは125CCの割には大柄な車体で安定感がありそうなのに,エンジンが常に高回転で80キロも出せばヒーヒー言って振動も激しくなります。エンジンが原因というよりはギアがもう1速あれば高速で安定して走れそうなのですがね。アドレスもENも60キロ程度で走るが一番よいバイクなのかもしれません。
存在感は圧倒的にENが勝ります。アドレスは街中どこでもすれ違います。職場にもアドレス乗りの人がいて,アドレスで走れば他のアドレスを見掛けない日はありませんが,ENはいまだかつて見掛けたことがありません。
エンジン音もENの方が静かです。アドレスは2ストのようなけたたましい高音はしないもののボッボッボという低音が今時のスクーターには珍しいほど響き渡ります。これに比べENはボボボという弱弱しい音がマフラーから漏れてくるだけです。
以上,長々と書き連ねてきましたが,実用性を重視するならアドレス,趣味性を求めるならENといったところでしょうか。私もそういう観点からこの2台を購入しました。
兄弟仲良く写ってますね。これからもアドとENの活躍に期待しています。