一粒の麦 もし死なずば

最近何だか眠れない、

身体は横になっていても、頭だけが働いている。

昨日は午後２時からおじさんの逮夜だったのでお供え物を持って家に行って来ました。

こんな時でないと、親戚一同が集まる機会はめったにありません。

自然とおじさんの若い頃の話になり、聞いていると昔っから人を笑わせるのが好きで家の中はいつも大爆笑だったそうです。

その息子さんは、私と同い年ですが父親の血を譲り受けているのか話が面白過ぎて、亡きおじさんの遺影の前でみんな大爆笑の連続でした。

親戚って、いいもんなんだな。

おじさんが亡くなった事は悲しい事ですが、そのお蔭で親戚の絆がより強くなった様に思います。

夕方５時頃家に帰ってから、庭の片隅に水仙が咲いていた。

水仙にそっと手を合わせて、逮夜の事を母に報告しておきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一粒の麦　もし死なずば