写真で綴る気ままなすぎさん

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満開になった~不忍池のハス

2017年07月28日 07時36分11秒 | 夏~紫陽花 花菖蒲 ハス

上野 不忍池のハスが満開に・・・
不忍池のハスは東京の夏の風物詩として、多くの人に愛されています。
ハスの花が大きく見ごたえがあり、ハスの葉っぱも大きくて水面を覆い隠す様に成長した葉っぱ、
色鮮やかな大きなピンクの花です・・・
毎年 不忍池のハスを見に来ていますが、ここまで池 一面にいっぱい咲いているのは初めてという感じです。

大勢 ハスを見に来ています

大きな蓮です。

不忍池と蓮
先史時代の不忍池は、武蔵野台地の東端に位置し、上野台と本郷台に挟まれた入江でした。
その後、海岸線の後退 とともに取り残されて池になったと考えられています。 
江戸時代以前は、不忍池のあたりは沼地で、藍染川が流れ込み、不忍池のあたりから先は忍川となって、
隅田川へと流れていました。 不忍池にいつごろから八スがあったかですが、
延宝5年 (1677)に出版された「江戸雀」という本に不忍池の八ス が詠み込まれた和歌が載っていることから、
この頃には不忍池にハスがあったことが分かります。 
涼しやと池の蓮を見かへりて 
誰かは跡をしのばずの池
「東京名所四十八景不忍弁天はす取」東京都立中央図書館特別文庫室所蔵

ハスの花は早朝開いて昼にはつぼみ・・・その繰り返しが3日つづき
4日目には花弁も雄しべも落ち・・・花托だけに

不忍池は、江戸時代から浮世絵などに描かれてきた歴史的な「ハスの名所」で戦争中は食糧難によって、
一時は水田に、戦後 大規模な復旧作業で、再びハスが植えら育っています。

涼しい日で、太陽もなく 夕方でも花が綺麗なハスもありました

弁天様 不忍弁天堂は、比叡山延暦寺にならって寛永寺を創建した天海僧正が建立。
現在のお堂は昭和33年(1958)に再建、不忍池の四方からお参りできるよう八角形のお堂となっています。
ご本尊(八臂大弁財天)は、長寿や芸能の守りとして信仰されています。


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2 コメント

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不忍池と蓮 (ぴよ丸)
2017-07-28 09:09:08
おはようございます。ぴよ丸と申します。
蓮は大好きなお花で、
東京に住んでいながら、不忍池にはあまり行かなかったなぁと思いながら見ておりました。
蓮との関係、そして歴史もよくわかり、ますます蓮に興味が湧いてきました。
短い開花だからこそ尚愛おしい…

ありがとうございました。
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Re:不忍池と蓮 (sugi713)
2017-07-29 09:37:13
ぴよ丸さま おはよう御座います。
不忍池のハス 今年は特に花も多くハスの花が綺麗でした。まだまだ蕾が沢山 ありますので楽しめます。朝早い方がいいですが午前中は楽しめます。
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