毎年11月になると稲敷市稲波干拓地(江戸崎地区) にロシアのカムチャッカ半島からはるばる「オオヒシクイ」渡ってきますので、探鳥会で見に行ってきました。
オオヒシクイはガンの一種の渡鳥で、国の天然記念物に指定。昔はヒシの実を食べた事からヒシクイと呼ばれています。体の大きさは約90cmで羽根を広げると180cm以上もある大型の鳥です。くちばしの先がオレンジ色になっているのが特徴です。
飛来する稲波干拓地(江戸崎地区)は約230haの広々とした水田地帯、オオヒシクイは稲波干拓地では、二番穂やスズメノカタビラなどを食物としているそうです。ねぐらは稲波干拓と鹿島灘。
観察小屋は高台になっています。
江戸崎入干拓地内(稲波干拓)区域が特別保護区に指定され、狩猟は禁止、開発行為が規制されています。
高台からオオヒシクイを見ていると何かに驚いたのか一斉に飛び回りました。上空をセスナだったそうです・・・
オオヒシクイ 江戸崎入干拓地内(稲波干拓)区域では ★稲波干拓内は農作業関係以外の散歩や自転車、車両等の通行禁止 ★観察小屋から小野川上流に向かう道路約 700m区間の駐車禁止 ★観察小屋から小野川上流に向かう道路及び堤防上約 700m区間からの観察や撮 影禁止 ★犬の放し飼い禁止 ★小野川など周辺河川に水上バイク等のレジャーボートを乗り入れない ★釣りをする際には、釣り糸や釣り針などは持ち帰るように ★大きな声や急な動きをしないで、なるべく動き回らずに、観察小屋周辺から観察 や撮影する事。
飛び回るオオヒシクイ
オオヒシクイ やっと降りてきました。
2022年1月8日のオオヒシクイの越冬数 212~213羽でした。