昨日は体験入学でした。
お題は学生達による「イルカアシカ教室」&「トレーナーのお仕事【ドルフィンスイム編】」の
2本立てでした。
ほぼ毎週末、色んな授業を体験したり水族館へ行ったりと校外へ出向くものが
あるのですが、今回は学校での授業です。
リピーターの高校生も来校していてとても楽しい体験入学でした。
はじめに、学生が自分達が学校で習った事を高校生達にお話するのですが、
今日は「ショーの裏側」と題してトレーニングの事を紹介してくれました。
イルカとクジラの違いや体の仕組みについて、ショーで行われている芸は
どうやって作られているのかなど一生懸命、身振り手振りで説明してくれていました。
画像は「シェイピングゲーム」の模様です。
このように、人前で堂々と喋る事に慣れていく為にも毎週休みを返上し学校に来て
高校生に話をしています。業界へ就職すればショーでナレーションを行ったり、
解説員やガイドとしてお客さんの前に立たなければならない為、今から訓練しています。
彼らも研修と座学と就職活動の両立の中で大変ですが自分達が高校生だった時、
体験入学で先輩達にやってもらったように後輩達へと引き継がれていくのです。
その後は飼育下と野生下のドルフィンスイムについての話をしたのですが、しっかりと
人の目を見て真剣に話を聞き、質問のコーナーでは積極的に質問してくれていました。
いつも思う事ですが、自分の道を自分で切り開いていこうとしている高校生の
熱意には関心させられます。