いんちょーのトレーニング&健康研究室

Total Body Support sin 院長sinの日々の記録。

勝ち組?負け組み?

2010年11月12日 | 与太話
仕事で学生と接する事が多々あります。

自分が学生の時は全然気が付かなかったり、言われても実感無かったことって多いですよね?

例えば学校行事。興味の無い行事も沢山あり、だるいな~と思いながらダラダラ参加。適当にやって終了。

授業もこんなことやって将来役に立つのか?

なんてことがいっぱいでした。真剣にやれと言われても、こんなこと意味無いし~とか言っていました。

ところが、自分が参加するのではなく、監督、指導する側になると物の見方が変わります。

興味の無い行事・・・そういうことに積極的に取り組む姿勢が、自分の幅を広げていきます。本気でやるから得るものがあるし、気づきもある。

勉強・・・役に立つかどうかではなく、役立てるか?これは本人の意識と生き方次第。あれば活用できることがあるが、無ければ避けるか、学びなおすしかない。将来の選択肢を増やす作業。

結局の所、世の中に無駄なことって無いんでしょうね。意味が無かったと気づくこと自体に意味があるし、実体験に勝る物はない。

子供たちと接すると、すでに勝ち組、負け組みの枠が存在しているように感じます。まだ小学生位でも、このまま行くと不味そうな精神構造をしている子。何があっても切り開いて行けそうな子。

たった10年ちょっとですが、子供たちの感じは確かに変わっています。もちろん、まだまだ人間性が変わる年頃なので、幾らでも変われるのですが、まわりの大人が良いきっかけを与えてあげないと、なかなか本人の力だけで気が付くのは難しい。

そういう意味では、先生や親の存在は日本の将来を左右すると言っても過言ではないでしょう。

自分にも、ちょっと駄目になりかかっている子を、引っ張ってあげることが出来ればよいのですが・・・。




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