かっての貸し金業界では高金利、過剰融資、過酷な取り立てが横行、多重債権者が増え社会問題化しました。
そこで上限金利を年29.2から20㌫に引き下げられました。これにより貸金業者は1万2千社から2千社へと激減しました。最大手の武富士は2010年に会社更生法の適用を受け事実上の倒産。残りの大手貸金業者は生き残りをかけ、メガバンクの配下に収まりました。
生き残った貸金業者には過去10年間に上限金利を超えて受け取った利息の過払い金支払い義務が生じて、経営は苦しいようです。
業界全体の過払い金返還額は2015年度で2500億円に達しましたが、まだ6兆円もの過払い金があるといわれています。
これからも当分過払い金返還CMは続きそうです。
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