今も踊られている小松獅子舞
大蔵は下郷町大内宿→会津若松市の北会津町小松の大竹小太郎家に一泊(8月25日)
ここで会津に昔からある彼岸に先祖供養に踊る「小松獅子舞」を利用する入城を思いつく。大蔵に命じられた小太郎は隊長の高野茂吉30歳を頭に平均年齢15歳の10人を集め、獅子団を結成した。
小松を出発した一団ひそかに阿賀野川を船で渡り、東岸に到着すると会津若松市門田町飯寺で楽手を先頭に大蔵が続き、隊列を組み、彼岸獅子の囃子に載り→材木町→川原町→米代一ノ丁→若松城へ無事入城できたのである。
途中、川原町の大橋付近を警備していた長州藩と大垣藩はあまりにも堂々とした行進に遠くから眺めるだけで、銃を撃つことも忘れ、ただ、傍観するのみであった。あとで、一団が会津兵と知り、悔しがることしきりであった。
直、「若松起草稿」には入城ルートの敵を事前に討ち取っていたとあるのですが?
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