トヨタは1000億円の原価削減をめざします

一口に1000億円といってもすごい額です。具体的には2010年から2014年度にモデルチェンジをおこなう、カローラ、ヴィツなど世界販売1000万台が対象です。単純に計算すると、一台あたり10万円のコスト削減になります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
乾いたタオルを絞るというトヨタですが、さらに一台あたり10万円もの削減が、実際できるのでしょうか、疑いたくなりますが、それでもやってしまうのが、トヨタのすごいところです。
実際、原価削減＝下請け部品価格下げ、ですから、下請け企業にはより厳しい要求が突きつけられるでしょう。トヨタ自動車と下請け企業は、代官と水のみ百姓にたとえられます。お許しくださいお代官様、これ以上のコスト削減には応じられません。これでは娘をうらなければなりません。これが本音でしょう。