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徒花な日々

無趣味な様な、でも多趣味な様な、
でもアツい王道展開は大好きですよ
そんなヤローの日常です

重いものを背負った敵と青い主人公

2009-12-17 22:41:01 | 日記
「とある科学の超電磁砲」第11話をみて
ふとこみ上げてきた感情があったので書いてみたいと思う。

(「とある科学の超電磁砲」のレベルアッパー編の黒幕が誰かということを書きます。
見てない、知りたくないというひとは気をつけてください。)



それは「木山先生を応援したい!!」という気持ちです。
10話で超電磁砲のこれまでの話の大本だったレベルアッパーをつくった黒幕が木山先生だと明かされて、
どうなるんだろう?と思って1話を見てみたら

これはもう木山先生に感情移入せざるを得ないでしょう?
レベルアッパーによってネットワークに繋がった人間の全能力を使う木山先生と美琴の戦いもそこそこに
木山先生の過去の物語が結構な時間を割いて描かれていましたが、
こんなに丁寧に描かれたらそりゃー感情移入しちゃいますよ!
そうでしょう?

木山先生は新しい実験に参加する身寄りの無い子供達の状態の管理のために教師として赴任することになる。
子供なんて嫌いだって言っていた木山先生ですが…。
「子供は嫌いだ…」
「デリカシーがない」
「失礼だし…」
「イタズラするし…」
「論理的じゃないし…」
「馴れ馴れしいし、すぐに懐いてくる…」

そんな風に思っていた木山先生ですが、
子供たちとふれ合っていくうちに、
子供たちと接していくうちに、
「子供は…」
"嫌いだ"がなくなりましたね…。
(その裏側にある気持ちは回想での木山先生の表情をみればわかりますよね?)

そして訪れる実験の日…

失敗する実験…、
以降ずっと死んだように眠り続ける子供たち…、
そして知る、木山先生の知らないところで失敗するように仕組まれた実験、
人体実験のモルモットとして扱われた子供たち…。
学園都市の研究者のそんな行動に「てめーの血は何色だー!」って感じでした。

そして、木山先生は決意したんですね。
何を犠牲にしても子供たちを助ける、と。

木山先生がその決意に至るまでには様々な葛藤があったんだと思うし、
それだけの覚悟と決意を背負って今行動を起こしたんでしょう。

で、こういう話のたびに思うのですが、
こーゆー風に敵側が何か大きなものを背負っている場合、
主人公ってだいたい若いので(超電磁砲の主人公は中学生)
その敵が背負うものに対して、青臭い主人公がどのように立ち向かうかが楽しみです。
自分より多くの時間を生きて、
その中で背負ったものに対して
どのように立ち向かうかがカッコイイ主人公を描く技量ですよね?
今のところ木山先生びいきMAXですけどね!
来週それをひっくり返してくれることを期待します。

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