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R&Rf Blog "The Ladder To The Stars"

ミニチュア製作を中心に日々感じたことをランダムに綴っていきます。

ハンターのトランザムと1/18フィギュア(1/18 1979 Pontiac Trans Am and Custom figure)

2020-03-24 | 製作

 スティーブ・マックイーンの遺作「ハンター」”THE HUNTER”(1980)でネブラスカのブランチ兄弟を捕えるために借りたレンタカーのトランザム。劇場で観て、当時人気のクルマだったトランザムの新型車をいとも簡単に爆破してしまったことにびっくりしたものだった。トランザムは「トランザム7000」のようなボンネットにフェニックスの絵が描かれた「ファイアーバード」と呼ばれるものが有名でこの映画のようなボンネットが無地なものはミニカーとしては珍しい。しかもミニカーとしては屋根はTバールーフのものしかないので、この際映画のように改造してみた。

ベースにしたのはLUCKEY DIE CAST製の1/18 1979 PONTIAC FIREBIRD TRANS AM。先ずボンネットの絵を消して屋根をパテで埋めノーマル・ルーフにした。ドアモールとレインガーターを付加しナンバープレートも製作。個人的にはこういうド派手じゃないシックなトランザムも大好きである。

フィギュアは最初にレンタカーの鍵を受け取る時のバッグを下げたポーズ。あえてジャンパーの前を開けて裏地が見えるようにした。 

 この映画でマックイーンが運転する車は1951 シボレー ベルエアとこのトランザム、そしてレッカー車である。特殊なところではトウモロコシ収穫のトラクター、メッシー・ファーガソン760がある。アメリカの友人からこのトラクターに乗るフィギュアを依頼されて製作したが機会があればその写真もいずれ公開しようと思う。

 最後に以前リペイントしたベルエアとフィギュアのツーショットを追加しておく。これもお似合い。

    


栄光のル・マンの冒頭 ポルシェ911sと1/18フィギュア(1/18 1970 Porsche 911s and Custom figure)

2020-03-22 | 製作

 全世界がコロナ・ウィルスに翻弄される中 みなさんどう過ごしておられるでしょうか。あいまいな情報ばかりなので不安ばかりが増大して右往左往するしかないのが現状ですが、こんな時こそ乱れずに意識して冷静さを保つことが大切ではないでしょうか。幸いにも私の地域では感染者は比較的少ない方なのですが、早く収束を願うのみです。

今回は最近発売されたノレブ製のポルシェ911s(1970 Porsche 911s)です。

「栄光のル・マン」“Le Mans”(1971)の冒頭で登場するデラニーの運転するポルシェ911s。映画のように開けたドアに腕をかけたフィギュアにしたかったが、ドアもボンネットも開かないギミックなしのモデルなのでこのようなポーズになった。映画のはサンルーフだがこれはノーマル・ルーフ。スウェードジャケットの感じをだすためにドライブラシの技法を使った。

時に今年はマックイーン生誕90年とかでスターチャンネルでは特別プログラムが組まれている。そういう記念イヤーなのでデラニーを手始めに今年も製作を頑張ります。

   


旧友再会 …1/24「独房王」THE COOLER KING

2020-01-31 | 製作

 去年の暮れに高校時代の友人と30年ぶりの再会を果たし旧交を温めた。親友というものはいいもので瞬時に昔に戻れる。特に彼の場合は自分と感覚が似ているのかすべてを語らずとも気持ちをわかってくれるのでなおさら居心地がいい。当ブログを初めて見てくれてその中で数点気に入ったものを選んでくれたが、多くを語らずともこちらの意図したところを的確に言い当ててくれた。

 当ブログは製作したものすべてを載せているわけではない。その時の気分次第なので、アップしていない作品も多くある。今回紹介するのは2年前に製作したネロオリジナルの「独房王」(THE COOLER KING) これは私の尊敬する岩坂さんの造形である。言わずと知れたあの映画がモチーフになっている。その造形の素晴らしさからジオラマというよりヴィネットで仕上げようと思った。地面の台座と足元の鉄線を加えることでそのフィギュアの視線から高い鉄条網を容易に想像することができる。鉄条網はこのヴィネットを見る人それぞれが自由に想像するのである。

素晴らしいフィギュアなればこそ、造形を活かしその空間を活かすことも製作の醍醐味だともいえる。

かの友人はこの写真を見せただけですぐにその意図を理解してくれた。

親友っていいもんだね。

遅ればせながら今年もよろしくお願いします。

  


1/18アメリカン・グラフィティ メルズのウエイトレス フィギュアと劇中車(1/18 “American Graffiti“ Mel’s Drive-in Car hop figure)

2019-09-17 | 製作

 ジョージ゙・ルーカスの出世作アメリカングラフィティ(American Graffiti  1973)は1962年のカリフォルニアの田舎町を舞台に繰り広げられる一夜の物語。高校を卒業した仲良しの4人組はそれぞれの進路を控え町を離れる前に最後の夜を楽しもうと溜まり場のドライブインに集まる。高校を卒業し進学で田舎を離れる者残る者、それぞれの不安や思いをないまぜにして一晩の物語は始まる。若いこの時期の決断はかなり大きなものである。しかしそれほど深刻な問題でもない。経験の少ない若者はいやがおうにも一生懸命考えざるを得ない。それこそが「青春」なんだよね。「グラフィティ」(落書き)とは良く言ったものだ。

さてこの映画50年代アメ車がたくさん出てくるので自分としては見ているだけで嬉しい。特にメルズのローラースケートを履いたウエイトレスフィギュアは1/18でずっと前から作りたかった。

フィギュア製作にあたってはもともとがポスターのイラストなのでバランスが微妙で立体化に苦労した。イラストはいかにもアメリカンな派手な顔つきだが出来上がりは少しおとなしめな顔つきになってしまった。自立はするが足元がローラースケートなので台座は設けなかった。車のウインドウにセットするポップアップトレイに乗せたバーガーやドリンク類も思った以上に手こずった。

見出し写真は主役のスティ-ブの1958シボレー インパラとテリーのベスパ。

あとミルナーのホットロッドにカスタムした1932フォード デュース・クーペとブロンドの「女神」の乗る1956 フォード サンダーバードとも並べてみた。

            


 


夏の終わり 2019(The times when cicadas stop ringing)

2019-08-24 | 雑記

  庭先でセミの亡骸を見つけた。思えばお盆を過ぎてあれだけ騒がしかったセミの声がパタリと止んでいるのに気づいた。日中はまだまだ暑いが確実に季節が変わりつつあるのに気づく。

  おそらくこのクマゼミ(雌)は庭先で産卵を終え生涯を全うしたのだろう。お盆には沢山の帰省があったのだろうが都会の子供たちの中には聞き慣れないせいかこの田舎のセミしぐれを怖がる子もいるらしい。昔よりずっと音量は減っているのにねぇ。

 彼方からツクツクホウシの声がしていた。こうやって世代交代が進んでいくんだね。