アメノチハレ

Nekoizm


夜遅くに帰宅するとポストにアマゾン

しかしこのスピード感は凄いな。
昼前にクリックしたCDが夜には届いている。

友人である作詞家の及川眠子のこれまでの集大成
ネコイズム〜及川眠子作品集」という二枚組30曲。

作家活動が始まったのもほぼ同じような時期から
これまで歌の世界を歩いてきた信頼できる作詞家で
いわば同志のひとりだと勝手にそう思っている。

そんな彼女の馴染みのある歌から初めて聴く歌まで
昔の旅を懐かしく思い出したり
まだ行っていなかった国に訪れるように
あっちやこっちと読んでみる。

CDジャケットや曲順 そしてライナーノーツ。
パッケージの中にさまざまなストーリーが
丁寧に収められ それはさながら
歌の地球儀のようだ。

さて 及川眠子
ズケッと言われてグサッとくることもよくあるが
腹が立たない。
言ってることが当たっているからだろう。
人のことよく見てる。

飾ってみせたところで
どうせ見破られるとわかるから
自然に力が抜ける。
彼女のその気取りのない接し方は
人を楽にさせる。

〜クロールクロールしてわたしをつかまえて〜
(三浦理恵子「水平線でつかまえて」)
なんていうサビのフレーズを聴くと
ひょっとしたらそんな乙女も
及川眠子の中にいると思う時だってある。


「いかに自分らしくないものを書き続けられるか。
もっと言えば、
過去の自分を裏切るものを書いていけるかが
作詞家の値打ちを計るとも思ってる。
そして私の代表作はきっと未来にある。
そう信じてこれからも歌の言葉を紡いでいきたい」
              (一部抜粋)


ライナーノーツの1ページ目にそんな言葉があった。

才能ある作詞家は僕の言いたいことを
いつも先に言ってしまう。

あ〜カッコイイ。

及川眠子のネコイズム。
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