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アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

愛だけがあればいい

2024-06-10 | 音楽♪

昨年9月の田原俊彦のコンサート
東京ドームシティーホールの楽屋にて

まさにキレッキレのキラッキラ!だった2時間半の後
まだまだあのステージの熱気をそのままに
全身から湯気が出ているかのようなトシちゃんが
いつもの白いバスローブで立っていた

来年 45周年なので 曲お願いします 

振り返れば 彼の10周年の時の「ごめんよ涙」から
20 30 そして40周年とそれらの作品に携わっている

そんな周年作品はもう決め事になっているのですか?
とよく聞かれもするが
もちろんそんなものは一切なく
いつも彼の方から 次よろしくという一言で
物事が動き始めると言っていい


愛だけがあればいい 2024.6.19 発売

今回初めてメーカーの担当ディレクターとの顔合わせ
そして 彼の今までのこと そしてこれからのこと

トシの曲は基本的にメロディーを先に作るので
ミディアムな感じにするか ダンスにするか
ロックにするか そしてバラードにするか

まずはそんな音楽の形と枠組みをどうするか
どんなタイプでいきましょうかということを
先に決めて書き始める

重ねて今回は船山基紀さん編曲ということで
作詞の松井五郎氏と共に
10周年の時の作品「ごめんよ涙」の制作クルーで
仕上げたいというのだから
僕はもう打ち合わせの時から
必ず素敵な作品になるという予感に満ちていた

言うまでもなく 出来上がってきた歌詞
そしてギターから始まるイントロアレンジなど
このお二人の仕事は秀逸で
いつも僕の想像をはるかに超えてくる

作曲はもちろんその歌手の声のレンジに合わせて
いい響きを探りながら作業するのだが
キー合わせの際に今回は彼のトップノートの設定が
従来よりも半音上がっていてとても驚いた

そうなることで全体的に唄に張りが出て
例えばAメロの響きや高音部の迫力も増す

言葉の発音も従来のニュアンスとは違い
発声トレーニングを積んでいるに違いない

昨今 加齢による声の衰えと共に
現場ではオリジナルキーから少しレンジを下げて
歌う歌手も稀ではない中
声の伸びや太さも増したトシが唄う新曲は
先日の生唄を初披露した歌番組(人生 歌がある.BS朝日)でも
聴いていて胸に迫り来るものがあった



節目としてのこの新曲

彼は単なる通過点と言うだろうが
これまでの流れを一度堰き止めて
そして新しく一気に吐き出すような
彼の唄う形相やその姿に
とっても強いエネルギーを感じたよ

そうやって一年一年
積み重ねてはリセットし
更新を繰り返してきた
45回目のアニバーサリー

松井氏曰く
今だからこそ唄ってほしい歌

まさに そんな作品になった


愛だけがあればいい


久々 ジーンときたぜ!




キレッキレのキラッキラ!

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