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アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

Thank You ! Rock'n Roll ~150回目の武道館~

2023-12-15 | 音楽♪

九段下の駅を降りたらいつも通り

誰かに尋ねなくても
誰のコンサートかわかるほどに
色んな場所から いろんな地方から
様々な格好のヤザワが集まり始めていた

YAZAWAと共に歳を重ねた骨董品のような
大勢のファン達の流れに押されるように
僕も早々と武道館に入った 

本来なら昨年の武道館最終日が
記念すべき150回目の武道館だったはずだが
喉の不調による公演のキャンセル

そのまま150回目は一年後の今年
2023年の武道館の初日に繰り上がった


2023.12.14 at Budoukan

くしゃくしゃに顔を歪めてシャウトする
汗まみれの74歳

昔の曲を歌う時 僕の隣もそのまた隣の男性も
そしてもちろん僕自身も真っ先にこぼれる涙を拭いながら
その当時の事など思い出していた

胸の中にしまっていた甘酢ぱい青春の残像が
染み付くほどに聴いていた唄と共に
一瞬で引っ張り出されて
心を揺さぶる

そんな役目を担った歌達ばかりだ

僕にとっても約50年 キャロルから始まり
生粋のYAZAWAのファンであり
そして自分の人生の道を分けた存在だ

人生は楽しいことだけじゃない
幸せは苦しいことの狭間に
ちょっとだけあるものかも知れない
でも生まれ変わっても俺は
きっとまたYAZAWAをやるだろうなあ

そんなトークにもなんか泣けてきてね

必ずいつかはマイクを置く日が来るだろう

僕はその日をちゃんと見届けたいと思う

100回目の武道館から16年

今回も3階席の後ろの立ち見まで
パンパンの満杯

遠ざかるどころか
ファンの数は毎年増えているんじゃないかと思うほどに
声援は武道館を揺らす



あっという間の2時間半

例年になく暖かい12月の夜

コートを脱いだたくさんの常連のヤザワたちが
また来年っ!とお互いに挨拶を交わしながら
武道館をあとにしていた


そう また 来年

Thank you! Rock'n Roll



オッサンの戯言

2023-11-23 | 音楽♪


たまに 

簡単なプロフィールと共に
クリエータの卵らしき若者が
そして 稀に
だいぶ年季の入ったお兄さんが
作曲家や仮歌としてお手伝いできることはないか
などという類のメールをくれる

昭和なら 分厚い手紙とデモテープで
自己アピールしたものだが

時代は変わり
今では資料としての作品が聴けるサイトや
YouTubeのURL
そして写真もインスタやブログなどを参考にと
書いてある

時代は変われど
そこに情熱や直向き(ひたむき)さや
そして何より
自分をもっとアピールする事を
押し付けてもいいのではないかと思う

もし興味あったら連絡ください という風な
それくらいの推ししか感じない

全てにおいて あっさりしている

興味を持ってもらえるように
強烈な印象を残せるように
そちらからもっとアピールすべきだろ

なんて思う

試しにサイトを覗いて見ると
両手の指で数えるくらいの作品数しかない


河口湖カントリークラブ


数書いて捨てて書いて捨てて
そんなところから見えてくるものが
まだ君には見えていない

と 返信しようと思ったこともあるが
いつも返事さえ書く気にならない

僕にアシスタントは不要だし
作った歌の仮歌なら
おそらく君より僕の方が何倍も上手い

プロとの垣根はまだまだ高く厚いのだ

今時 昭和の根性物語は時代にそぐわなくても
人がその作品を魅力的に感じることは
時代や理屈ではない

どんどん疑いどんどん壊していくことで
自分が見えてなかった景色が見えてくるものだ

何でもいいから まずは書かなければ
君のクリエーターとしての物語は始まらない

プロと同じレベルで制作できる環境が
パーソナルに持てる時代になってはきたが
だからと言って
同じクオリティーのものが
できるはずも無い

むしろその時代の便利さに
振り回される羽目になる

その中で何を選択するかは
それなりに知恵とエネルギーが必要なのだ

この音しか出せないという機材が
自分の作りたい音楽に必要不可欠だったように

こんな便利な時代だからこそ
もっと不器用に一つのものを
追いかけている人の方が輝ける

なんて思う


しかし口では時代は変わったと言いながら
結局はいつも片足は昭和に突っ込んだまま

いったい全体 止まっているのか 進んでいるのか

(笑)(笑)

ほいじゃまた




作詞家 三浦徳子さんを偲ぶ

2023-11-22 | 音楽♪

都志見くん いい曲ね

今度 飲み行こうよ

って レコーディングの後に誘ってもらってから

結構な頻度で一緒に飲み歩いてた時期がある


作詞家 三浦徳子さん

直近では2019年に岡田奈々さんの作品で
「坂の途中で」という歌でご一緒した

その時に三浦さんの近況など特に聞くこともなく
出来上がってきた詞を仮歌に収めながら
懐かしい三浦さんの言葉使いを
何十年かぶりに噛み締めた

いくら年月が経っても
作詞家って言葉のタッチが変わらない

いわばヒット曲は
その独自の言葉の魔法を帯びて
世の中に出てゆく

久しぶりにご一緒したことだけで嬉しくて
勝手にお元気なんだと 疑わなかった

作詞家 三浦徳子というと
その作品は知らない人はいないくらいに
代表曲も多く ここで述べるにも足らないほど

郷ひろみさんの「お嫁サンバ」や 松原みきさんの「真夜中のドア」
松田聖子さんの「裸足の季節」 等々 ここでは書ききれない

僕は 光GENJIやキングトーンズ それから仙道敦子など
作品としては数多くはない

が 彼女と会って話したり作品作りをする中で
大事なことをたくさん教わった

メロディーに対しての言葉選びや言葉のはめ方が独特で
お洒落だけど どこか野太くて
文章でというより言葉の持つ雰囲気でその世界を作れてしまう人

そこに意識はなくても
彼女が書くと何かしらフレーズが耳に残る

それを業界ではキャッチーなどと
他と一緒くたにしてしまうのだろうが
三浦さんの書く詞は
ただただインパクトだけを狙った歌詞とは違う

みんなそんな三浦さんの言葉の心地よさが好きで
発注するのだろう

残念ながら 一時期から現在に至るまで
長い間ご一緒する機会がなかった

もっともっと一緒に作りたかった

僕にとってのヒット曲の新しい柱を
建てれたかもしれない

ネットニュースで彼女の訃報を知った時は
流石に耳を疑った

肺炎で亡くなられたらしいが 
近年体調を崩されていたという情報しか
僕の手元にはない

出会った当時は僕もまだ二十代後半

年齢のことなど意識もせず
ただ僕よりは少し年上の先輩作詞家ということ以外
作家同士として同じテーブルで
同じ目線で色んなことを話せた

僕より10歳年上だったというのは
今回の訃報で知ったくらい

2019年のコラボの際
ディレクターを通して
メッセージを伝えればよかった

もう一度三浦さんと会って飲みながら
色々話したかった

改めて 
あなたとの出会いに感謝の気持ちです

三浦さん
ありがとうございました
 
安らかに




2019 「坂の途中で」 岡田奈々





一枚の写真

2023-09-28 | 音楽♪
この夏は もうこれで終わりかと思いきや
突然猛暑がブリ返す

ワイドショーでは猛暑には縁のない土地への
移住をテーマにしたコーナーも増えた

そうだなあ

コンクリートジャングルなんて言葉は
昭和の歌の歌詞によく出てきたが
都会は焼けたアスファルトと無数の室外機からでる
熱風とで街の温度を冷ます暇もなく夜が明ける

こんな街でお前はあと何年生きるんだ?と
自問自答しながら結局
確固たる生き方の指針も見えず
結局は自宅のリフォームを
今年の秋から取り掛かることに決めた

人生はなんとも矛盾の連続である

そんなこんなで少しずつ整理をはじめた折に
一枚の懐かしい写真を見つけた


30歳の都志見隆とジェレミーラボック(Jeremy Lubbock) 1988 at sunsetsounnd studio in L.A

1988年 映画「もっともあぶない刑事」のサウンドトラックの制作
レコーディングをL.Aで行った

当初の予定では予算の都合上
ストリングスの録音は組んでいなかったのだが
為替レートの変動により
日本を発つ前よりも円高になったおかげもあり
色々やりくりしたら
一曲分の弦の録音の予算が捻出できた



なにしろ当時は総予算枠の半分をドルに変えて
自分でロスに持参していたので 
為替の計算も自分でやった

というわけで デビッドフォスターオーケストラでも
指揮をしていた 憧れのジェラミーに
メインのバラードのストリングスアレンジと指揮を
お願いしたわけだ

写真は その録音後のプレイバック中の様子

彼の携わってきたアーティストやこれまでの功績は
ここでは書ききれないほどのレジェンドだ

懐かしさにネットで色々と近況を調べていたなか
残念にも2021年に亡くなっていた(Music Life Club)

曲半ばの弦の間奏ではプレイバック中にご本人も
そして我々やスタッフも 
そのエモーショナルなストリングスの表情に
感嘆の声を上げた

劇中のシーンをより一層際立たせることができたのは
やはりこのストリングスの効果によるものは大きいと思う

あれから35年も経つのか

Takashi  
Youの曲がいいから そこに導かれたんだよと
やさしくウィンクしてくれた

そりゃ 舞い上がるさ

そしてこの海外のセッションで
ふわふわして自分自身でも掴みどころのない
この作曲という職業を選んだ人間の端くれとして
少しの自信がついたかのも知れない

貴重な経験と思い出 
そして今ではそんなチャンスに恵まれた運に
感謝と敬意を表したい

この一枚の写真のおかげで
彼が亡くなったことを知ることができて良かった

Please rest in peace Jeremy








ちあき哲也さんを想う

2023-08-27 | 音楽♪
1989年2月 30歳で結婚

お互いの両親兄弟を連れてハワイで挙式のあと
その足でレコーディングの準備のため
L.Aまで渡った

ハワイ滞在中はほぼマウイ島で
とても素朴で静かな数日を過ごした

もちろん今回の大火事で街全体が消えてしまった
あのラハイナにも

昔の写真など引っ張り出して
懐かしいラハイナの街に思いを馳ると同時に
あの古い街並みが歴史とともに消滅してしまったことは
実に悲しく残念である

1982年発売のE.YAZAWAのシングル「LAHAINA」


1982.4.10 Release

実はこの歌に出会うまで
ラハイナという街のことは何も知らなかったわけで
この旅行を期に訪れることになってからは
胸躍る日々だった

  あなたひとりだけでいい
  海も風もstranger
  焼けた肌が今はyes眩しさのすべて
 ♪
   詞:ちあき哲也 「LAHAINA」より抜粋


この歌で作詞家 ちあき哲也さんを知った

僕とちあきさんとは
実際ご一緒した作品は少ない

一度お手紙をいただいたことがある

まだご一緒したことがない時期だったと思うが
機会があったら是非ご一緒しましょうという
内容のものだった

そりゃもう嬉しかった

高山厳さんの2009年の「夕晩歌」というシングル作品

曲先で書いたら上がってきた歌詞がちあきさんの作品だった


ちあき哲也さん

英語もふんだんに取り入れた
YAZAWA作品に見られるような
パワフルでロマンチックでかつ
成熟した大人の言葉遣いとは対極にある
日本的な情緒溢れる単語とフレーズの美しさが
静かに際立つ作品だ

ロックであろうが演歌歌謡であろうが
そこにはちゃんとちあきさんのイズムを感じる

もっともっと色んな歌を
ちあきさんとご一緒したかったなあと
今となってはどうにもならないことを
今さらのように思ってしまうのである

ご存命なら 僕より10歳年上の75歳

「止まらないHa~Ha」 
「YES MY LOVE」 など
YAZAWA作品だけでも50作以上

説明書きの多い歌詞とは違い
無垢の曲に言葉を置いて
メロディーを際立たせるセンスは
作曲をするものなら
誰でも一度は組んでみたいと思うだろう

手紙をいただいてから
だいぶ月日が過ぎたある日
渋谷東急ホテルの喫茶店で
初めてお会いして打ち合わせした

紅茶を飲みながら
ゆっくりと話すちあきさんの笑顔が
とても優しかった


言葉の達人 ちあき哲也さん
ー矢沢永吉さんとのレコーディング、秘話などもー

一発必中 才能あり

2023-08-19 | 音楽♪


森 大翔(Mori Yamato)という名前の
アーティストを知った

何かの記事だったかラジオだったか

気になってすぐさま検索して
彼の音楽に辿り着いた

ふう...

作詞作曲に唄とそしてギター

やられた


森 大翔

剣とパレット

曲を構成するパーツのバランスが絶妙で
イントロからエンディングまで
あっという間の4:07

緊張と緩和 闇と光
そして解放

初めて聴いて まさに一発必中
ど真ん中から心臓を撃ち抜かれた

超絶ギタープレイと
抜群の曲作りのセンス

そして何よりやっぱり唄がいい
素朴だけど うねるボーカル

2003年6月生まれ 北海道出身

君には君だけの声があって
誰かに委ねるものじゃなくて
自分を決めるのは自分でありたい
迷っても悩んでも下手で弱くても
君自身が君を描け 創れ 掻き鳴らせ
(剣とパレット 歌詞抜粋)

才能は簡単に人を振り向かせる





月木

2023-07-22 | 音楽♪


月曜日

一年ぶりの胃カメラ 及び
定期的な血液検査

慣れとは恐ろしいモノである

相変わらず喉に含む麻酔液は
10秒と口に含んでいられず
嘔吐いてすぐに吐き出す始末

それでも何とかなると知った
去年の胃カメラデビューを経て
今年も目が覚めたらもう
1時間前に終わってたということで
主治医に心よりお礼を述べた

ピロリーどもを退治したせいか
荒れてた胃の粘膜も
少しだが改善の兆候も見られ
時間をかけて少しずつと言われた

数字と言えば
空腹時に採血したにも関わらず
中性脂肪と尿酸値が高く
意を決して 来月より
月木(げつもく)の週二日を休肝日にすることにした

薬を飲めばすぐ下がる数値も
年末の健康診断までには
何とか生活改善で下半期を戦いますと
先生に誓い病院を出た


桜尾ジン


木曜日

中村雅俊さんのBillboard Tokyoライブにお邪魔した

コロナ禍 コンサートや舞台にお誘いを受けても
楽屋へのご挨拶は遠慮していたので
御本人と会いしたのは数年ぶりだろうか

定番で王道のヒット曲を中心に
1時間20分のステージは
昔からのファンの方々と共に
中野サンプラザなどの大きな箱とはまた違った
身近な雰囲気の中であっという間にアンコール

そんな中
2014年 雅俊さんが40周年の時のアルバムの曲

君がいてくれたから
(作詞:松井五郎 作曲:都志見隆 編曲:河野伸)

を生歌で久しぶりに聴いた

もうあれから来年で10年が経つのか

つい最近のレコーディングのように錯覚するほど
当時の記憶は鮮明だ

かつてのスタッフたちと想いを共にして
生まれた作品は
そのイントロが流れた瞬間
当時の様々な時間に引き戻される

楽屋にて
お元気そうな御本人とお話しした中
「本当に僕はたくさんのいい曲に恵まれているよ」と
感慨深く仰っていた

僕らの携わった歌達が
数多くの名作品群の
端くれにでも居てくれるなら本望だ

時代が変われど歌い手にとって
それが役割のある歌で居てくれるなら
こんなに嬉しいことはない

来年は50周年

色々と動きもあるようで
ますますお元気な笑顔にお別れし
楽屋を後にした





月曜シネマ

2023-07-11 | 音楽♪


インディージョーンズシリーズの5作目

37℃と猛暑日の東京の昼下がり

冷房で冷え過ぎた映画館で
カーディガンを羽織って堪能した

スピルバーグとジョージルーカスの監修と言うことで
始まりから終わりまでの息をもつけぬ程のテンポ感は
流石だった

現実的にあり得ない事だらけの展開に
笑えるシーンも多かったが
最初から終わりまでとても楽しめた

主役のハリソンフォードも80歳

30代から始まった
考古学者インディージョーンズの冒険の終焉としても
ある意味感慨深いものがあった



ジョン.ウィリアムズの音楽も圧巻

彼はもう91歳になるのか

凄いな 本物は枯れない

劇中だけに限らずエンドロールの最後の音のひとしずくまで聴き入った

そう言えば 最近観た日本映画のエンディング曲に
ちょっと興醒めした瞬間もあった

よくあるタイアップの類いだったのだろうか

アーティストありきのキャスティングにしても
映画の余韻をぶち壊す程のミスマッチな
バンドの歌モノ作品だった

本編が終わりエンドロールが終わり
明かりがついて客席から立ち上がるまでが
映画だとしたら
やはり 最後の音楽にも
大事な役割があると思うのだけどな

ところで役者ってのはすごいね

皮膚がたるんで 皺だらけになっても
それが立派な役になる

来週ロードショウ公開予定の
トムクルーズ主演のミッションインポッシブル

ファンとしてはとても待ち遠しい のだが

個人的にはIMAXは遠慮

音がデカ過ぎて

心臓がバクバクした














フェイク

2023-07-10 | 音楽♪

昔 好きだったジーンズやジャケットなど
これまで大事にしていた洋服たち

何度かの断捨離においても
しっかりと生き残ってきた洋服達だが
結局はあれから一度も手足を通さず
クローゼットの中で大きなスペースをとっていた

先日 住まいのある地区の毎年の古着回収日に
思い切って全部リサイクルに出した

メルカリなどに出せばどんな物でも
売れますよと後輩が言うが
そんな甲斐性は持ち合わせておらず
結局は捨てるかリサイクルに出すかという選択肢になる

少し前に友人がメルカリで買った車のパーツが
実はフェイク つまり偽物だったと憤慨していたことを
思い出す

適正価格より、相当に安いものは
ほとんどがフェイクと断言して間違いない

友人にハイエンドオーディオパーツなどを扱う会社の
社長がいるのだが 彼曰く

自分たちプロの業者から見ても 
今のフェイク品は
実に見分けがつかないくらいだと言っていた

歌の世界にも実はフェイクという言葉がある

主にボーカルに使われる言葉だが
わかりやすく言えば
主メロをベースに
自由に感情表現するという意味だろうか

Ah〜と一言フェイクを入れるだけでも
曲の世界観が表現できてしまう

主メロに入る前 なんかいい感じのフェイク入れて
なんて言う

それからサビの繰り返しはフェイクも入れながら
盛り上げてなどとリクエストする

センスのいいフェイクは それだけで
歌の世界の半径を大きく広げる

たとえば
高価なブランドバッグのフェイク品が横行するのも

歌のフェイクが生きてくるのも

どちらもオリジナルのクオリティーが高い証拠である

ところで 自分の顔写真を何枚か用意すれば
それを自分そっくりの画像に生成できる
と言うLINEのサービスを見つけて
興味本位に試してみた

やはりフェイクのクオリティーは
オリジナルのクオリティーと
ほぼ比例することが理解できた

つまり フェイクはどこまでいっても
オリジナルを超えることはないのだ

内心 少しは超えてくれて
若返りを期待したのだがね

つまり すべては 元ありき
と言うことなんだね



おやすみ











もう好きになってはいけない

2023-07-10 | 音楽♪
昨今 BSチャンネルの番組を観ることも
多くなった

ニュースや天気予報くらいで
あとはもう趣味の番組や
フルコーラスが聴ける歌番組なども
BSには多く
日々の生活の中から
どんどん民放の存在が消えつつある

何気にチャンネルを変えたら
見覚えのある歌手が唄っていた

ZERO

相変わらず 僕好みの
粘っこい歌い方で
首に血管を浮かせながら
情熱的に唄ってる


ZERO/もう好きになってはいけない 2011.6.22


日本語が上手で
喋りのセンスで言えば
僕の何倍も人を引き込む面白さがある

日本語の歌なのに
彼が歌うと
僕が観ていた数々の韓国ドラマのエンドソングを
彷彿とさせるような雰囲気が宿る

レコーディングの時は
彼から歌い方のリクエストもあり
最終的に素敵なオリジナル作品になった

それからもう10年以上が過ぎたんだ


2011 at ラドンナ原宿  都志見隆 ZERO  松井五郎 

久しぶりに彼の唄う姿を見た

変わらないその歌いっぷりはZEROのまま

「もう好きになってはいけない」
詞:松井五郎  曲:都志見隆  唄:ZERO

狂おしい程に切ない

こんな作品をまた書きたい






中野サンプラザ

2023-07-03 | 音楽♪
中野サンプラザ

広島時代 学生の頃
自分の記憶が確かなら
フレッシュサウンドコンテストという
広島地区予選大会なるものに出た記憶がある

そこで優勝したら中野サンプラザで決勝大会へ行ける
そしてそこで優勝したらデビューできるという
全国的な大会だった

ほとんどの出演者は学生バンド

そんな中僕は
ピアノの弾き語りで乗り込んだ

何を歌ったかもう忘れてしまったが
唄い終わった後は手足が痺れ震えた

客席で見ていた友人や仲間たちが
こりゃわしらも一緒に東京へ応援にいかんにゃあ
いけんのう と
歌に手応えを感じてくれていたようだが

結果は2位か3位だったと思う

惜しかったが
優勝できなかった事はむしろチャンス

出ていく場所はきっと他にあるから
信じて頑張れ

そんなことを皆に言われて
励まされたのを思い出す


中野サンプラザ

E.YAZAWAが
1975年4月にキャロルを解散して
その年の9月に発売したアルバム
「アイ.ラブ.ユー Ok」をひっさげてのツアー



1976.1.8

ラメの衣装で
中野サンプラザにヘリコプターで舞い降りた

革ジャンを脱いで 肩からベースを外して
マイク一本で勝負に出た最初の姿を見たのが
そのサンプラザでのコンサートだった
もちろんビデオ映像で

どことなく手持ち無沙汰で無駄な動きも多い印象で
硬派なロックンロールで突っ張り上げていた
キャロルのイメージからすれば
歌う方も聴く方もこの先どうなってゆくんだろうなんて
戸惑いと期待と不安と
そんなステージだったに違いない

振り返れば
今の確固たるスタイルを築いた
色んな意味でのスタートラインに立った一夜だった

中野サンプラザと言えば
そう 真っ先に浮かぶのが 
E.YAZAWA だ


中野サンプラザ

俊チャン(田原俊彦)のコンサートもよく行った

全盛期を経て
一時期のお客さんも少ない時代
そして近年はまた新しいファンも増え
再び2階席の隅まで超満ヨロシク
毎年2000人がホールを揺らす

数えればキリがないほどの
アーティストのコンサートを
ここで観せてもらった

ステージは演者の そして観客の 
歴史そのものだ

そんな老舗のホールが
老朽化のため
その歴史についに幕を下ろした

これも時のながれ

時代の変わり目なんだろうか


中野サンプラザ 

2023.7.2 閉館

箱は朽ちても

その名は永遠なり




その時代にしかつくれないもの

2023-06-30 | 音楽♪

元来 酒飲みだが
量はいらなくなった

色んな酒がある
 
僕自身は
笑い酒 と 涙酒

例えば憂さを晴らすのに
酒は飲まない

怒り酒 文句酒

悲観や愚痴にまみれた酒も
嫌いだ

そして

ひとり酒 手酌酒
演歌を聴きながら〜♪

吉幾三さんの「酒よ」
いい歌だなあ

吉さんとか北島三郎さんの作る楽曲は
オリジナリティーの塊

フレーズ同士の間の取り方が絶妙で
特に北島さんの作品は
演歌という一括りでは語れない


Bar 倉田 2023 5.25 三島市

ヒット曲はみんな
その流行った時代を引き連れて
聴く人の心に火を灯す

色んな名曲をアイデアにして
今のならどのように形を変えれば
新しい歌として響くのかと模索する

あいみょんやBack Numberや
どこかフォーキーで
ボクらの世代にも馴染みのあるメロディー

しかし懐かしさだけに終始させない
優れた歌詞や歌声は
いつも形を変えて必ず生まれてくる
時代の王道的な響きを生む

松田聖子や中森明菜のような
ソロのスーパーアイドルが
今はグループアイドルに形を変えた

髭ダンや米津玄師や藤井風や
彼らの無二のサウンドオリジナリティー
そしてヴォーカリストとしてのカッコ良さ

決して真似の出来ない領域は
そんじょそこらの才能を寄せ付ける筈もない

昔風の歌をいくら積み上げても
昔の歌を超えてはゆかず

今の時代にしかつくれないものだから
そこに大きな価値が宿る

さて

そんなこんなで
お前は何を作るんだ と 

今夜もブログを更新 

ながら酒



終活

2023-06-25 | 音楽♪

いつも帰省の際は
息子にやってほしいことを
メモしておけと
母親に電話で告げる

色々ある

台所の上の収納棚には
使わないものばかりが埃を被らないように
丁寧に包装してしまってある

一つ一つ母に
これはまだ使うのか?
とっておきたいのか?と確認しながら
終いにはほとんどのものが
燃えないゴミや資源ゴミになった

弟と共に 僕らがまだ小学生だった頃に
使っていた夏の水差しなども丁寧に仕舞われていた

網戸が破れてどうしようかというので
新しいネットを買ってきて
張り替える

そんなことまでするの?と
よく驚かれるが
ノウハウを知ってしまえば
想像よりも簡単にできることが多いのだ

破れた障子紙も糊付けからやる

サッシの鍵が壊れたら
品番を確かめて その代替え品を買って付け替える


父 正 91    母 クニ江 87  2023.6.11

何せ昭和30年代に両親が買った家だ

人の身体と同じく
長く生きてりゃ
色んなところが傷んでくる

傷んだところは治し
要らないモノ達は終活の餌食になる

しかし もう先は短いのだから
この皿もこのコーヒーカップも
あんた達が要るなら持って帰りなさいと
そんな母親の言うことには応じないでいる

その気持ちは嬉しいが
両親が好きで買ったり集めたりしたものは
今でも彼らを守っていると思うからだ

この先 もうどうせ長くは生きないのだからと
今まで大切にしてきたものまで
間引いて歯抜けにしてはいけないと思っている

モノには気が宿るというが
良い気を宿すものもあるのだ

埃を被った必要のないものは整理し
好きな花を花瓶にさし
大切にしているものに囲まれて
余生を静かに送ってほしいと願う



裏返し

2023-06-24 | 音楽♪

久しぶりの渋谷のハチ公前のスクランブル交差点

人の間を身体を斜めにすり抜けながら
やっとの思いで対岸に辿り着いた

人酔い寸前である

コロナ明けで
海外からのツーリストも増し増し
色んな人種が混ざり合う
まるで多国籍の小アジアだ

1年ぶりに京都からの友人と飲む

京都も同様に
地元住民にとっては
あのコロナ時代の静かな京都に 
再び活気が戻ってきたのも良し悪し

ごった返す人混みと喧騒に
正直 気持ちは裏返し


ホリーさんと渋谷で 2023.6.23

京都生まれのシンガーソングライター 堀内圭三さん

昨夜は 作詞について話が弾んだ

あいみょんの「ハルノヒ」

僕の愛してやまない歌だが
あんな思いを紡いで歌詞にできるなんて
同世代でなくとも 一発で撃たれて好きになる

若さは力強く そして時に頼りなく
希望ばかりじゃ語れない未来を
そっと見守りながら背中を押してくれる

そんな歌詞と歌声は
僕らの心にもちゃんと響いて
少し飲み過ぎた酒のせいか
年甲斐も無く目頭を熱くする

まだまだ歌で泣けるんだと
書くべき使命を再確認するオヤジたち

ところで
酔っ払う前にと
ホリーさんが撮ってくれた写真

おいおい

着て行った白いTシャツ

よく見たら裏返しに着てるやんけ

おいおい ホリーさん

あんたも 気づいてなかったんか

帰り道
渋谷からほろ酔いで乗り込む混み混みの東横線で

ジジイがTシャツ裏返し

あ〜ハズカシ



それでえ〜んか

2023-06-22 | 音楽♪


車に乗ってる時にはいつもラジオを聴く

AM.FMにこだわらずその時に興味のある話題や
かかっている音楽をチェックしながらのザッピング

先日はたまたま演歌・歌謡曲の特集で
藤山一郎さんの唄う「青い山脈」や「丘を越えて」を聴いていた

あの艶と伸びのある歌声は今聴いていても素晴らしい

昭和の なぜか母の生まれた山あいの町の
田んぼのあぜ道が目に浮かぶ

発売されて50年以上だが 歌の寿命ってのはすごいんだな



さあ 続いて次の曲は今月発売された誰々の新曲ですと
イントロにかぶせて紹介された

ん?これ新曲?
あの昭和の歌たちと並べて聴いていても
どこが新譜なのというほどの定番中の定番演歌

今更 そんな歌が必要なのだろうか

ひとつの様式美にのっとってつくられた
ほぼ方程式通りの演歌

今の時代としてそこになんらかの抗いもなく 
イントロ聴いただけでは
誰のどの歌か区別もつかない

それがいいのだろうが
もうそろそろ要らない歌ではなかろうか

       

その夜 とても久しぶりに
昔世話になった大阪のオッチャンが電話をくれた

6回目のワクチンを打ってきたとこで
今ひとりでちびちびやってますと

副反応はどうですか?と聴いたら
反応してるんか酔ってるんかわかりませんがと
しかし明らかに電話の向こうでは具合が悪そうだ

都志見さん あんたのメロがなんでか知らんが
浮かんでくるんや
最後にええの書いて〜な

最後 最後って この世の終わりみたいな言い草ですね

もう74歳 だいぶやられてきとります

最後に聴きたいなあ〜 あんたの書いた歌

また会いに行くからと電話を切った

これでええんか 
こんなもんかと言われないように

しっかり書かんにゃいけんわい