goo blog サービス終了のお知らせ 

str_takeshi雑記帳@茨城歴史ゲームの会

「しみゅれ~しょんげーむ」を中心とした
趣味の世界

ルール疑義解釈(GJ02戦略級関ヶ原)

2011-10-02 08:45:00 | シミュレーションゲーム
先日の対戦記事で、戦闘結果適応と、その後の展開に間違いがあるのではないか、との指摘は残念ながら受けてはいないのですが(笑)、自分としては説明しておきたい(少々愚痴りたい)点がありますので、お付き合い下さい。


序盤開始直後の東軍vs上杉軍の合戦。東軍は大損害を出しながらも最後は数で押し切り、上杉軍10部隊は全部損耗状態となりました。

退却戦が開始され、判定で上杉軍がイニシアチブを確保し、まず1行軍分で(2級道使用のため)上杉景勝以下4部隊が会津に退却。次のラウンドも上杉がイニシアチブ。直江兼次以下4部隊が同じく会津に退却しました。
そうすると白川(白河)に損耗状態の上杉2部隊が残ります。これをどう処理すればよいか。

ルール8.35に従い、部将不在なら行軍が不可で、退却が不可。
よって(攻撃を受け続けて)潰滅、で良いと最初は思ったのですが・・、


ここでルール3.3に気が付きました。特にその最後の文、「守備隊が野戦に参加せざるを得なかった場合は中立化する」に。

上杉家の部将2名が白川を離れた時点で、残った2部隊は守備隊扱いになります。そしてその部隊は現在野外にあり、次の戦闘ラウンドでは「野戦を強要」され、「中立化」となるわけです。ここまでなら流れとしてまあ納得できますが、問題はこの後。


「中立化」した場所は自領であるため、ルール12.1により「白川城内」に篭って中立化します。この点は、ルールを字句通りに解釈すると難しいところもありますが、シミュレーションゲーム共用掲示板の過去ログの判例(ここここ)に基づき解釈することとしました。

そうなると、中立化した白川城を攻め落とした場合、ルール12.3により部隊除去及び城塞ボックス支配による政治カード獲得(この例では3枚)も無くなってしまいます。ん~~、何か強烈に違和感ありませんか?。


とりあえず、先の対戦では残存2部隊に部将がいるが如く振舞ってもらい、続くラウンドで東軍(徳川5部隊)の攻撃を受けて残存すれば(中立化せず)篭城可能としたところ、東軍の攻撃が見事失敗して1部隊残存篭城。その後しばらく攻城戦が続くこととなった次第です。


さて、改めてルール解釈を考えてみると、素直?に「部将不在で退却(篭城含む)できず潰滅」が全体として整合性が取れると思いました。

ルール3.3は「野戦開始直前」の規定と限るべきで、いざ戦闘が始まってからの状態としては上記の矛盾?が生じます。自領内の撤退戦でわざと部隊を残置し中立化篭城はかなり灰色に思えます。

「政治カード」で生じる中立化は、その発動が任意であることから、これは戦闘中に発生し、該当部隊が中立化篭城しても問題ないと思いますが。


公式ページのQ&Aも結構な分量なので、GJにはルールブック第二版をPDFで良いですから作ってもらえたらなぁと思いました。

あと、両者同時全損の場合の退却などは、改めて公式回答を求めた方が良いですかね~。
全ての疑問点をメーカー側に回答を求めるのは、少し酷なのではないか、プレイヤー側(対戦者間)で調節できるのならそれを優先でよいのでは、と最近思っているのです。

ただ、これが過ぎると、ゲームをデザイナーの史観なりを表現した作品と考えた場合、小説の結末が気に入らないから自分で書き換えました~的な事にならないか、を危惧する思いがありまして。
特に勝利条件とかでゲームバランスが悪いのは「単なるテストプレイ不足」なのか「デザイナーの歴史観に基づく仕様」なのか判断しかねる場合が多くて・・・。


なかなか100%のルールブックというのは難しいですね。

まあ、実際の法律も現実と乖離したままのものが多くありますし。
どこかの国の憲法など、その最たるものでしょうか。

このあたり、法律関係を専門とする友人の意見など聞いてみたいものです。



熱闘12球団ペナントレース検定

2011-08-12 03:20:00 | シミュレーションゲーム
<object width="'171'" height="'216'"><param name="'allowScriptAccess'" value="'always'" /><param name="FlashVars" value="'uname=str_takeshi&kid=1359532&date=11.08.12&total_point=5'" /><param name="'movie'" value="'http://kentei2.cc/flash/ja/ninteisho_tmpl_1.swf'" /><embed src="'http://kentei2.cc/flash/ja/ninteisho_tmpl_1.swf'" FlashVars="'uname=str_takeshi&kid=1359532&date=11.08.12&total_point=5'" width="'171'" height="'216'" allowScriptAccess="'always'" type="'application/x-shockwave-flash'" /></object>


一問危ないのがあったが、
勘?が当たりました。5問とも正解。

対戦記録2011年7月17日:千葉会

2011-07-18 18:51:00 | シミュレーションゲーム
久しぶりに千葉会本隊に参加できました。家ZOCのため午前中だけでしたが(泣)。

前夜、以前の職場の先輩の昇進を祝うOB数名の集まりが千葉でありまして。アルコールが入るので(それを理由に)宿泊。気分のみ二日酔い?で、千葉から土浦の経路途中で松戸に寄りました。予定通り9時丁度に会場到着、程なくしてy.nakanoさんやyagi会長が到着して開場。


この日のアイテムは発売されてまだ日が浅いウォーゲームハンドブック2011の「日露大戦」
現時点の評判ではロシア軍有利説が強いようですが、私はまだ???。

ルールで、また細かい点で恐縮ですが、明確化が欲しく思った点あり。
カード補充で山札を引く時はまとめて引くのか一枚ずつなのか。


「征露丸」「南下政策」で山札きり直しのタイミングで、きり直したらまた「征露丸」が来た~~、が起こりえるので。(この点は中黒さんのtwitterで玲花さんの質問に「1枚ずつ」と回答されてました。」

あと、「カード4枚目」引きを宣言するタイミング。これは数名に意見を聞きましたが、事前申告派と、事後許容派と分かれましたね。今回は対戦者同士で事前相談しました。
もう、他の人が質問してるかもしれませんが、一応コマンド編集部に問い合わせますかねぇ。


まず、yagiさんと連戦。私はロシア軍担当。
1戦目、yagiさん「日本軍失敗しまつた」で投了、ロシア軍勝利。

2戦目、陣営そのままで。

ロシア軍、えいやっ、と「マカロフ中将」を発動したところ、

日本軍はしっかり「機雷」を伏せて待っておりましたww。
これで勝負あり。日本軍は大連、旅順方面を後回しにして全力で北進し奉天を奪取。
yagiさん曰く「ダメじゃん、日本軍が手札残している時に出撃したら・・・」。
はい、前夜の酒のせいです、以後反省します~。ロシア軍敗北。
(でも、yagiさんも到着直後に燃料補給されてたのよね~ww)



ここで選手交替。登場されたのはDASREICH(大久保)さん。
テストプレイヤーに日本軍の攻め方を教えて戴こうと、陣営はそのままロシア軍担当。
序盤、ロシア軍に大好機。確かセットアップ時に「征露丸」が出た影響で2ターン冒頭は日本軍に手札が無い状態。ここで「マカロフ中将」出陣!!。以後日本軍は慢性的に手札を残せない状態に。

そうなればロシア軍は安心して「マカロフ中将」「旅順艦隊出撃」を使用できます。

日本軍のダイス目も悪く、摩天嶺付近で+2包囲攻撃でNEが出たりしてました。
それでも勝負は全然楽勝とかではありませんで、最後は戦意チェックで1を出すとサドンデス負けでしたが、なんとか堪え、次ターンに重要拠点の踏み返し(遼陽?だったかな)で勝利できました。それにしてもテストプレイヤー恐るべしを実感。


まあ、あまりにも日本軍に不運が重なった展開ではありましたので、陣営そのままで4戦目。
中盤、流石の日本軍の圧力に抗しかね、手元に「秋山真之」も保持してるし大丈夫?と「マカロフ中将」を出港させたら待っていました「機雷」!!。全然反省していない自分自身に驚愕ww。
なんとか自分自身の戦意を維持し、抵抗を試みますが、最後は部隊損失のチェックで(今度は)1を出しゲームセット。


成り行きで、4戦ともロシア軍を担当して2勝2敗。
ロシア軍の敗戦主因はどちらも「マカロフ中将」の爆死ということでw、ゲームバランス云々を言うのにはあまり参考にならないのでゴメンナサイ。

きっと今回の千葉会では連日もっとプレイされている筈です。

およそ3時間半ほどの参戦で、会場はこれからが本番という具合でしたが、泣く泣く撤収いたしました。(おかげで帰宅後は触雷せずに済みましたw。)


御相手戴いたyagiさん、DASREICHさん、ありがとうございました。



対戦記録2011年4月4日

2011-04-26 21:18:00 | シミュレーションゲーム
先日(4月23日)の茨城会報告前に、対戦記を1つ。

4月4日(月)、臨時千葉会の翌日ですが、春休みで家族はまだ帰宅前だったので夜におでかけ。ちょっと届けものがありましたので、仕事後にsinyamagさんの御宅に御邪魔しました。直線距離1km程なので、自転車ひとこぎで到着。
せっかくだから、何かしましょうということで、先月の茨城会で対戦した「レッドラ」を再戦しました。

陣営は前回同様アメリカ側を担当。前回の反省から、米軍機動部隊主力は九州に配置し、海上自衛隊と最初から共同作戦できるように配置しました。これならそう易々とは空母沈没は無い筈。ベトナム沖には南沙諸島防衛用の艦隊も配備。


第1ターン、中国側は、前回同様に台湾空爆からスタート。
台湾軍の反撃で中国軍の新鋭機を少しでも減らしておきたい所ですが、いずれも不発。
これに対し米日連合艦隊は黄海に出港。
第2ターン、再度の空爆で台湾陸上部隊は早くも潰滅。
米日連合艦隊は東シナ海に移動。
第3ターン、まずイベント56「和平調停」
中国側は攻撃的行動を禁止されたため、陸上部隊を北朝鮮に移動。
第二次朝鮮戦争海戦準備へ。
アメリカ側はここで増援を要請するが、無常にもサイの目は1。
第4ターン、第二次朝鮮戦争が開戦。
イベントでシンガポールが参戦。
米軍はステルス爆撃機で北朝鮮を爆撃も、まさかの損失1機。
第5ターン、中国側ダブルムーブ。
第二次朝鮮戦争は、確率1/3が出てあっけなく中国側勝利。
VP4点。
続いて中国海軍が出港し台湾海峡へ。出港前に叩くことができなくなりました。
第6ターン、インドがアメリカ側参戦。
中国の空中突撃部隊が台湾上陸し、完全占領。
VP計10点。
第7ターン、チベット反乱勃発。
アメリカ側は南シナ海で潜水艦狩り。

台湾、朝鮮半島を失い、アメリカ側はもう後がありませんが、中国側もここから先に出るのは困難の筈。これから先は米日連合艦隊の力を見せてやる~、のつもりでしたが・・・。

第8ターン、イベントで「中東で大規模紛争」勃発。
そこでの判定ダイスは・・・。

核戦争にエスカレートし、引き分け(両者敗北)の結果となりました。

う~ん、こちらでも核戦争になってるようですし・・・(汗)。
現実世界では起きないで欲しいですね。

対戦記録2010年12月18日:千葉会

2010-12-22 00:02:00 | シミュレーションゲーム
12月18日(土)は、久しぶりに千葉会に御邪魔しました。本当は忘年会部分に参加したかったのですが、諸事情で自動車移動、参加時間が遅めになってしまったので、ゲームプレイを優先させました(泣)。
今回千葉会では初の試み?のオークションにぎりぎり間に合いました。当方は3点出品し、無事完売致しました。私の元では充分に価値を発揮出来なかったゲーム達ですが、新たなオーナーの下で活躍してもらいたいです。特にEP「関ヶ原」を落札して頂いたsawadaさん、機会あれば是非プレイ致しましょう。当方には、EP版がもう1セットと、予備にサンセット版が控えてありますのでw。

さて、そのオークションでsinyamagさんが落札したのがHJ「IJN」。実は私の実家の本棚にも在ったりします。おおよそのルールは記憶しておりましたので、即インストプレイとなりました。とりあえず、システムの概要をつかんでいただくために(そして自分の記憶を呼び戻すのに)、日米戦艦2隻ずつで昼間砲撃戦をしました。sinyamagさんが、大和、長門の第一戦隊、対する私はアラバマ、サウスダコダで、ほぼ互角といってよいでしょう。

さて、予想に反して?一番活躍したのは老兵ともいえる長門でした。(もっとも、史実でも一番訓練成績が良かった??)
米軍戦艦の集中砲火にたじろぐことなく、逆に有効弾を次々に送り込み、第8ターンにアラバマを撃沈。第9ターン、サウスダコダが大和に損害を与え、追加打撃で火災発生・砲撃力半減として一矢を報いましたが、10ターンにはそのサウスダコダも戦闘不能とされ、米軍完敗。

システムに慣れたところで、今度は雷撃戦もしましょうと、ヒストリカルシナリオでは一番参加兵力が少ない「ベララベラ島沖夜戦」をしました。
先程とは担当を替えて、当方が日本軍。

セットアップ時点で距離は既に9ヘクス。米軍はSGレーダー(視界15ヘクス)を装備しているのですが・・。


先攻の日本軍が前進したところを、米軍はすぐにレーダー射撃。
先頭・旗艦の秋雲は、弾薬供給所に被弾して火災発生、砲撃力半減。


しかし日本軍はそのまま前進、発砲閃光に向けて魚雷発射。命中。
米軍先頭・旗艦のセルフリッジは最大速度半減、2番艦ジュバリエは轟沈。


第2ターン、米軍の砲撃により火災中の秋雲は弾薬庫に被弾し轟沈。しかし第3ターンに日本軍は後続の2隻が再び魚雷発射。セルフリッジを撃沈し、日本軍勝利となりました。
まさか千葉会でIJNをプレイするとは全く予想していませんでした。
sinyamagさん、今度はもっと大きいシナリオに挑戦してみましょう。


「IJN」が終わった後、もう少し時間があったので、y.nakanoさん、mitsuさんに誘われてsinyamagさんと共に「ドミニオン」を初プレイ。

mitsuさんのインスト上手もありますが、やってみて皆さんが「名作」と言われるのがよく理解できました。確かに、多人数ソロプレイ的な面はありますが、特に貨幣カードを自分のデッキに注入して、各種カード効果でグルグル回していくのは、現実の貨幣経済に通じるものを感じました。終盤、一足早く土地買いに走った甲斐があってか、ビギナーズラックで勝利してしまいました。sinyamagさんも既にお持ちとのことですので、今後は茨城会でも定番になりそうです。

今年一年間、千葉会の皆さんには本当に御世話になりました。来年も宜しく御願い致します。