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str_takeshi雑記帳@茨城歴史ゲームの会

「しみゅれ~しょんげーむ」を中心とした
趣味の世界

モスクワ陥落完全試合

2009-04-01 00:02:00 | モスクワ’41(CMJ084)
久しぶりの更新です。
年度末で諸々多忙だったりしていたもので・・。

そのため最近は主にモスクワ41をvassalでのメール戦でmastakosさんと対戦中です。
「ドイツ戦車軍団~装甲軍団シリーズ」は、戦闘時の防御側退却路を攻撃側が指示するシステムですので、極めてメール戦向きですね。「ハリコフ」や「レッドタイフーン」も、いずれやりたいなと思っています。

さて、現在メール戦3戦目が進行中ですが、今日は2戦目を御紹介。

実は対戦記をすでにmastakosさんが「MustAttack」の日記に
挙げているので、メンバーはそちらもご覧になって下さい。

私がソ連軍を担当。

mastakosさんの第1ターンドイツ軍の連続移動攻撃で、南北中央と戦線が大突破された状態。当初の構想では、北部の戦車軍団、この場合は3ユニットは一目散に後退するつもりだったのですが、実はmastakosさんが歩兵の戦闘後前進を「思わず・・」ミス。
0528の2個装甲師団を包囲することが可能となっています。
森林なので1コラムシフトされますが、3個戦車軍団1個歩兵軍団なら1:1は立つはず。確立1/3で独装甲2個師団潰滅できれば断然有利、とばかりに、自分で反撃命令を発動してました(笑)。
それならば、とモスクワ街道側でも反撃を敢行・・・。
これは流石に無謀でした・・・。

攻撃は3箇所とも失敗。まあ、当然といえば当然。

ログを見直して気がつきましたが、どうせやるのなら1328の2個装甲師団も包囲可能だったので、(比率はまず1:1ですが)積極策だったらこれでしたね。

戦友、水戸爺氏の言葉「適切なムーブにダイスは自然と付いてくる」を実感。

そんな具合で、2~3ターンでソ連前線部隊はあらかた消滅。
反撃命令ダブルムーブを使ってオリョル東方で再び独機械化部隊への1:1包囲反撃をかけますが、またもや失敗。
典型的な部隊損失過多、薄い戦線、戦闘比率上昇、部隊損失の悪循環へ。
カリーニンも早々に陥落し、北方盤端突破へクスの手当ても必要で、それでも無理してボロネジの守りに2個軍団を配置したのが致命的でした。

気が付くとモスクワ前面に、あと1ユニット足りない・・・。
しかもmastakosさん、南方スタートの機械化部隊もすべてツーラ経由でモスクワ南に展開。
北方の部隊も、こちらの戦線の「穴」を突いて見事な機械化部隊の浸透で、こちらの親衛赤軍の動きを封じ込めます。

図は第6ターン、ソ連軍戦闘フェイズ。もうモスクワは風前の灯で、ここはなんとしてもポドルスクを奪回して1へクスでも戦線を押し戻す必要があります。

戦闘比はこのゲーム、ソ連側で初めて立った3:1。でも結果はなんと「C」。
よって見込んでいた歩兵の親衛赤軍昇格も消滅。

ここで投了としました。
ポドルスク(1808)を奪回できなかったため、第7ターン、
ドイツは1709に27戦力5:1、1609に45戦力で、7戦力歩兵がでなければ6:1確実の組み合わせとなります。
5:1でサイの目が1ならDR1で、7ターンでのモスクワ陥落こそありませんが、
恐らく8ターンには戦闘比振り切れで陥落必至。

因みに未確認部隊は4戦力でした。

終わってみると、ソ連側の攻撃成功は一度も無し。
対してドイツ側は一度のEXもなく、部隊損失なし!!の完全試合でした。

一応、また「伝説プレイ」に登録ということで・・・・。





対戦記録2009年1月23日「クレムリンは見えるか!?」

2009-01-25 22:54:44 | モスクワ’41(CMJ084)
水戸爺氏とCMJ「モスクワ41」を再戦。御希望にて陣営は前回と同じ。

今回の独軍の方針としては初戦の経験も踏まえて、

1、ボロネジ方面に充分な歩兵部隊を遅延なく投入し、終盤の反攻に備える。2都市分のボロネジ、他はクルスク、オリョル、ツーラで5都市占領がとりあえず目標。

2、モスクワ攻撃の主攻軸は街道沿いの森林地帯を避け、比較的地形の開けた南方からアプローチする。

3、上記を達成するため、機械化部隊は積極的に前進させる。ある程度、被包囲の危険性があっても、推定される攻撃比率が低ければかまわない。

まあ、3の後段に関しては、甚だ疑問の方針ではありますが、多少?(多く)のリスクを犯さねばモスクワは届かないでしょうということで。

因みに初戦では赤軍司令官の水戸爺氏、援軍を主に前線投入で使用し失敗したと述懐してたので、序盤は慎重策でくると思っていましたが・・・。

序盤1~2ターンの独軍攻勢は概ね順調でしたが、突出した機械化部隊を見咎められ、赤軍は早くも第2ターン後半に3スタックに包囲攻撃を敢行。比率は1:1、1:1、1:2。おいおい、水戸爺氏、話が違うよ~。
もしも2箇所でDRが出たら投了だと思いましたが、天は我に味方しました。
3箇所ともARとなり、序盤で補給ポイントが足りない赤軍部隊は多くが第3ターンに天国ボックスへ。

南部方面はオリョルを機械化部隊集中で第3ターンに奪取し、第4ターンはツーラ方面に戦略移動。クルスクは歩兵部隊の参集を待って第4ターンに攻略。このペースならボロジノ方面は充分な戦力が送れそう。

第4ターン末、スターリン反撃命令が発動され、第5ターンはソ連軍先攻に。
ソ連軍は減点4点の4ユニットで攻撃。ここでまたしても被包囲へクスにいた我が装甲2個師団に1:1攻撃を敢行し今度は見事成功。当方は虎の子の装甲師団2個を失いました。

しかし今度はドイツ軍のダブルムーブ。まずツーラ北西部の戦線を打開。
ついで第6ターンは地面の凍結もあって機械化部隊先頭はポドルスクまで進出。モスクワ市街まであと2ヘクス。ソ連軍もすかさず反撃でポドルスクを包囲奪回。当方の自動車化師団潰滅。

第7ターン、独軍はモスクワ南方から総攻撃で前進。ボロネジは奪取。ツーラ周辺にようやく歩兵部隊が集結。
ソ連軍の反撃で、またしても機械化部隊が包囲攻撃を受けるがARで撃退。

第8ターン、ヘクス1707(3コラムシフト!!)への1:1攻撃が成功し、モスクワ河渡河に成功。ついにモスクワ市街に隣接。クレムリンを視界に捉えました。しかしポドルスクへの3:1はC!!。装甲4個師団が混乱し、補給不足で2個師団が回復できず。
ツーラは歩兵8個師団で包囲し、最終9ターンに攻略を賭ける。(赤軍が7戦力だとマズイかも・・。)


下図は第9ターン開始時のモスクワ周辺。


最終第9ターン。モスクワ死守のみを考えた場合は「空城の計」として、モスクワ市街に部隊を配置しないほうが(戦闘後前進による占領がなくなるので)良いのですが、
下図は「空城策」参考図。


水戸爺氏はVP期待値を考えて、独軍攻撃失敗、装甲師団混乱、ソ連反撃で潰滅を期待してあえて親衛赤軍を配置。

下図は第9ターン、ドイツ軍戦闘フェイズ開始時。

ええ、1:1で確率3分の1ですが、わざわざ勝負を受けてくれたなら、ここでは行くしかないでしょう。

モスクワ攻撃の結果は残念ながらAR。夢は叶わず~。そして「側面支援じゃ~」と本当はやらなくて良い攻撃を行ってヘクス1708に前進した2個装甲師団が補給切れ~混乱~潰滅で2VP献上。場合にてはこれが「敗着」となるところでした。
ツーラはアクシデントなく奪取防衛で一安心。ただコロムナは反撃奪回されてしまいました。(赤軍未確認戦力3部隊とも7戦力が出ました。)
VPの維持~確保だけを考えたら、コロムナをスタックにしたり、もう一度ポドルスクへ3:1をかける手もあったのですが、モスクワの魔力に惑わされました。

最終的に、ボロネジ6x2=12点、ツーラ5点、クルスク4点、オリョル4点、反撃命令未達成4点、機械化部隊潰滅-6点。
VP合計23点で独軍勝利で終了。
都市VP1個4.3点の期待値で計算すると、丁度引き分けの19.5点ですから、またしてもボロネジのポイントが勝負を分けた結果となりました。


対戦記録2009年1月12~14日「CMJ084号モスクワ41」

2009-01-19 08:12:16 | モスクワ’41(CMJ084)
今年も宜しくお願いします。

1月12日と14日に分けて、CMJ84号最新作「モスクワ41」を水戸爺氏と対戦しました。
システムは「ドイツ戦車軍団~装甲軍団シリーズ」を踏襲しており、若干連絡線~補給判定が加わった程度です。
例によって、私はぶっつけ本番、水戸爺氏は多少序盤をソロプレイ済みとのことで、当方はドイツ軍を担当。

第1ターンはドイツ軍の連続移動~攻撃ですが、ダイス目が好調!!!。中比率の攻撃がことごとく成功。
2次攻撃でも戦果を拡大し、ソ連軍戦線に大穴を明けます。続く2~3ターンもダイス好調維持で、観戦武官のtrigunさんから「まるで別人」との御感想。(自分でも、すでに今年の運を使い切った気がします・・・。)
ソ連軍は大部分が戦力未確認部隊なのですが、序盤は低戦力部隊の登場が連続したのもドイツ軍快調の一因でした。
これには、もう一方、観戦武官の西新宿鮫さんから、「後半は相対的に高戦力部隊が多くなり、モスクワ前面は強くなるかも」とのコメント。
スターリン反撃命令が3ターン末に発動されましたが、水戸爺氏は「絶対無理」と連続後退で戦線維持につとめます。
このため当方6VPを獲得も、4ターン後半~5ターン前半の連続移動攻撃では思いのほか戦果拡大ができず。
またこの辺りから機械化部隊と歩兵部隊が移動力差のため乖離しだし、頭を悩ますようになります。

下図は5ターン終了時。

クルスクは赤軍の1:2攻撃でDRが出て奪回されてます。
ツーラ東面ではこちらの1個装甲師団が包囲されてます。
ツーラを攻略しがてら救出の必要あり。
モスクワまではあと最短で5ヘクス。
残り4ターンでは到達は微妙!?。
1月12日はここまでで終了。

1月14日夜、戦闘再開。
ドイツ軍としては、引き続きモスクワを目指すことに変わりはありませんが、到達できなかった事を考えて、他の重要都市の占領も考えなければなりません。
VP期待値からみて、5都市分取れればかなり有利ですので、クルスク、オリョル、ツーラの3都市はまず確実。そうなると2都市分で計算のボロネジを取りに行くのが順当か。盤端からの反撃に注意は必要でしょうが、その分の余裕を赤軍に与えないようにするためにもモスクワへの圧力をかけ続ける必要があるのでしょう。

予想されてた事ですが、後半出現の赤軍部隊は高戦力が多く、またドイツ軍は歩兵部隊の遅延もあって、思うようには進撃できなくなりました。
第8ターン、モスクワ前面で総攻撃をかけます。装甲2個師団で赤軍戦力不明歩兵を攻撃しますが、戦力7で1:1AR。これでモスクワ攻略は物理的に不可となりました。

最終9ターン、当方の(8ターンの)移動ミスにより、2ヘクスからの攻撃となってしまい、冷汗ものの2:1攻撃を成功させ、ボロネジを奪取。続く赤軍の1:1での包囲反撃はARで死守に成功。
カリーニンはEXで占領できず。クリンは奪取に成功し、VP都市5.5個分で終了となりました。

下図はゲーム終了時。

都市占領合計で28点(ボロジノが6x2=12点!!)。
スターリン反撃命令違反が6点。
ドイツ機械化師団潰滅1個で-1点、計33点でドイツ軍勝利。

最後のボロネジでの赤軍反撃(確率3分の1)が成功してればVP19点となり、ドイツ軍敗北となるところでした・・・。
(最後までサイの目には助けられました。)