2020。エッグマンなつかしいな。
MAN WITH A MISSIONデビューから10周年を迎えるまでのドキュメンタリー。
実際は関係者インタビューが主で肝になるドキュメンタリー部分はフェイクというかドラマというか、このバンドを象徴するような虚実入り乱れ、ではないな。演出を楽しむような作りになっています。
フジロックのドラゴンドラの頂上、サイレントブリーズにいる体操のお兄さんがタワレコの社員さんということを初めて知る。しかもマンウィズに大きくかかわっていたとは。マジか。
面白かった。ガチドキュメントを求めてた人にとっては物足りないかな。
マンウィズは長男とよく観にいくので彼らのステージの素晴らしさはよくわっかているのだけれど、日本のバンドの海外進出の難しさがこの映画を見てもよくわかるなー。
言語の壁もなく失礼ながらイロモノ的なトリッキー演出をもってしても難しいとなると。
まあこればっかりはね。答えは出てますよ。アメリカではロックが死んだからでしょうね。彼らには古臭い音楽としてとらえられてるのかもしれない。最早懐古趣味なおっさんとニッチなオタクしかきいてないもんなー。大御所スタジアムクラスのバンドは集客できても新規参入は難しそう。そもそもアメリカ大丈夫かなー。チャート見てもマジでつまらん音楽ばっかりだもんなー。このあたりも日本人でよかったなと感じるな最近。音楽の多様性は今や日本がいちばん優れてると断言できるな。祝ガラパゴス。