あおむしの恋はちょっぴり☆オブザデッド

はやく人間になりたいオブザデッド

ザ・シスト 凶悪性新怪物

2024-02-25 12:00:49 | hulu

2020。スパイダーヘッドもどきかわいい!

SFホラー。…なのか?

 

80年代グロホラーを完コピ!前知識がなければ「バスケットケース」とか「ブレインダメージ」とかの間に埋もれてたカルトホラーか?とか思うはず。1986年あたりの?みたいな。

劇中設定も60年代でまったく完コピに無理がない作りになっていて楽しい。

80年代風ホラーを作る!というのが大命題なのでストーリー上の粗はありまくりますが気にしない。

なぜならモンスターを愛でる映画だから。

こいつは人間サイズになるとなぜか東映怪人っぽくなってあんまりかわいくないんだけど生まれたてと成長したところはかわいかったなー。

特に赤ちゃんと時のあの眼球が出てくる感じとか。よい。当然全部実物。よい。

ある意味猫映画と同じスタンスで楽しめるかなー。そういった意味では猫の日にもふさわしい映画であるといえます。

 

hulu最近ホラーが充実してきたな。うれしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルー、パリで生まれた猫

2024-02-25 11:51:56 | U-NEXT

2023。ねこかわいい。

フランスの猫映画というオサレ臭しかしない映画。猫の日だったし。うちの猫と同じ柄だし。

面白かった。

まー猫がかわいい。主役の女の子もかわいいけど猫がかわいい。

犬のランボーもかわいい。顔がだるんだるんでどこまでが口だかわかんなくてかわいい。

 

猫と女の子の成長譚。猫の成長の早さを自分と重ねる女の子の戸惑いが大きなテーマ。

なのですが猫がかわいい。撮影大変だったんでしょうねー。まじでお疲れ。まるで猫に演技指導してるような出来栄えは「子猫物語」以来でしょうか。あんまり比較対象にはされたくないでしょうが。

 

 

フランスと日本の猫に対する接し方や信条や常識の違いが見て取れるのもめちゃくちゃ面白い。

最近の日本の猫事情って極端に振りすぎているというかさ。これは猫に限らずなんだけど潔癖になりすぎているというかさ。

捨て猫もらってくるのにも厳しい審査があったりさ。都内の保護施設なんて収入証明まで求められたりさ。そのうえで独り者の男はダメだったり65歳以上はダメだったりさ。

経験談でしかないけど都内の保護団体の人って大抵きつい顔しててなーんかけんか腰というか常にピリピリしてるというかさ。なんか上から目線というか。まあいろんな人の相手してるとしょうがないだろうけどさ。

じゃあお前らが全部飼えよとか思ったりさ。

そういうのの影響で一般の「うちの猫が赤ちゃんを産みました。育てられないのでもらってください」みたいな人まで保護団体と同じような条件つけてたりさ。それが常識だと思ってんの。馬鹿じゃねえのかと。あほか。

正直「たかが」猫だぜ。猫なんてなーんか生まれてなんとなーくうちにもらってきてって存在だっただろうが。それでイエネコは繁栄してきたんだから。

今の日本の猫に対する常識って究極的にはイエネコを絶滅させようとしてるじゃあないか。いいのかそれで。

もっとお気楽に、というのは語弊があるけども愛情をもって接すれば猫なんかずっと人間のそばにいてくれるんだから。それでいいじゃあないか。

命の尊厳を、命に敬意を、なんて言ってるけど「ペットを飼う」なんて行動自体が命に対する冒涜でしょうと。エゴこの上ないでしょうと。あほか。

 

猫は犬より断然飼いやすいし、一緒にいるだけで心が休まるし、もうちょっとこう入手のハードルを下げてほしいかなあ。

せっかくマイナンバーあるんだし公的な団体設立して保護猫もらった人の情報をデータベース化したらごく一部の虐待だのしてるクズもあぶりだせるだろうし、高齢者が万一なんかあっても猫の保護もしやすいだろうし。民間任せ、個人だよりのこの現状がピリピリムードを醸し出してるんだろうし。

今のままだと保護猫もらえない人はペットショップで買うしかないじゃない。あほみたいな肉体改造されたかわいそうな猫たちをさ。

マンチカンかわいー。なんて言ってるけどあんなの奇形同士のかけ合わせじゃないか。猫の品種の歴史なんてまだまだ浅いんだから。なんだよ「足の長いマンチカン」って。それエラーが出なかったただの雑種だよ。

エキゾチックが必死に水飲んでる姿観て微笑ましいとかさ。あほじゃねえか。スコティッシュなんて大抵腰悪いしさ。

なんかその辺をすっ飛ばして「かわいいー」じゃねんだよと。もっとこうたかが5、60年くらいの「猫の品種(笑)」の歴史を知ったうえでかわいがってほしい。遺伝疾患同士のかけ合わせというなんならエゴの最たるものというかマッドサイエンティスト的な様相を知ったうえで楽しんでほしい。

 

…とか日本猫事情にぶちぎれてる割にフランスの猫映画にはほっこりする割に違和感あるっちゃああるんだよなー。日本の潔癖に慣れすぎたんだろうか。

ことノネコの問題に関してはね。外来種としての猫は日本ですら多くの他の固有種を絶滅の危機に追いやっているわけで。生態系が存在する自然環境での異物としてのノネコは駆除対象であることは当然のことだと思う。外来種すべてに言えることですがどこまで行っても人間のエゴ以外の何物でもないのですが。

せめて生態系に影響の少ない都心部を「ノネコ特区」にして、それ以外は駆除対象にするとか?現状とあんま変わんないかー。全部駆除対象にしたら田舎の人も怒るだろ。

とかうちの6匹の猫たちといっしょに猫についてあれこれ考えた猫の日でした。

映画の猫のルー君はキジトラ柄で滅茶苦茶かわいかったです。たまに模様がクラシックタビーになったりそうじゃなくなったりしてかわいかったです。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする