目覚し時計を買った。時計というのは、安いものでも正確になってきたので、まずはデザインだけを考えればよろしい。
デザインとは何かというと、これが存外難しい。見た目だけがデザインではない。使い勝手とか、ベルの音とか、設計思想のようなものまで含めてデザインである。
私の買った目覚し時計は、じつにたいしたことない外見なのであるが、深い?意味において、デザインが特急つばめをひいたC55蒸気機関車に似ている。
C55 はもともと普通の蒸気機関車なのだが、流線型のカバーをつけて、ちょっと蒸気機関車に見えない流線型のフォルムのものを作り、これが特急列車を牽引したそうである。流線型にすることによる空気抵抗が問題になるような速度は出ないから、これはまったく見掛けだけのものなのだとか。
さて、私の目覚し時計は、まず普通のベルをハンマーでたたくタイプのものだ。電子式のものから比べると、これはレトロと言える。しかし、問題はその後だ。
たいがいこのタイプはそのレトロさを売りにして、大きなベルが時計の外側についている。ところが、私の買ったものは、内容はレトロなハンマー式なのだが、これが凹凸の少ないカバー内に完全におさまっていて、見掛けが電子音式のものと変わらない。こんなところがなんだか「つばめ」の C55 っぽいのである。
使ってみると、火災報知器のような音で起こしてくれる。スヌーズ機能もついていて、中途半端に電子的であるのも、なかなかよい。電池は単二電池を使うという硬派ぶり。
この時計は、セイコーの中国製で、型番は KR739S とあるが、リンクを張ろうとして google で検索しても一件もヒットしないところをみると、ヒットしなかった商品なのであろう。
デザインとは何かというと、これが存外難しい。見た目だけがデザインではない。使い勝手とか、ベルの音とか、設計思想のようなものまで含めてデザインである。
私の買った目覚し時計は、じつにたいしたことない外見なのであるが、深い?意味において、デザインが特急つばめをひいたC55蒸気機関車に似ている。
C55 はもともと普通の蒸気機関車なのだが、流線型のカバーをつけて、ちょっと蒸気機関車に見えない流線型のフォルムのものを作り、これが特急列車を牽引したそうである。流線型にすることによる空気抵抗が問題になるような速度は出ないから、これはまったく見掛けだけのものなのだとか。
さて、私の目覚し時計は、まず普通のベルをハンマーでたたくタイプのものだ。電子式のものから比べると、これはレトロと言える。しかし、問題はその後だ。
たいがいこのタイプはそのレトロさを売りにして、大きなベルが時計の外側についている。ところが、私の買ったものは、内容はレトロなハンマー式なのだが、これが凹凸の少ないカバー内に完全におさまっていて、見掛けが電子音式のものと変わらない。こんなところがなんだか「つばめ」の C55 っぽいのである。
使ってみると、火災報知器のような音で起こしてくれる。スヌーズ機能もついていて、中途半端に電子的であるのも、なかなかよい。電池は単二電池を使うという硬派ぶり。
この時計は、セイコーの中国製で、型番は KR739S とあるが、リンクを張ろうとして google で検索しても一件もヒットしないところをみると、ヒットしなかった商品なのであろう。