漢語を仮名で書く字音仮名遣いというのは、なかなかやっかいだ。(私は歴史的仮名遣いの復活論者ではないが、明治時代の辞書を引いたりするのには必要だ)
驚いたことに、字音仮名遣いは、未だにメンテナンスがされていて、少しずつバージョンアップされているらしい。
手近にあるものを見てみる。広辞苑第4版では、中国は「ちゅうごく」のままということで、とくに字音仮名遣いを加えていないが、新潮現代国語辞典では「ちうごく」になっている。
新しい研究成果のせいで、鎌倉より前にどう発音していたか、ということがだんだんわかってきて、改訂されているのだという。
なんだか Windows 時代になっても、しばらくは MS-DOS の新しいバージョンが作られていたのに似ていて、愉快なことである。
もっとも、言海など明治時代に作られた辞書を引くという目的ならば、新しいバージョンの字訓仮名遣いではなくて、古いバージョンのそれを使わないといけない。
驚いたことに、字音仮名遣いは、未だにメンテナンスがされていて、少しずつバージョンアップされているらしい。
手近にあるものを見てみる。広辞苑第4版では、中国は「ちゅうごく」のままということで、とくに字音仮名遣いを加えていないが、新潮現代国語辞典では「ちうごく」になっている。
新しい研究成果のせいで、鎌倉より前にどう発音していたか、ということがだんだんわかってきて、改訂されているのだという。
なんだか Windows 時代になっても、しばらくは MS-DOS の新しいバージョンが作られていたのに似ていて、愉快なことである。
もっとも、言海など明治時代に作られた辞書を引くという目的ならば、新しいバージョンの字訓仮名遣いではなくて、古いバージョンのそれを使わないといけない。
知りませんでした。
私は「きうり」が好きです。