辞書引く日々

辞書が好きなのだ。辞書を引くのだ。

シャレか?

2008年09月25日 | 言葉
何か無用なことをしようと思って、ラテン語の文法書を読んでいる。すぐに放り出しては一年くらいしてまた取り上げるという具合だから、なかなか進まぬ。

たいがいの文法書には練習問題があるが、ほとんどの場合解答がついていない。教室で使うことを考えているからなのだろう。

昨日、羅文和訳をやっていて、「うっわー、わからん!」とつぶやいた(心の中で叫んだ)。そこまでの問題に比べて急に難しくなったように思われた。解答もなく、解説もほとんどないから、泣く泣く一語一語活用を確かめ、辞書を引き、文法事項を確かめて、なんとか意味を理解した。こんなような意味だった。

「もしあなたにとってこの本のいくらかの部分があまりに曖昧なものとして見えるならば、あなたは、どんな技術も修練なくして会得できるということはないということを考えなければならない」

はは、シャレだったか……

(和訳間違ってたら乞う御指摘
問題文:
Si tibi nonnulla in hoc libro videbuntur valde obscuriora, cogitare debebis nullam artem sine ulla exercitatione percipi posse. 泉井久之助『ラテン広文典(新装復刊)』p.l96)

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