県議会は9日、4589億円の2015年度一般会計当初予算案など70議案を可決・同意して閉会した。県議は統一地方選で改選されるため、今期で引退を決めている4議員が議会終了後に登壇してあいさつ。議長の閉会宣言後には全員が議場で万歳三唱した。
県議会(定数37)の現行議員数は33人。4年前の前回選後から今年2月までに、公職選挙法違反や衆院選への出馬、体調不良などを理由に3人が辞職したほか、3人が死亡したため計6人が姿を消す一方、12年12月の補欠選挙で新たに2人が加わっている。
県議会は9日、4589億円の2015年度一般会計当初予算案など70議案を可決・同意して閉会した。県議は統一地方選で改選されるため、今期で引退を決めている4議員が議会終了後に登壇してあいさつ。議長の閉会宣言後には全員が議場で万歳三唱した。
県議会(定数37)の現行議員数は33人。4年前の前回選後から今年2月までに、公職選挙法違反や衆院選への出馬、体調不良などを理由に3人が辞職したほか、3人が死亡したため計6人が姿を消す一方、12年12月の補欠選挙で新たに2人が加わっている。
東日本大震災から11日で4年を迎えるのを前に、名古屋市中区の東別院で7日、「被災者応援・犠牲者追悼イベント」が行われ、小雨の中、参加者約150人が犠牲者の冥福と被災地の復興を祈って手を合わせた。
NPO法人「愛知ボランティアセンター」が2012年から毎年開催。境内には、震災の犠牲者数(今年2月10日現在)と同じ1万5890個の手作りのキャンドルが並べられた。
<四国の味 知っていますか?>
ユズが香る甘酸っぱい酢飯に、地元産のミョウガやコンニャク、旬の菜の花など色とりどりのネタがのっかる。ほおばると素朴な味わいが口にじわりと広がった。
太平洋に面する高知といえば魚のイメージが強いが、少なくとも江戸時代には食べられていたとみられる。当時、山間部では新鮮な魚は手に入らず、郷土料理に詳しい高知県立大健康栄養学部助手の彼末富貴(かのすえふき)さん(54)は「山菜で『すし』を楽しんだのではないか」と推測する。
「田舎ずし」の名が付いたのは1986年、食糧庁の「ふるさとおにぎり百選」に選定されてからだそうだ。
「特別な日だけやのうて、昔から食卓にあがる料理。家庭によって味が違うきね」。高知市神田の居酒屋「かわにし」の川西ひとみさん(59)に、手ほどきを受けた。
まずは買い出し。市中心部で毎週開かれる木曜市で、食材を選ぶ。
「香りが強い干しシイタケより、生の方がユズが引き立つよ」「ゴマを忘れたらあかんで」。田舎ずし作りに初挑戦することを伝えると、店のおばちゃんたちが次々とコツを伝授してくれた。
いざ、調理。川西さんに教わりながら、炊きたてのご飯に酢と甘酸っぱいユズ酢などを混ぜ、ゴマとみじん切りにしたショウガをたっぷり入れる。江戸前のさっぱりしたすし飯より、存在感は抜群だ。
シイタケは柄を落とし、コンニャクは袋状に切って甘辛く煮る。湯通しした菜の花とミョウガを甘酢に漬けると、菜の花の緑が際立ち、ミョウガは赤く色づいた。
シイタケとミョウガは一口大に握ったすし飯にのせ、菜の花は細く切ったのりで巻く。ミョウガの赤、菜の花の緑、シイタケの茶……。皿に並んだ具材の彩りが美しい。
「みんな高知の特産品。古里の魅力がいっぱい詰まってる」。川西さんの言葉に、地元の食材で四季を味わえる家庭料理への誇りを感じた。
◇簡単レシピ
具材 コンニャク1枚、シイタケ10本、ミョウガ10個、菜の花1/4束
〈1〉縦半分に切ったミョウガと菜の花をさっと湯がき、振り塩をして甘酢に浸す
〈2〉シイタケ、袋状に切り込みを入れたコンニャクは、だし汁に砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ1と1/2を入れて煮込む
〈3〉だし用昆布を入れて炊いたご飯(4合)に米酢80ミリ・リットル、砂糖100グラム、塩20グラム、適量のユズ酢を混ぜる。いりゴマとみじん切りにしたショウガをたっぷり加えるのがポイント
〈4〉すし飯を一口大に握り、具材をのせる
◇豆知識
ネタは様々だ。高知県内の収穫量が全国の約8割を占めるミョウガのほか、タケノコやゼンマイ、イタドリなど山の幸が使われ、「山菜ずし」とも呼ばれる。ハス芋の茎で、シャキッとした歯ごたえの「リュウキュウ」、ウリの一種「チャーテ」といった高知独特の食材もある。
◇後記
高知に赴任した昨年、初めてのよさこい祭りで一緒に踊った「高知のお母さん」に教えてもらいました。身近な食材を生かしたネタには、伝統と工夫を感じます。お世話になっている地元の人たちにお裾分けすると、「これで、いごっそうの胃袋はぎっちりつかめるがよ」。田舎ずしの人気を実感しました。(山田絵里子)
全国のダンスの愛好家らが集う第30回「全日本ラウンドダンスコンベンションin下呂」(日本ラウンドダンス協会主催)が、下呂市の下呂温泉・ホテル水明館で開かれている。8日まで。
ラウンドダンスは、男女のカップルが輪になって、ワルツやルンバなどの曲に合わせて、同じ振り付けで踊る。大会は年1回開催し、今回は、全国から30歳代から70歳代の会員約350人が参加。会場には、華やかなダンス衣装の男女が集い、華麗な踊りを披露した。
石川県かほく市から参加したダンス歴約50年という田中衛さん(70)は「年に一度の大会を楽しみにしている。大好きなダンスと会員との交流に心が弾みます」と笑顔を見せていた。
ファッションショー「神戸コレクション2015春夏」が7日、神戸市中央区のワールド記念ホールで開かれた。
阪神大震災後の神戸の街に元気をと、2002年にスタート。年に2回開いており、今回で26回目を迎えた。その後、各地で催されるようになったガールズファッションショーの先駆けとされる。
この日は、蛯原友里さんを始めラブリさん、中村アンさんら人気モデルやタレント約90人が出演。今年は、同じ色調で組み合わせる「ワントーン」がトレンドといい、それぞれが流行を先取りした衣装でランウェーを歩いた。シークレットゲストにはAKB48の小嶋陽菜(はるな)さんが登場し、歓声が湧き起こった。